トロイメライ

演劇集団Ｐ－ｎｕｔｓさんの公演の撮影に行った。

つい先月も公演があったばかりなんだけど、今回また同じ芝居を違う場所でやるんだよね。
宇佐海軍航空隊を題材にしてて、それを宇佐市で公演するのだ。

本番の地でやるとは、なかなかいい試みだな。

ご当地名物料理とかも、本場で食べるとより美味しいもんね。
いや、それは例えが違うか？

でもやっぱり本場の地で行われるという事は有意義だよ。
朝から会場に行ってセッティングをし、さて本番開始。

個人的には、前回の本番やリハーサルで見ているし、何よりもその後の編集作業では何十回も見ている。
だからさすがにもう感動する事はないな。
と思っていたら、また感動しちゃったくらいに、いい作品でしたよ。

前回の公演と微妙に変わった箇所とかあって、マニア心をくすぐられたりもしましたわ。

本番後は、懇親会へ。
公演に関わった人や、色んなお偉い方々と一緒に軽い会食をするのよね。

ボクはここでも撮影。
といってもそこまで本気で撮るほどではないので、しばらく撮影したらしばし休憩する。

隅っこのイスに座っていると、気を使ってくれた方が軽食や飲み物を渡してくれた。
あらら。
すいませんね。
ありがたくいただきますよ。

でも座っちゃったら疲れが一気にドッと出てしまい、少しグッタリしていると…

そんなボクの視線の先には…

市長！

政治についてはあまり詳しくないが、かなり偉い方である事は間違いない。
公演を見にこられていたのよね。

そんな偉い方がボクの真っ正面にいるのだ！
真正面といってもボクの前のイスに座っている人達と話をされているので、すぐに目の前じゃないんだけどさ。
でも市長の視界には入ってしまっているのは間違いない。

いいのか？
グッタリと唐揚げ食べているこんな姿を市長にお見せしてもいいのか？

しかも、みんなが盛り上がっている中、ボクだけ１人寂しく端っこに座っているのだ。
そんな寂しそうなグッタリ男がいたらイメージ悪いんじゃなかろうか。

あ、別に楽しくないわけじゃないんですよ。
次にいつ撮影する事になるか分からないから、すぐに撮りやすいこの位置にいるだけなんですよ。

少しでも市長の印象をよくしようと笑顔になってみるが、よく考えると１人で笑っていては逆効果っぽいのですぐにやめる。
結局何も出来ず、グッタリしたまま唐揚げを食べましたわ。

まあ唐揚げが抜群に美味しかったからいっか。
撮影も公演も無事に終わって良かったです。

買い替え

車内のエアコン辺りのライトが切れちゃった。
夜だと、エアコンの強さがすぐに分からない。

困ったもんだ。

この車ももう１０年経つからなぁ。
あっちこっちにガタがきているよ。
さすがにそろそろ買い替えよう。

と思っていたんだけど、まだしばらく無理そうだ。

こないだ新しいビデオカメラと三脚を買っちゃったからね。
仕事で使うやつ。

ビデオカメラと車を一気に買うのは予算的にキビシい。
いや、キビシいどころじゃないか。
絶望的と言ってもいいくらいだよ。

あ～あ。
ビデオカメラは必要なものだから仕方ないけど、車をしばらく買えないのは残念だなぁ。

そもそもさぁ。
こんなに何度もビデオカメラ買ってるんだから、ＳＯＮＹの人もたまにはサービスで一個くれてもいいのにね。

街の八百屋さんとか魚屋さんなら、常連さんにはサービスするぞ？
「はい、白菜一つね。じゃあもう一個おまけしとくよ～」
なんてのは、普通に見られる光景だ。

ちょっとはそれを見習って欲しいよ。
前回買った時に「じゃあもう一台おまけね～」ってしてくれていれば、今回は買ってなかったのに。

ま、『何度も買っている』と言っても、２、３年に一度くらいのペースだけどね。
２、３年に一台買うか買わないかの人が果たして常連といっていいのか分からないけどね。

とにかくそういうわけで、今の車にはまだまだ乗り続ける事になる。
う～ん。
オンボロだけど我慢するしかないなぁ。

どこかに車が余ってしょうがないって人がいて、タダでくれたりしないかねぇ。
出来ればフェラーリがいいけどねぇ。
なかなかそんな人いないだろうな。

タツヤがもう２０年近く同じ車に乗り続けているのをバカにしていたけど、このままだとボクの車も同じようになっちゃいそうだよ。
しょっちゅう修理に出しているあの車とね。
運転中にマフラーが落下したりさ。
窓が閉まらなくなったりさ。
後部座席のドアが取れるという信じられない事が起こり、ボクがそのドアを支えたまま修理屋さんまで行った事もある。

やだなぁ。

どうにかしてタダで車を手に入れる方法がないものか。
『東京フレンドパーク２』に出場出来れば、パジェロが手に入る可能性はあるんだけどな。
でも出演する予定はないし、そもそも番組はとっくに終わっちゃってる。

まあいいや。
とりあえずまだ乗り続けると決まったからには、しばらく放置してた手入れをしていこう。
今年はまだオイル交換すらしてないよ。

再び愛着が涌くように、ピッカピッカにしていかなくっちゃな。

カトレア

少し前の事だけど、シャインクラブのマサキから醤油をもらった。
わざわざ我が家の為に買ってくれたらしい。

マサキが物をくれるだと？

あのケチで有名なマサキが？

どうせどこかに『ダイソー』の文字があるんだろうと思ったけど、そうではない。
どうやら、ちまたで大人気の特別な醤油との事。
どこにでも売っているものではなく、そこそこのお値段もするらしい。

え？
それをボクに？

まあ所詮醤油だから、高いといっても何千円もしないだろうけどさ。
それでも普通の醤油よりは高いだろう。

火曜日は必ずイオンに行き、木曜はマックスバリュー、金曜日は新鮮市場にいる男だ。
県内で行われているバザーや、豚汁無料配布なんかのイベントには必ず顔を出している男だ。
夫婦喧嘩の９割はケチについてが原因という男だ。

そんな人が、安売り以外の物を、しかも普通よりも高価な物をくれるとは…。
こんなに嬉しい事はないよ。

と同時に、何か裏があるんじゃないかと感じてしまう。

もうすぐ新作の撮影をしようとしているボクに何か有害なものを食べさせようとしてるんじゃあるまいな？
毎回マサキには無茶な事をさせて、撮影中ずっと文句を言われているからね。

そんな事はないと信じよう。

さて。
そんな醤油を今日、ようやく食べてみた。

『カトレア醤油』というものだ。

マサキが「これは旨い！」としきりに言っていたから早く食べたかったんだけど、前の醤油がまだたくさんあったからね。
なかなか試せなかったのだ。
「醤油なんてどれも一緒でしょ！」
とボクが言っても「これは全然違う！」と譲らなかったほどだもん。
かなり期待してしまうよ。

さあ。
味はどうだったか。

ま、ここまで書いて「まずかった」なんて書くわけないけどさ。
商品名まで書いちゃったし。

感想を言ってしまえば…

「よく分からん」

ですわ。

だって今日は納豆にかけちゃったのよ。
さすがのカトレア醤油でも、納豆にかけちゃったらよく分からんくなっちゃうな。
ちょっと甘みがあったような感じはあるけど、納豆の味にかきけされちゃっている。

醤油の味を試す一発目に、納豆はまずかったかもな。

あ、豚汁作るときにも入れていたんだけど、ダシやら味噌やらも入れていたので、これまたよく分からんまま。
豚汁は美味しかったけど、それがカトレア醤油のおかげなのかどうかは不明だ。
やっぱ素材の味を味わうような、魚とかタマゴとかに使わないとだめだね。
次はそうしよう。

早いとこボクも「これは旨い！」と人に薦められるようになりたいものだな。

耳に違和感

撮影に向かっている時。

何となく耳に違和感あったので触っていたら…

毛？

これ、毛が生えてんのか？

ずっと気になりながら運転を続け、現場に到着してから鏡を見ると…

うへ～。
やっぱり生えちゃってるよ！

まあ、初めてではないんだけどさ。
以前にも気付いたら長い耳毛が生えていた事が数回ある。

でも、ちょっとその感覚が確実に狭まってきちゃってるよ。

滅多になかった事が、たまにあるって事になっちゃってる。
このまま歳を重ねていけば、よくあるって事になり、遂には日常になっちゃうのだろう。

やだなぁ。

大分県民だから眉毛が長いのは重宝されそうだけど、耳毛が長いのはいかん。
とりあえず今日のところはすぐ切ったけど、これからは気をつけなくっちゃな。

今まで鏡を見ても、鼻毛チェックはしても耳毛チェックはしてなかった。

けど、今度からは念入りに見るようにしよっと。
鼻毛カッターも、耳毛用のを買ったほうがいいかもな。
あ、ボクの周りの皆さん。
もし耳毛が生えていたら、決してオシャレで生やしているわけではありませんので、すぐに指摘してくださいね。
よろしく。



さて、そんな撮影。
セッティングして開場して、本番が始まるのを待っていると…

電話が鳴った。
Ｒ氏からだ。

祭日の昼間に何の用だ？

と思いつつ出てみると、今この会場に来ているという。

へ？

ああ。
ホントだ。
あっちのほうにＲ氏らが座っているよ。

そのイベントに関係あるような知り合いが客席にいる事はよくあるけど、このイベントにＲ氏は無縁だと思っていたからビックリだ。
どうやら知り合いが出演しているらしい。

それはいいんだけど…。

よく知るＲ氏だけに、向こうは遊び、こっちは仕事中ってのが悔しいな。

しかも、向こうは女性３人と一緒に来てやがる。
羨ましい。
妬ましい。
こっちは一人でカメラ３台で撮ってるよ。
同じ３でも、随分な違いだ。

ま、いいや。
このイベントの出演者の方たちから「２０代と思った」って言われたから今日は気分がいいんだよ。
お世辞っぽい感じではなく、本気っぽい様子で。

まあ、ボクの両親ほどの年齢の方ばかりだったから、この年代の歳がよく分からないんだろうけどね。
ボクだって歳の離れた方たちの年齢って、あんまり分からんもん。

でも２０代とは凄い。
耳毛が生えていようが、２０代と思われたらそれで満足だよ。
おかげで撮影にも力が入りました。
スキンケアに力を入れて、今度は１０代と間違われるようにしたいものだな。

気になってた店

保育園で仲のよい数家族とご飯を食べに行く事になった。

よく、一軒のご家庭に集まってるんだけどね。
いつもお世話になっていては申し訳ないので、今度はお店でって事になったのよ。
で、Ａ氏が知り合いの店があるというから、そこへ行く事になったのだ。
２階を貸切出来て子供が多くても大丈夫らしいからさ。

ボクは開始時間に間に合わなかったので、帰宅後歩いて店へ向かう。
愚妻は近所の数家族を乗せて先に行ってるからね。

１５分ほど歩いて到着。

ここ。
ず～っと前から気になってたお店だ。
正直、「行ってみたい」という気になり方ではなく、「どんな店なんだろう？」という気になり方。
ボクの記憶ではもう何十年もそこにあるけど、一度も入った事がない。

だってあまり綺麗とはいえないこじんまりした外観なんだもん。
お寿司屋さんのようだが、昼は定食のランチメニューもあるっぽい。
しかし、店内の様子すら分からないこういう店に飛び込みで入るのは勇気がいるので、今まで素通りしてきた。
友達と「行ってみよう」という話題になる事すらなかった。

Ａ氏がいなかったら、ここに行かずして死ぬ事になっただろうから、初めて行けて嬉しいよ。

ガラッと扉を開けて、貸し切ってある２階へ上がる。

おお。
盛り上がってますな。

子供らはハシャギまくっているし、大人たちも美味そうにお酒を飲んでいた。
横には飲み放題で生ビールのサーバーがデンッと置いてあり、みんなガンガン注いで飲んでいる。

飲まないつもりで車で来たけど、生ビールのサーバーみた瞬間、代行で帰る決意をした人もいるほど。
そりゃ飲み放題だったら飲んだほうがいいよね。
みんないっぱい飲んでおくれ。
ボクはそこまでお酒に興味ないし、明日も朝から撮影あるから今日は飲まないよ。

しかし…。
考えてみたら、ボクはわざわざ歩いてきて、みんなを乗せて帰るのか…。

これ…
かなり便利に使われてないか？

やってる事は、代行運転屋さんと一緒じゃん！

一緒に車で来て一人だけ飲まないのはまだいいけど、わざわざ歩いてきてまで乗せて帰るってのはなかなかの屈辱だね。
２家族を乗せて帰りましたよ。

でもまあ楽しかった。

子供が１０人ほど来るってのでもオッケーとあらかじめ言ってもらっていたし、２階貸切だから、多少騒いでも平気だったしね。
子供は向こうのほうで、大人はこっちのほうで、それぞれ過ごしましたよ。

ま、といっても何度も注意しながらだったけどね。
３歳の子が障子にパンチしようとするのを必死で食い止めたりしたけどね。

でもあまりみんなで飲みに行く機会はないので、良かったよ。
あの店だったらもうちょっと増えても良さそうなので、次は他の人も誘って行きたいものだな。