MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

現場

2010-02-16 | Weblog
O氏が来た。
と思ったら

「今そこで車ぶつけられた!」

と言って、一瞬ですぐにまた出て行ってしまったではないか。

へ?
慌てて外を見てみると、確かに誰かの車とO氏の車がぶつかっているぞ!

おおっ!
これは凄い!
友達の車が目の前で事故っているって、なかなか経験出来ない事だよね。

幸いにして、お互い少し破損している程度。
ケガもなさそうで、相手の方と何やら話しをしている様子。
ここでボクが出て行っても邪魔になるだけだろうから、あえて近寄らず。
室内で黙っておりましたわ。

するとしばらくして、再びO氏

「今から交番に行ってくる」

とまたも一瞬顔を出して去って行ってしまった。

別にO氏が今日来る予定になっていたわけではない。
当然ボクが呼んだわけではないし、何をしに来たのかも分からない。
けど自分のとこの駐車場で事故ると、なんだかボクも微妙な罪悪感が出てくるから不思議だね。

それから1時間半後。
疲れ切った表情で、ようやくO氏が戻ってきた。
バタバタしたけど、どうにか後処理が終わったようだ。
車も代車が用意されていた。

ご苦労さんでした。
災難でしたな。

「いや、これを持ってきたんだけどね」

と傷心のO氏が差し出してきたのは、広島カープのお好み焼きせんべい!



これを持ってきただけだったのか!
こないだ旅行に行った時のお土産らしい。

これを届けるために…
事故にあってまで…

そう考えると、この広島カープのお好み焼きせんべいが非常に貴重な物に思えてくる。

普段だったら
「広島行ったんなら牡蠣でしょうが!しかも広島カープは好きじゃないって!」
と、貰っておきながら文句を言うとこだけど、さすがに今日ばかりはそんな事言えやしない。

何しろO氏が命がけで届けてくれたものだ。
涙を流しながら1枚1枚かみしめることにしますよ。

とりあえず、中に入っていた広島カープのオリジナルシールだけはO氏に返したけどね。
このシールを交通安全のお守りとして持っておいてもらおうと思ってさ。

色黒の肌が、今日は若干白く見えたほどヘコミ気味で帰っていったO氏。
ま、とりあえずお互い貴重な経験が出来たから良しとしておきましょう。

野菜とカルビ

2010-02-15 | Weblog
R氏&Y氏と打ち合わせ。

終わったのが22時前。
遅くなったけど、晩ご飯に出かけましょうかね。

「じゃあ焼肉に」とY氏。

「この時間から肉はないだろう」とR氏。

「いや、打ち合わせの後ってのは肉しか考えられないでしょ」とY氏。

寿司と焼肉をめぐる激しい攻防だ。
それを黙って静観するボク。
ボクとしてはどっちも悪くないから、決着がつくまで中立の立場でいるしかないのだ。

最後は結局Y氏が勝ち、3人で焼肉屋さんへ行くことになった。

さあ、いっぱい食べましょうかね。
と席に着く。

が!
そんな中、R氏は
「今日は肉は食わん!」
と言うではないか。

え!?
焼肉屋さんですよ?
そして、普段なら喜んで肉を食べているR氏ですよ?
どしたの?

と思ったら

「実は今週健康診断がある。だから今日は野菜中心で行く」

だって。
なるほどね。
だからあれだけ寿司を希望してたのね。

でも普段は思い切り不摂生しているんだから、今さらあがいたってもう遅いのに…
でもそう言うんだったら仕方ない。
止める理由もない。
ボクとY氏だけで肉を食べる事にしましたよ。

冷麺を食べているR氏に見せつけるようにして肉を焼き、
雑炊みたいなのを食べているR氏に見せつけるようにしてモリモリ食べましたわ。

と言ってもボクもちょいと控えめに。
一応ダイエット中だし、時間も遅めだしね。
また近々早い時間に来て思い切り堪能する事にしよう。

一方、Y氏だけはそんなのお構いなしで食べ続ける。
しかもこの人、かなりのカルビマニアなんだよね。
カルビを愛し続けているのだ。
将来子供が生まれたらカルビと名付けるだろうし、部屋の芳香剤はカルビ臭にしたいと言っているほど。

当然焼肉の時はカルビしか食べない。
あとはライスだけだ。

普通の人が焼肉に行けば、カルビ食べてロース食べてホルモン食べて、たまには野菜も食べてってなるもの。
それが極自然な流れだ。
けどY氏は違う。
カルビ!カルビ!カルビ!カルビ!ご飯!カルビ!カルビ!という極端なローテーション。

当然鉄板にはズラリとカルビだけが並ぶ。

たまには他のも注文すればいいんじゃない?
とこちらが心配になるけど、Y氏の注文はカルビのみ。

その横では雑炊を食べていたハズのR氏も、野菜を焼いて食べ始めた。
健康診断で少しでもいい結果にしたいという悪あがきの為の野菜接種だろう。
そして、みんなが何かを焼いているのを見たら、自分も焼かずにいられなくなったらしい。

野菜をガツガツ食べるR氏と、カルビをガツガツ食べるY氏。
これほど両極端な光景はなかなかないぞ。

ま、ボクとしてはしらばく食べたかったレバ刺しが食べられたので今日のとこは満足ですわ。

しかしR氏は、健康の事考えるんだったらピーマンも残さず食べるべきだな。
もういい歳なのに…。

もらい花

2010-02-14 | Weblog
とあるホールへ撮影の仕事に行ったら、帰りにお花をもらった。

そういえば受付に大量に花束や生花が届けられていたもんね。
さながら、笑っていいとものようだった。

正直、それほど花に興味はない。
けどやっぱりもらうと嬉しいね。

夜、家に帰って愚妻に渡したら、ホコリを被っていた花瓶を取り出してきて刺してましたわ。
愚妻は自ら花を買ってきたりするような女らしいとこは全然ない。
我が家には鉢植えが2つあるけど、ボクが定期的に水をあげて育てている。
愚妻に任せていたら枯らしてしまうだろうから。

実際、愚妻が育てていたのはことごとく枯れている。
「枯らそうと思っても枯れない」ってのを義姉にもらった事があるけど、それすらアッと言う間に枯らしていたもんね。
あれほど早く枯らせられるとは、凄い技術だ。
しっかり計ってないけど、世界最速記録が出ていたのは間違いないだろう。

そんな感じなので、我が家に新しい花があるのは珍しい。
今日みたいに、どこからか貰ったときくらいだ。

でも何だか家の中に花があると、ちょっぴり優雅な感じがするね。
優雅とは違うかな。
なんというんだろ。
生活を楽しんでいるというか、生活にゆとりがあるというかさ。
そんな感じ。

薄暗い古ぼけたアパートの1室ながら、それがあるだけでちょっと違ってくる。
リッチな暮らしをしているように思えてくる。
部屋全体が明るく光っているように思えてくる。
ポヤンとした顔の息子もいつもより凛々しくみえるし、テレビも冷蔵庫も高級になった気がする。
花パワーすげぇよ。

貰いものじゃなくて、こういうのを自ら楽しめるゆとりを持つべきだろうな。
花って誰かに上げる時にしか買わないけど、たまには自分の為にも買ったほうがいいな。

これからは定期的に花屋さんに行こうかな。
絶対に行かないだろうな。

台湾

2010-02-13 | Weblog
撮影の仕事に行った。

今日の相手は、なんと台湾の方々。
とあるイベントで日本人もいるんだけど、メインは台湾の方々なんだよね。

台湾。
行った事もなければ、どんなとこなのかもよく知らない。
何が名物かも分からない。
正直、地図で示せと言われてもハッキリと答えられないと思う。

そんな感じで、生まれてから今まで台湾とは何の接点もなく過ごしてきた。

台湾人にどんな人がいるのかもよく分からないんだよね。
阪神タイガースにいる『林』くらいしか思いつかないよ。

あ、王貞治もそうか。

じゃあボクが今まで一番台湾との交流を深めたのは数年前、福岡ドームで王監督を目撃した時だろう。
かなり距離はあったけど、自分にとってはあれが最高に台湾と接近した瞬間だった。

それが今日、いきなりの大接近!
まさか自分がこれほど深く台湾と関わる時がやってくるとは思ってもみなかったよ。

ガッツリと撮らせていただきましたわ。
イベント自体も楽しかったし、いい経験をさせてもらいました。

しかし、海外の方を撮るようになるとは、ボクも国際的になったもんだな。
世界をまたにかけて活躍すると言っても過言ではない。
ビデオ撮影という肩書きを捨てて、ハイパーメディアクリエイターとでも名乗ったほうが良いかもしれないぞ。

そういえば昨日は香港に滞在中の方と会ったしね。
2日続けての国際交流。
日本国内で地味に生活していた男が、急にアジア2国の関係者と会う事になるとは驚きだ。

よし。
これからはやっぱりアジアだな。

シャインクラブもアジアのトップスターを目指そう。
アジアのトップスターって、どうやってなればいいんだろう。
なりかたが分からない。

今度本屋行った時に、「アジアのトップスターのなりかた」という本を探してみよっと。

香港

2010-02-12 | Weblog
K氏が来た。
ボクは初対面となる、Hくん(3歳くらいかな)とその両親も一緒だ。

仕事の関係で香港に住んでいる一家。
あちらでは旧正月とかで、昨日日本に帰省してきたようだ。

で、そのHくんが、ゴー!ゴー!シリーズのファンらしいんだよね。
ボクの知り合いのK氏の甥っ子さんなんだけど、その繋がりで見てくれたらしい。
動きも完璧に真似出来るらしい。
紙を持ってマサキの『イ~!!』ってのを再現したりするらしい。
両親いわく『世界一のファン』と言ってくれているらしい。

ありがたいなぁ。

んで今回、帰国中にボクのとこまで来てくれたんだよね。
貴重な帰国中に、わざわざ時間をさいて会いに来てくれるとは…。
嬉しい事ですよ。

でもちょっとプレッシャーもある。

それだけファンと言ってくれている子だ。
実物を見てガッカリされるわけにはいかないもんね。
主演3人の中でボクの事が一番好きと言ってくれている貴重な子だし。

今までも、ファンと言ってくれる子供さんに会った事は何度もある。
でもそれはたまたま会って「実はうちの子がファンです』という流れになったりする場合が多い。
今回みたいに、最初っから『ファン』と言ってくれている子が訪ねてくるという機会はなかったんだよね。

さて、どうしよう。
せっかくだから衣装に着替えておくか?
いや、でもそれはそれでどうかと思うぞ。

せめて主演3人揃ってりゃいいのに…。

と、ドキドキオタオタしているところへ、ついにHくんが到着。
たぶんここにボクがいるって知らされてなかったんだろうね。
ニコニコ入ってきてボクを見た瞬間、ピタッと固まっておりましたわ。

横では笑いながらその光景をビデオ撮影している両親やK氏。
たぶんボクを含めた周りの大人達のほうが盛り上がっていたなぁ。

照れているのか恥ずかしいのか、しばらくモニョモニョしていたHくん。
こっちを見ているものの、近寄ってこようとはしない。
だけど少しずつ慣れてきて、最後には一緒に写真も撮ったけどね。

褒められたから言うんじゃないけど、実に可愛い子供さんでしたわ。

でもそういえばHくんは、ボク(の役の)ズルいとこが好きって言ってたんだったな。
じゃあもっとズルい姿を見せたほうがよかったかもしれないぞ。
好かれようと思って笑顔で接してしまったけど、イメージダウンだったかもしれないなぁ。
失敗。

今度会った時は、全力でボクのズルさを見せつけてやらねば。