「売れない演歌歌手の様なアイス」は僕が食べる!
先週の超猛暑日、フェリー乗り場での仕事で一日中炎天下にさらされた帰りに、深夜スーパーでその晩の食料と一緒にアイスを籠に入れた。
多分その時の閃きは、昼間の酷暑の中、エアコンの部屋でシャワーを浴びてからのシロクマと妄想を浮かべながら仕事をしていたのだろうと思える。
それから5日が過ぎたが、僕の家の冷凍庫には、弱小芸能事務所に所属する演歌歌手の様に、売れない原因が努力も、コネも、アイデアも、勿論、実力も中途半端である事がわかりすぎるくらい、寂しく可憐んに冷凍庫の中にアイスが一個だけ出番と言うチャンスを待っている。
多分5日前の晩には、一人飯を食った後は横になったまま眠ってしまったのだろう。
そして今日このシロクマを発見したのだ。
相変わらず売れていないのは当然で、僕しかいない家には誰もがそれを食べる人はいないのだから。
冷凍庫の隅でフタを曇らせスタンバイするシロクマアイスの前で僕は一瞬躊躇をするというか、開けたドアーをもう一度閉めて、少し息を整えてからもう一度ドアーを開けてみる。
5日前のあの酷暑に挑んでいた強気の僕と違う、もう一人の僕がシロクマを眺めている。
そして手に取る気持ちも起こらない事に愕然ととする。
5日前の僕とは違う僕がいるのだ。
僕の夏は終わったのか、それとも夏と言う楽しいワクワクがイメージできないのか、そもそも夏を楽しむのには、最低でも二人以上がいる事が厳しいゲップとなって現れたのか?わからないが、シロクマアイスに触れる事も出来ないのだ。
わいわい言いながら食べるのが夏のアイスと冬の鍋なんだろう。
60近いオッサンが夜に家で一人で食べるアイスには、もっと強く生きようと言うエナジーは無いのだ。
でも、冷凍庫でメジャーデビューを待つ演歌歌手の様なシロクマアイスに約束するよ。
この夏中には、最高の楽曲を提供するからその時は、キャンペーンをしよう。
そして「ちゃんと食べてる?なんか送ろうか?」と言う娘からのメールに、「今シロクマ食べてる!」
「笑い🤣」と答えよう!
世の中、少しバテないと見えないものがあるのだ。それは案外素敵なものなのだと思う!
先週の超猛暑日、フェリー乗り場での仕事で一日中炎天下にさらされた帰りに、深夜スーパーでその晩の食料と一緒にアイスを籠に入れた。
多分その時の閃きは、昼間の酷暑の中、エアコンの部屋でシャワーを浴びてからのシロクマと妄想を浮かべながら仕事をしていたのだろうと思える。
それから5日が過ぎたが、僕の家の冷凍庫には、弱小芸能事務所に所属する演歌歌手の様に、売れない原因が努力も、コネも、アイデアも、勿論、実力も中途半端である事がわかりすぎるくらい、寂しく可憐んに冷凍庫の中にアイスが一個だけ出番と言うチャンスを待っている。
多分5日前の晩には、一人飯を食った後は横になったまま眠ってしまったのだろう。
そして今日このシロクマを発見したのだ。
相変わらず売れていないのは当然で、僕しかいない家には誰もがそれを食べる人はいないのだから。
冷凍庫の隅でフタを曇らせスタンバイするシロクマアイスの前で僕は一瞬躊躇をするというか、開けたドアーをもう一度閉めて、少し息を整えてからもう一度ドアーを開けてみる。
5日前のあの酷暑に挑んでいた強気の僕と違う、もう一人の僕がシロクマを眺めている。
そして手に取る気持ちも起こらない事に愕然ととする。
5日前の僕とは違う僕がいるのだ。
僕の夏は終わったのか、それとも夏と言う楽しいワクワクがイメージできないのか、そもそも夏を楽しむのには、最低でも二人以上がいる事が厳しいゲップとなって現れたのか?わからないが、シロクマアイスに触れる事も出来ないのだ。
わいわい言いながら食べるのが夏のアイスと冬の鍋なんだろう。
60近いオッサンが夜に家で一人で食べるアイスには、もっと強く生きようと言うエナジーは無いのだ。
でも、冷凍庫でメジャーデビューを待つ演歌歌手の様なシロクマアイスに約束するよ。
この夏中には、最高の楽曲を提供するからその時は、キャンペーンをしよう。
そして「ちゃんと食べてる?なんか送ろうか?」と言う娘からのメールに、「今シロクマ食べてる!」
「笑い🤣」と答えよう!
世の中、少しバテないと見えないものがあるのだ。それは案外素敵なものなのだと思う!