MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

一億円

2012-05-30 | Weblog
愚妻が、宝くじを買おうと言う。

そりゃ奇遇。
ボクもちょっと気になってたんだよね。

普段はあまり買うことなく、せいぜい年末のデカイやつを買う程度だ。
どうせ当たらないんだもん。

ボクはいつもネガティブなので、何をするにしても最悪の事を思い浮かべてしまう。
どんな事も、やる前から一番悪い状況を考えている。
だから宝くじも、絶対に当たるわけないと思ってしまうんだよね。

ま、年に1度程度とは言え毎年買っているんだから、可能性がゼロとは思ってないんだろうけどさ。
それでも95%くらいは外れると思っているよ。
宝くじに関しては、完全に冷めきってしまっているのだ。

でも今回の宝くじは、一億円がたくさんの人に当たると言っていた。
ほほぅ。
たくさんというからには、ボクも含まれているのだろう。
それは間違いない。

一億円か。
あって困るもんじゃないな。
じゃあ貰っておこうじゃありませんか。

という事で、購入。
買う時に「1位が10万円のほうならもっと当選確率高いですよ」と言われたけど、どっちかといえば一億のほうが欲しい。
なので丁重にお断りして、一億の宝くじを無事に購入しましたわ。

購入後、愚妻が「当たったらどうしようかなぁ」なんて言っている。

ふっ。
くだらない。
そんな事は当たってから考えなさいよ。
ま、宝くじを買ったら、その半分以上は『買ってから当選日までのワクワク感』の代金なんだけどね。
だからそれを考えるのを否定しないけどさ。

でもボクはネガティブ人間だから、どうしてもそこまでワクワク出来ないよ。
当たる前に考えるなんて馬鹿らしい。
時間の無駄だ。
そんな無駄な時間を使うくらいなら、他にもっと考える事があるでしょうが。

といっても。
やっぱり頭のどこかで「当たったらどうしようかなぁ」なんて考えてしまっている自分がいるんだよな。
それが悔しい。

しかも。
その使い道が、現実的ってのがもっと悔しい。

昔ならさ。
〈当たったら世界一周しよう〉とかさ
〈一生遊んで生活しよう〉とかさ
〈友達みんな集めて1日で全額使い切ってやろう〉とかさ
そんな感じの夢だったんだけどね。

今は違う。
〈カメラをもう一台買って、エアコンをクリーニングしてもらって、カーペットを新しくして、車のタイヤも新しくして…〉
と、何だかリアルな感じの事しか思い浮かばないのだ。

それが悔しい。
それが情けない。

自分のふがいなさをどうにか払拭せねばいかん。

よ~し。
実際に一億を手にしたら、豪快で男らしい使い方をしてやるんだからな!
そのまま丸ごと銀行に預けて、老後の蓄えにしてやるんだからな!
そして通帳眺めて毎日ニヤニヤしてやる。
みてろよ!

その時がくるのを楽しみに待っておこう。

5個

2012-05-29 | Weblog
息子(4歳)とスーパーに行ってた時。

お菓子売り場へと走っていく息子。
その中の、食玩コーナーへと一直線だ。

食玩ってのは、いわゆるお菓子のオマケ的なオモチャの事。
グリコのオマケとかさ。
ああいうやつ。
でも今の食玩はもう完全にオモチャメインになってんだよね。
前はどんなにオモチャメインでも、お情け的に小さいラムネ一個くらい入ってたと思うけど…。
今はそのお情けすら無くなって、オモチャのみ!

そんなのがお菓子売り場の横にコーナーになって置かれているものだからタチが悪いのなんの。
そりゃ子供たちも殺到しちゃうよ。

これよりもマナー辞典とか、学習ドリルのコーナーにしてもらえないものか。
そんなとこだったらいくらでも殺到してくれて構わないよ。

で、今日の息子。
そんな中で、アンパンマンの食玩を発見した。
定期的に新作が出ているシリーズだけど、また新しいのが出たようだ。

それを見たが最後!

「これ買う!」

と言ってその場から動かなくなったではないか。
何度「行くよ」と言っても、「買う!」と言って聞かない。

普段も聞き分けの悪さが特技の息子だけど、今日は一段と凄いな。
よほどこの新作が息子の琴線に触れたのであろう。

しかも。

5種類あるのを全部持って「全部買う!」と言っている。
落ちそうになるのを両手アゴ使って必死で耐えつつ、プルプルしながら持っている。

いやいや。
そんなに買うわけないでしょうが。
というか、一個すら買いませんよ。

と言っても離そうとしない。
こりゃ困ったな。
泣き叫ぶのを覚悟で引っ張って行くしかないな。

と思ったとこに…

「そんなに買ってもらえるわけないよねぇ」

という声。
見ると、小学2年書かれた名札を付けた見知らぬ男の子の姿。
息子もキョトンとしている。

そしてその少年は
「5日間買うのを我慢してから全部買ってもらえばいいやん」
と提案してきた。

君はなんだね。
突然現れたかと思えば、人の家庭に口出ししてきちゃって!

しかもその意見だと、一日一個は買うのが当然のようになっちゃってるしさ!
買わんぞ!
我が家はそんなに裕福じゃないんだから!

でも見知らぬ子につっけんどんにするわけにもいかず、やんわりと提案を否定いつつ息子を連れて行こうとする。
でも動かぬ息子。
そしてその少年も、いつまで経ってもどっか行こうとしない。
息子に、一個にするか5日間我慢するかを提案し続けている。

この子のお母さん、早く来てくれ~。

結局、その場を早く離れる為、一個だけ買う事にしましたわ。
あのままだと5個全部買うことになりそうだったからさ。
恐ろしい少年だった。
何者だったんだろう。
スーパー側が送り込んだ新手のスタンド使いじゃあるまいな?

息子には帰りにしっかりと言い聞かせたけど、あの少年の言うことを真に受けてないのを願っておこう。

トイレの電気

2012-05-28 | Weblog
トイレの電球が切れたらしい。

朝、愚妻が出かける前にそう言っていた。

電球をテーブルの上に置いておくから、後で交換しておいてとの事。

あら、珍しい。
自分で交換しないまでも、電球を用意しておくってのは愚妻らしくないな。
いつもなら何も言わずに見て見ぬフリをするだけなのにさ。
例え真っ暗な中でトイレを使う事になろうが、決して自分で交換する事はない。

でも今日は電球を出していると言う。
凄い進歩だ。

電球の交換ってすぐに終わる事だけど、でも面倒だもんね。
交換作業だけならまだいいんだけど、交換用の電球を用意するって行為もあるからさ。
我が家では収納の上のほうに置いているからそれを取るだけでも大変なのよ。
ダブルで面倒くさいのだ。

テーブルの上にいつも電球入れを置いてあるんなら、サッと取るんだけどなぁ。
けど、それはそれで普段邪魔でしょうがないだろう。
テーブルでご飯を食べる時も電球が落ちて割れるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまい、食べることに集中出来やしないと思う。

そんな電球を用意してくれているのなら、交換もラクだ。
面倒臭さも半分になる。

じゃあ、すぐにやりましょう。

愚妻が出かけた後にテーブルのほうへ行ってみる。

と!

ちっちぇえ!

なんじゃこりゃ!
親指ほどの大きさの豆球だぞ!

これって理科の実験とかで使うやつじゃないのか?

こんなもんでトイレが明るくなると思ってんだろうか。
まずサイズが合わないし、どうにか無理矢理付いたとしても、上の方がボンヤリと光るだけだ。

たぶん何も考えず、ただ電球があったからそれを出したんだろうなぁ。
ったく…。
結局それを片付けて新しい電球を出したので、二度手間になっちゃったよ。

値段が高いから敬遠してたけど、そろそろ我が家もLEDにして少しでも交換の手間を減らして行こうかな。


アイス

2012-05-27 | Weblog
夜、実家に行った時。

息子(4歳)がボクにアイスを持ってきてくれた。
もうすぐご飯なんだけどなぁ。
自分はちゃっかりジュースを持って来ていたので、共犯にさせるつもりだろう。

ま、いっか。
その悪事にボクも乗ろうではないか。
一緒に食べる事にしましたよ。

「ザクリッチ」というアイス。
名前は聞いた事あるけど、食べるのは初めてだ。

うん。
美味しい。

でも、ザクリッチと言うわりには、全然ザクザク感がないぞ。
このコーンのとこがザックザクすんじゃないの?
むしろフニャフニャしちゃってる。
もしかしたら古いのかもな。
アイスに賞味期限がないのは知っているので大丈夫だろうけど、食感には影響出るのかもしれない。

まあ別にいいや。
美味しく食べ終わりましたよ。

しかし。
しばらくして…

かいい!

耳の奥のほうが猛烈に痒くなってきたぞ!

あと、ノドの奥も痒い。

これはあれだ。
メロンとか食べた時と一緒の症状。

アレルギーの一種なんだよね。
手を突っ込んでバリバリかきたいけど、どうやっても手が届かない場所。
黙って耐えるしかない。
つらい。

それにしても何でだ?
メロンとかスイカとか、そういうのではいつもこうなるんだけどね。
だからあまり食べないようにしているのよ。

ザクリッチの成分を見ても、メロンやスイカは使われていない。
だとすると何だ?

もしかして!
アイスでもアレルギー反応が出ちゃったのか?

それは困るぞ!
猛烈に困る!

アイスが食べられないんだったら、ボクは暑くてサッパリしたい時に何を食べたらいいんだ!
ブラックモンブランも、ジャイアントコーンも、宝石箱も、ホームランバーも、もう食べられないって事か?
いや、食べられなくはないけど、この痒さと戦うのを覚悟で食べる事になってしまう。
そんなの嫌だ!

みんなで「冷たいもの食べに行こう」とアイスを食べに行った時も、ボク1人だけ「ところてん」を食べる事になる。
寂しい。

とりあえず、ザクリッチのどの成分で発症したのかを解明する必要があるな。
コーン部分なら、まだ救いがある。
単純に、コーンのないアイスを食べればいいのだ。

でもアイス部分だったらもう致命的だなぁ。
もう一生ボクはアイスとは関われない、アイスのない人生を送る事になるのだ。
そうじゃないのを祈ろう。

また食べるのは恐いけど、夏が来るまでに解明しておかねば…。

フリスビー

2012-05-26 | Weblog
息子(4歳)の保育園の、保育参加日。

子供の普段の保育園での生活を見るってやつ。
送り迎えはするものの、教室内での姿を見る機会は少ない。
年に一回、この日のみなんだよね。
しかも毎年行けるわけじゃないから、案外貴重だ。

歌をうたったり、ダンスを踊ったりするのを見る。

んだけど!

息子は何にもしやがらないぞ!

床に寝っ転がってゴロゴロしたり、愚妻にへばりついたりしているだけ。

動物園に来たわけじゃないんだぞ!
なんでわざわざ家でいつも見るような姿をここで見なくちゃいけないんだよ!

「ちゃんと歌いなさい」

と言っても、全然言う事を聞きやがらない。
他の保護者や先生の手前、怒る事も出来ず。
ただただ黙って息子のゴロゴロっぷりを見てきましたよ。

「いつもはちゃんと歌ってるんで」

と息子は言う。

先生も後からそう言ってたから、たぶん本当にそうなんだろうけどさ。
自分でそんな事を言うのなら、今日もちゃんとしなさいよ。

ったく…。

その後は、保護者も一緒になってフリスビーを作った。
フリスビーって言っても、単なる紙皿を張り合わせただけのようなものだけどね。
「フリスビー作りをする」とは聞いていたから、アメリカ人がよく公園でやっているようなのを作ると思って楽しみにしていたんだけどなぁ。

ま、いいけどね。
ドラえもんとかアンパンマンの絵を描いて作りましたよ。

最後は給食の時間。
今日は焼うどんらしい。
それは旨そうだな。
ちょうどお腹もすいてきた頃だよ。

と思ったが、食べるのは子供達だけ。

そりゃそうか…。

でも旨そうだな。

ちょっとくらい試食させてくれないかな。
というか、息子のを半分食べてもいいんじゃないかな。
息子のものはボクのもの、ボクのものはボクのものだ。
給食だからといって、ボクが食べちゃダメという理由はないよ。

しかし他の保護者は誰も食べていない。
こっそりと奪うチャンスを伺うものの、さすがに人数が多すぎてどこから見られているか分からない。
無念。
腹を鳴らしながら、恨めしく眺めて帰りましたわ。

あの後、保育園の前に焼うどん屋さんがあったらバカ売れだっただろうなぁ。
何もしない息子なんか見ずに、そんな商売をしていれば良かったよ。