スピリチャルTIMES 「とにかく生きてみる!」

スピリチャルTIMESの編集長北村洋一が、この不確定な社会に生きている人々の喜怒哀楽をレポートする。

とにかく生きてみるVS婚活パーティーに参加する

2013年06月04日 | 自分的エッセー

とにかく生きてみる!最近ブログの更新をしていない。その理由は、今手がけているSave ice cafeの運営に忙殺されていることもあるが、そこでの色々な出来事も、出会いも自分的思考も、すべてブログに書けばそれはそれで面白いのだが、いかんせん、いかにも宣伝に聞こえるのでは・・・と思う清廉な武士的思考がどうも邪魔をするのでは思い、更新がうっとしくなていた。
しかし私のoutput願望は募るばかりである。何か発信したい、伝えたいという思いが爆発しそうなくらい堆積してきた。そんな時に、保険会社主催の婚活パーテーィの誘いがあった。二つ返事での快諾である。outputというよりはネタ集めという要素もあったが、実際の話、「そろそろ再婚というステージに入っもいいのでは」と思い始めていたのだった。 
婚活パーティーに参加する第一条件は、シングルであるということである。冷やかしでの参加は、(取材とか話のネタとかの )真摯に参加される方や、傲慢な自分をそこに見てしまうので、今までは、この手の話もあったのですが、最後のところでは参加はしませんでした。
でも・・今猛烈に恋したいと思うし、「とにかく生きてみる」人生を送り出してはや6年くらいになる。その間は、自分に負荷を掛けながら生きてきたが、もうそろそろパワー切れになってきている。
ようするに「張り合いがない・・・」のである。「あなたなしでは生きていけない」という祈りを向けられていないので、その懇請に応える為に「自分は生き続けなければいけな・・・・・」という強い使命感が湧いてこないのである。ようするに依存されていないのである。

さて婚活Pである。早合点の天才である私は、「私を誘うということは、年齢的にもそれなりの方たちでは・・」と思っていた。行ってびっくり、ちゃんと適齢期の年齢の若者の男女が圧倒的に多く、ちょっことだけ×1ですか?という方がいたくらいだった。早速PRシートに記入して、ニックネームの名札をもらう。「トニーDゴールド」と書いたのを後悔した。初対面をほぐすエクササイズをしたあと、自己紹介タイムである。女性側のキュートなニックネーム「ひよこ」「あっこ」「のっち」とかがあり、男性陣も、マ‐坊とか、たっちゃんとか、ノーマルな自己紹介の中で、「トニーDゴールド」ですと言えますか?それでもいちびり丸出しで、うさんくさいおっさんが、「トニーです・・・・」とかましたのだが、一瞬そこは氷ついた空間に、そして「なんなんこのおっさん・・」的な視線が空気中を飛び交ったのだった。主催者さんだけに受けたのが、痛痛しかった。惨めだった。

 

                        

そしてお互いのPRシートをもって各5分くらいのお話タイムがある。
「ハジメマシテ・・トニーD・・・」ですと言う。しりから相手のPRシートを上からなめるように見て、徐に「よっこちゃんは、西宮からきたんだ・・ 仕事はパソコンのインストラクターで、休みに日は、買い物・・」と質問のようなそうでないようなことを聞く。まるで履歴書を見て面接する人事部長みたいな行為だった。7人め位の時にはずばり「面接ですやん・・」と言われた。
明らかに浮いているのがわかるのだ。久しぶりに浮いたのだが、浮きかたが悪いのだ。その後のグループトークでも話によっていくのだが、男性人の「おっさん、邪魔や・・」の無言のウザイ感を受けているのがわかる。
「ええか、よう聞けよぼけ・・・わしはな、あの伝説の朝日放送の番組、フィーリングカップル5vs5の予選で、1番から5番まで、爆笑メンバーを引き連れて登場して、わなわなのわちゃちゃで、おもろすぎて番組になられへん・・と言われ、丁寧にお断りされたオーシャン5のキャプテンやってたんやぞ・・」と言いたいのも我慢して、その白い目線に耐えた。
それでも気にいっ女性の番号を記入しなければならない!
性差を考えずに、まじめにいい家庭を築けるような女性をマークするか?
たまに食事したり、コンサートや美術館に行ったりとかの、足長おじさん的つきあいが出来る女性をマークするか?それとも50年来の友の期待どうりに、「すぐいける・・・」という最も本能的な選択肢をとるのかである。
友よ!私は裏切らんぞ・・・ 勿論本能的な選択肢をとった。決めての最優先はすぐに出来るかである。
婚活Pでは最低のチョイスであるのは理解するが、ここで当てにいくバッテングをしていては・・・
死んでも死にきれんのだ・・・・われぇ  私は少なくとも、すぐやれるというハードルを女性と知り合う時に立てる傾向がある。このハードルはある時は高く、ある時は軽がると越えることが出来るからやっかいなのである。でもこの類のパーティで、こんだけアウエイななかで私に魂に火をつけることが出来る要素はただひとつ・・「やれる・・」という念である。

当初、総取りを豪語していた私の計算は、はかなくも崩れた。カップル成立の話を横目でみながら、今回の反省を点をさぐった。
 私はアオイテルヒコばりに胸襟を開いて接した。でも惨敗した。

                           

問題は多分あれやろ・・・・・な!! あれや!!