MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

2011-04-30 | Weblog
我が家のベランダに。
数日前から蜂が出ると愚妻が報告してきた。

朝からずっと観察していたら、どうやらベランダの手すりの中に巣を作っているようだと言う。

それは大変だな。

蜂と行ってもミツバチだからそれほど恐さはないけど、でもベランダに巣を作られて気持ちのいいもんじゃない。
蜂がいるベランダと、蜂のいないベランダとでは、たぶん大多数が蜂のいないほうを選択するだろう。

しかし、ベランダの手すりの中って、どういう事だ。

よく観察してみると、確かに出入りしている様子が見える。

手すりの中って空洞だけど、そこに通じる穴が、あちこちにあるんだよね。
その穴を通って中に巣を作っちゃったようだ。

申し訳ないが仕方ない。
穴を次々にガムテープでふさいでいく。

一箇所だけポツンと空いているならラクだけど、あちこち入れる場所があるから大変だ。
おまけに相手は蜂だから、小さい穴も見逃すわけにはいかない。
もれのないように、丁寧に貼っていく。

貼っている途中に帰宅してきた蜂が周りを飛び交っているが、知らんぷりして作業を続ける。
部屋の中から窓越しに見ていた息子(2歳)が
「危ない!後ろに虫が!」
なんて言っていたけど、これくらいなら大丈夫なので、その言葉も無視して貼っていく。

これでいいかな。
ベッタベッタと手当たり次第に貼ったもんだから、かなり不格好だけど、一時的なものだからいいだろう。
ほとぼりが冷めた事に剥がせばいいわ。

けど…

巣に帰ろうとして集った蜂が、気付けば周りにウジャウジャ!

うわぁ。
10匹くらいの蜂が集っちゃってるよ。
ミツバチとはいえ、これは恐い。
しかもボクは彼らの巣をふさいでしまった張本人。
それがバレてしまえば、総攻撃をされるに違いない。

よし。
早いとこ部屋の中に入ろう。

としたら

開かない!

ドアが開かないよ。

息子がカギを閉めてやがるんだよね。

なにやってんだ、あの野郎。
ボクの事を心配してくれて優しいかと思ったのに、ベランダに蜂もろとも閉じ込めやがったのか!

急いで呼びつけカギを開けさせ、どうにか蜂の被害にあわずに脱出出来ましたよ。
恐かった。

しかし、その後。
愚妻が義父にあった時、何気なくその事を報告すると…

「天然の蜂蜜が取れるのに、なんと言う勿体ない事を!」

と怒られたそうだ。

う~ん。
住んでいる側からしたら死活問題だけど、確かに蜂蜜は魅力でもあるなぁ。
ベランダの穴の中から流れてくる蜂蜜ってのがちょっとイヤだけど、でもそれなら毎日食パンだけで過ごせる。
食パン持ってベランダに行き、流れてる蜂蜜につけて食べたら、新鮮そのもので美味しいに違いない。

今ならまだ遅くないので、やっぱりガムテープ剥がすかなぁ。
ベランダが蜂だらけになり、洗濯物も蜂だらけになり、服のあちこちに蜂が忍び込むようになるのが不安だけど…

安全を取るか蜂蜜を取るか…迷うとこだ。

ウェディング

2011-04-29 | Weblog
友達の結婚式に招待されたので、行ってきた。

と書けば、日付的にロイヤルウェディングに招待されたと思われるに違いない。
ボクとイギリス王室が繋がっていたって、何ら不思議はないからね。
むしろ、招待されていて当然だろう。

けど、何故かそちらから招待状は届かず、別の友達の結婚式に行ってきたんですわ。

それにしても、ロイヤルウェディング。
女王に頭突きしたり、皇太子の写真を切ったりしていたMr.ビーン(ローワン・アトキンソン)が招待されてたのは嬉しいね。
さすがはイギリス王室だな。
寛大だ。

んで、ボクは愚妻と共に友達の結婚式へ。
初めていく会場だ。

いつものように撮影を頼まれているので、カメラを持って辿り着く。
まずは、新郎新婦が準備をしている部屋へ入る。

と…

「うわぁ、お久しぶりです~!」

声をあげる担当の女性。

愚妻は半年前にも結婚式で来ているんだけど、どうやら覚えててくれていたようなんだよ。
誰の式に来てたかもちゃんと分かっていた。
愚妻の事だから他の人より派手に動き回って写真を撮っていたんだろうけど、単なる出席者の顔を覚えているとは…

凄いな。

さすがはこういう職業なだけあるね。
ボクなんかすぐに顔を忘れちゃうから、こういう人は尊敬するよ。
特に女性は髪型や服装でイメージが変わるから、常に同じ格好でいて欲しいと思うほどだ。

緊張してガチガチになっている新郎や、メイクをしている新婦を撮る。
普段から比較的大人しい新郎だけど、今日はいつも以上にもの静かだ。
ソファーに座ったまんま、何故か一生懸命おしぼりで携帯を拭いたりしている始末。

まあ、一生に一度の舞台だから、そりゃ緊張するだろうね。
リラックスさせようと、なるべく話しかけたりしていたけど、なかなか緊張はとれませんでしたわ。

そんな中、式場外観なんかを撮影していると…

何故か会場専属のビデオ屋さんと写真屋さんと意気投合してしまった。
『今日ビデオを撮る事になってます』
って挨拶に行ったんだけど、相手の方々も親切でさ。

ビデオ屋さんとはカメラも同じって事もあり、式の間もちょくちょく話してましたわ。
結局、この結婚式では。
新郎新婦はもちろん、出席者の誰よりもその2人と話してたね。

あ、もちろんちゃんと2人の様子は見て、しっかり撮っておきましたよ。
サプライズいっぱいの、いい披露宴でした。

おめでとう。

会場

2011-04-28 | Weblog
来月ある結婚式の二次会の幹事を頼まれている。

二次会の幹事って何度もやってきているけど、何度やったって場所を決めるのには苦労するな。
挙式の場所とか出席者の人数とかが毎回違うから、二次会会場も毎回同じってわけにはいかないもんね。

そして、店のセンスは幹事のセンスにも繋がるような気がする。

個人的には吉野家貸切とかでいきたいんだけどなぁ。
もしくはケンタッキー貸切。

牛丼やケンタッキーをいくらでも好きなだけ食べながらお酒を飲むって夢のようだよ。
そんな楽しいとこなら、新郎新婦も満足するに違いない。
ビンゴも盛り上がるに違いない。

とは思うけど、女性も多いからそうもいかないんだろうなぁ。

何しろ女性ってのは、新鮮さとオシャレさを求めるものだ。
目新しい店。
まだ行った事ない店。
オープンしたてだったら更にいい。

そして綺麗で清潔感あってシャレた曲がかかっていて、ちょっとした小物があるような店を好むのだ。

吉野家が二次会と言えば男性陣は歓喜するだろうが、女性陣からは冷たい目で見られるに違いない。
幹事であるボクのセンスが疑われ、モテ度がさらに下落してしまうだろう。

そんな事になるわけにはいかない。
だから苦労するんだよな。

オシャレな店ってのは、ボクにとっては一番居心地悪いんだけどさ。
店の雰囲気も、店員さんもオシャレだから、オシャレじゃないボクは引け目を感じてしまう。
「あ~あ、鼻の大きいダサイのが来ちゃったよ」
と思われてるんじゃないかと思うと、ドキドキしちゃうもん。

でも、モテ度を下げないためにも、シャレた店を探す事にした。
食事場所が載ってるフリーペーパーを見ながら検討。

で、一応決定。

けど、ここは行った事がない。
周りの数人に聞いたけど、誰も行った事がないと言う。

じゃあ下見がてら食事に行きましょうかね。
ちょうどR氏から電話があったので、二次会には関係ないけど彼も一緒に連れていった。

そうしてお店に到着。

したけど。

暗いな。

シャレた店には暗めの店が多いけど、ここはかなり上位クラスの暗さ。

やっぱり来ててよかった。
ホームページの写真じゃ、この暗さは分からない。

この時点でここで開催する気が30%ダウン。

そしてここのウリであるハンバーグを注文。
ついでにピザも注文。

けど、なかなかこない。
ボクらが入った時は誰もお客がいなかったのに、ドリンクが届くだけで5分以上かかっている。

さらに開催度ダウン。

やっと届いた食事を食べる。

ビックリするほどご飯が柔い。
そして値段のわりにピザがちっちゃい。

こりゃもう無しだな。

味とか店員さんの雰囲気は問題ないけど、色々候補がある中でわざわざここで開催する必要はないよ。
ということで、そのまま帰りましたわ。

またどこかいい場所を探さなくちゃ。
期間がないから急いで探さなくちゃ。

誰かいい店知ってたらご連絡よろしく。

2年ぶり

2011-04-26 | Weblog
ラーメン屋さんへ行った。

たぶん、2年ぶりくらい。
愚妻が大好きな店だ。

何故か外でウサギを放し飼いしていたり、店頭で野菜を売り出したり、横で中古車屋を始めたりする店だ。

いつもご飯が足りない店だ。
お仏壇のご飯のような量を茶わんにちょびっと乗せ、「これしかないんです」と申し訳なさそうに持ってきた事もあった。

麺同士がくっついていたりする事も、炒飯がべちょべちょなのも当たり前だ。

Y氏は、普段滅多に連絡のない父親から久しぶりに電話が入ったかと思えば
「あの店に行くのはやめておけ」
と言ってきた事があったほど。

でもかれこれ何年も頑張っている店。
愚妻のようなファンが多いんだろうね。

さて、久しぶりに行くけど、あれから何か変わっているのかな。
とワクワクしながら店内に入ると…

無音。

若者が1人カウンターにいて、テーブル席に母と息子さん(推定3歳)が食べていた。

けど、無音。
テレビも無けりゃ、BGMも無し。
そして、「いらっしゃいませ」も無し。

入る時にカウンター内を見たら、店主(店員は店主1人)は呑気に新聞を読んでいた。
たぶんこちらに気付いてないんだろうな。

メニューを選んで「すいませ~ん」と言うと、驚いた顔して走ってきたもんね。
でも靴を履き替えてたらしく、慌てて脱いだり履いたりしてましたわ。

おいおい。
誰もいない時ならともかく、店内にお客さんがいるって時に、それほど新聞に集中するか?
しかもわざわざ靴まで履き替えてリラックスしちゃって。

ま、この店らしくていいけどね。

無音のまま待つ。
たまに、母子の話し声とラーメンを作る音が聞こえてくるくらいだ。

しばらくして到着したラーメンを食べる。
2年ぶりという事で、腕を上げたらしく、くっついている麺がない。
大変な修行をしてきたんだろう。
次は、乗せている具材が冷たくないという研究をして欲しいものだ。

と、ここで、店主がラジカセの前に行って操作を始めた。
どうやらようやくBGMが止まっている事に気付いたようだ。

急に爆音で流れ始める嵐の「WISH」。

音でけぇ!

すると、ラーメンを食べていた子供さんが急に席を立ち、その場で踊り出すではないか!

なんだこりゃ。
何かのパフォーマンスか?

しかし店主は無反応。

お母さんの会話を聞く限り、どうやら幼稚園で踊っているようなのよね。
可愛らしいじゃないですか。
しかし店主はニコリともせず無反応。

そして、意図があってかどうか分からないけど、その次の曲が終わるとラジカセを何故か止めてしまいましたわ。

その親子が還る時。
会計が終わった後

「ほら、バイバイして」

とお母さんが言うと、息子さんはおりこうに

「バイバイ~」

と笑顔で手を振る。

が。

「ありがとっした~!!」

と、大人のお客に対するような威勢のいい声で、笑顔もなく対応する店主。
愚直だ。

とりあえずまあ、以前と変わってなくって安心したね。
またいつか、思い出した時にでも様子を見に来る事にしよっと。

あんにん

2011-04-24 | Weblog
マサキ邸に行った。
数人でたこ焼きパーティーをするって事で、駆けつけたんだよね。

マサキ邸に行くのは2回目だ。
前に来た時はちょびっとお邪魔しただけだったので、ちゃんと来るのは初めて。
楽しみだ。

しかし。
ご飯をご馳走になるんだから、手ぶらってわけにはいかない。
ケチって思われたくないからね。
ということで、途中にあるスーパーに寄った。

普段から安いのが大好きなマサキ。
じゃあ手土産も安いほうがいいだろう。

という事で、なるべく安いのを物色。
時間的に『半額』とかが無かったのが残念だけど、特売コーナーにあったお菓子とかを買っていく。
大好きな特売ものが貰えて、マサキもさぞかし嬉しかっただろう。

そうしてたこ焼き開始。

美味しい。
我が家にもたこ焼き機はあって、昔はたまにしていたんだけど、最近は全く触れていない。
作るの面倒だけど、美味しいんだからたまにはやろうと思ったね。

それにしても、たまにタコじゃなくて柔っこい食感のがあるなぁ。
よく見ると、魚肉ソーセージ。

はは~ん。
なるほど。
タコ代を少しでも節約するために、魚肉ソーセージときましたか。
なかなかやるな。

と思ったら、どうやらまだタコをちゃんと食べられない息子(2歳)の為に用意してくれたとの事。

危ないとこだった。
親切心をケチと思ってしまうとこだったよ。
まあ、普段の行いのせいもあると思うけどね。
オオカミ少年のケチ版といえよう。

でもおかげで息子もたくさん食べておりましたわ。

食後には、杏仁豆腐が出てきた。

で、これ。
マサキが作ったらしいんだよね。

以前から料理はするほうで、みんなで集ってる時とかに何度か作ってもらった事がある。
焼きそばとかナポリタンとか。
けど、デザートは初めてだ!

この人、こんなのも作るのか。

う~ん。
しかし、同級生のマサキが作ったデザートを食べるってのは何だかちょっと複雑だな。
焼きそばとかなら何も問題ないのに、デザートとなると自分でもよく分からないような感情が沸いてくる。
何だろう、この気持ち。

イヤってわけじゃないけど、でもちょっとした敗北感。
敗北ではないかな?
でも、何となく違和感があるんだよね。

女の子が作ってくれたのなら嬉しいハズが、同級生の男、しかもマサキとなるとこうも気持ちが違うものなのか。

それがまた旨かったってのが複雑な気持ちを倍増させる。

とりあえず、マサキに味の感想を言わなかったのが、ボクに出来る精一杯の抵抗でしたわ。

でもまあ、随分ともてなしてくれたもんだ。
食べ物や飲み物が次々と出てきたもんね。
昔は家に遊びに行った時は、ほぼ透明に近い、うっす~いカルピスを出してくれてただけだってのにさ。
今ではもう手作りデザートが出てきちゃったよ。

この後も予定があったので断念したけど、テレビ横にあったWiiのマリオをやれなかったのが残念なので、また行く事にしよう。