ひつまぶし

数名で居酒屋さんに行った時。

唐揚げやら焼き鳥やらを頼んでいると、メニューの中に「ひつまぶし」を発見。

ひつまぶし置いてるとこってそんなにないよね。

うなぎは大好きなのでそれも注文して楽しみに待っていると

「ひつまぶしでーす」と、若い女性店員が運んできた。

が！

おにぎりだぞ。

あれ？

ひつまぶしって聞こえたけど、聞き間違い？

誰かおにぎり頼んだ？

頼んでないよね？

「あの、これはなんですか？」

店員さんに聞くと

「ひつまぶしです」

と言う。

え？

聞き間違いじゃないよね？

「いや、これおにぎりですよ？」

と言ってみるが

「ひつまぶしです」

堂々と言う。

え？

もしかしてこの店は、ひつまぶしおにぎりってのがあるのか？

いや、でもこれはどうみても普通のおにぎり…

するとちょうど近くを別の店員さんが通りかかった。

大学生くらいの男性店員さん。

「すいません、これってひつまぶしですか？」

と聞いてみたら「あ〜はい、どうですかねぇ〜」と、よくわかってない様子。

そんな難しい問題か？

ひつまぶしとおにぎりなんて、一目見て分からない？

プリンと茶碗蒸しだったら間違えてもしょうがないけど、これはさすがにわかるでしょ！

若いから、ひつまぶしがどんなものか知らないんだろうなぁ。

結局、さらに別の店員さんが通りかかって、間違いだってのに気づいてくれましたよ。

ひつまぶし一つで店員さん３人も巻き込んだ大騒動になってしまった。

ひつまぶしを知らなかった二人は、近いうちにひつまぶしを食べてみてもらいたいものだね。