スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみる!第二章vs死を想像しながら生きるvsそして名刺

2015年11月09日 | 自分的エッセー
とにかく生きてみる❗️これを書き出して5~6年経っている。
当初の目的は、役員だった会社が潰れ,それなりに債務を持った男が、さて、今後どう生きていくのか?を僕なりの目線と感覚で書こうと思ったのだ。
そのスタイルは、「どんなことをしても生きていってやる」と言う強い生命力の誇示をこのブログのテーマにしていた。だから、そのスタイルは何でも食べレるし、何処でも寝れるし、誰とでも友達になれれると言うことを実践していくことだった。

50歳を超えてツゥ~アウトを喰らった男が生きて行くモチベーションを同じ境遇の男達に伝えたかったのだろう。この先、「必ず良い事が起きる」ーーからと言う安易な 言葉に頼る事でも ないし、
「もうオワッタよ」的な諦めの歌を口ずさむ事でもない。
「良い事が来るのか」「それともこのまま徐々に歳をとってくたばってしまうのか」?など誰にも解らない、だからそれが解るまで「とにかく生きてみよう」と思ったのだった。

それから数年が経った。「とにかく生きてみる」に思想疲労が見えてきたのも事実である。その証拠に⁉️体の故障が出てきたのだ。
今年の9月2日に心筋梗塞で救急車で運ばれ、手術を受け何とか命を繋いだ。そして病院のベッドで古いブログを読み返してみたら、当初のあの気持ちが薄れてる事に気がついた。
「どんな事をしてでも生きてやる~~~」と言う強い生命力が薄れて来ていたのだ。
そしてそれに変わり、「どうせ人間、必ず一回は死ぬ~~」と言うフレーズがガンガン頭を過る事が多くなった。「そして死ぬ事を想像しながら生きてみる‼️」と思えば当たり前に聞こえるけど、声に出せば、文字にすればアクロバティク な人生感が頭に湧き上がって来た。
それは、今までの非でも無いくらいエキセントリック な生き方を示唆しているのだ。
まず時間に対する考え方! もう二度と会えないのではと言う思い! やり残しは嫌だと言う考えが込み上げて来る。
そして僕の行動や言葉はどんどん「前のめりに」成る。そして「とにかく生きてみるの第2章」がここに始まった。
そんなこんな思いを新しい名刺に託してみた。
若い頃、営業とアートディレクターと言うコンビで沢山の仕事をした同い年のデザイナーの小西君が作ってくれた、「とにかく生きてみる❗️」のロゴタイプです。

当初 Any way it Lives! のフォントはおとなしくカッコ良い系だったらしいのだが、なんか色々と話をしている内に「とにかく生きてみる」はもっとヤニコイ、ガラの良く無い優等生ではない、清濁合わせ呑むようなイメージになったらしく、オリジナルフォントでやり直してくれたのだ。


そうなんだ!これからの僕は、地を這ってでも生きる以上に、どうせ死ぬならー~~~と言う掛け声を出し、生きてみる❗️
とにかく生きてみる第2章が始まった。死を想像して生きる!暫くはこれに僕の持ち金をかけてみる事にする。

そしてこの第2章のイメージ画像としてこのコップをアップする。
病室でしか生えないコップ。色もダサいけど、保温抜群、落としても破れない!
このコップなら、なぜか知らないけど世界一周の旅に連れて行っても良いと思わせるのだ。

飾らない、機能追求というところに僕は、敬意を払っているのだ。
だだしこれで呑むお茶、コヒーは全くうまくはない。でも腹が立たないのが不思議だ。