こない

Ｉ氏と愚妻と３人で、近くの焼肉家に行った。
可も無く不可も無くといった感じの店で、今までに何度か利用している。
今日はＧＷという事で、さすがに人が多い。
といっても満席ではなく、８分入りって程度。
ま、いつもはほとんどお客がいないので、この店にしては大繁盛だろう。
さてさて！
注文をして、お肉が届くのを待つ。
が…
ドリンクが届いたのが注文して５分後。
さらに“上タン”が届いたのがそれから５分後。
まあこれくらいは許容範囲だ。
でもそれからが長かった～～！！
上タン以外の肉類がなかなか到着しない。
待っても待っても到着しない。
とっくに上タンは平らげているのになかなかこない。
店員がバタバタと動き回ってるから、パニクってるんだろう。
向こうのほうではいかにも怖そうなオッさんが、商品がこないのに苛立
ち、店員に文句を言ってるようだ。
オーナー夫人らしきおばちゃんが、必死で謝っている。
それからというもの、そのテーブルには次々と商品が到着するのに、ボ
クらのとこには全くこない。
ずるい！ずるいぞ！！
２０分くらいしてようやく到着したのが、愚妻の頼んだタマゴスープ。
忙しいから駆り出されたという感じの、場違いな女性が運んできた。
“本家の嫁”といった感じで、フリフリのスカートなんか履いたりして
て、どうみても普段から焼肉業をやってる感じではない。
その人がタマゴスープをテーブルに置いたかと思えば、
「あ、間違えでした」という変な笑顔と共にタマゴスープを下げて後ず
さりしていった。
それからしばらくして肉類は到着したものの、タマゴスープは１時間た
っても来なかった。
さっき追加で頼んだ肉もまた来ない。
ボクのとこからちょうど厨房が見えるのだが、ここのシェフは１人だ。
そのシェフがどうみても肉を準備してる様子にないのだ！
呑気に外を見たりしていたりする。
どういうこっちゃ！
何やってんだか…。
もういい加減待てなくなったので、全てキャンセルして店を出ましたわ。
そしたらキャンセルした分もしっかり請求されてたし…。
すぐに気付いたから良かったものの…。
焼肉レストラン平●閣・横尾店め！！
ま、また行くと思うから文句も言わずに帰りましたけどね。

呑気

Ｉ氏が帰省してきている。
今日は毎週やってるテニスの日なのだが、Ｉ氏も参加した。
かなりのテニスバカのＩ氏なので、帰省中もテニスをするのだ。
ま、それはいい。
テニスが終わって、みんなでご飯を食べ、それからＩ氏がウチに来た。
時刻は１０時半くらいだったのだが、Ｒ氏がＩ氏に逢いに来るというか
らウチで待つ事にした。
が、待てど暮らせど来る気配の無いＲ氏。
昼間連絡した時は「テニス終わった頃（９時過ぎ）には行けると思う」
と行ってたくせに、すでに２３時になろうとしている。
Ｉ氏が何度かメールをする。
その度に「すぐ行く」という返事がすぐ帰ってくるものの、なかなか実
際に来る気配はない。
日付けが変わった頃、ようやくＲ氏が到着。
いつものようにチャイムを鳴らしたかと思えば勝手に家に上がってくる。
で、いつもの座椅子にゴロンと横になり、テレビ（タモリ倶楽部）を見
始めるＲ氏。
それから１時間後。
「じゃ、そろそろ帰るわ」
と言って帰って行くＲ氏。
え～～！！！
Ｉ氏に逢いに来たハズなのに、ほとんど会話してないぞ！
というか、ここに来てＲ氏が発した言葉は
「冷たい飲み物ちょうだい！」と、テレビ見て笑ってた声だけだわ！！
いったい何しに来たんだ…。
そしてボクらはここまで彼を待つ必要があったのだろうか…。
典型的なＢ型の行動だね。
ったくもう…。

トレインマン

Ｉ氏が帰省してきたので、駅まで迎えに行った。
夜遅くだったのに、結構人が多い！
送迎の車が列をなしているくらいだ。
今日から世間はＧＷで、帰省ラッシュになってきてんのね。
よろしいですなぁ～。
そういや、Ｉ氏が電車に乗っていると、オッさん同士の喧嘩を目撃した
らしい。
携帯か何かがキッカケで、オッさん２人が大声で取っ組み合いの争い始
めたそうだ。
怖ぇ～～！！けど、見てぇ～～！！
さらに、そこへ第３のオッさんが乱入してきて２人を仲裁したそうな。
いいもん見たなぁ～。
これでＩ氏が喧嘩の仲裁してたら、もっと面白かったんだけどね。
『電車男（酔っ払いに女の子が絡まれるのを仲裁した事がキッカケで恋
が始まるという、映画化もされる最近話題のお話）』にＩ氏もなれたか
もしれないのに…。
ま、この場合は相手がオッさんってのが難だけど…。

ゔぼっぉぶょ！

ハムスターの小屋の掃除をしていた。
ウチのハムスターは、きまって毎回同じ場所にオシッコをする。
通路の一番端で体を回転させてオシッコをするのだ。
だから、いつもそこにオシッコがたまってしまう。
しばらく掃除してなかったら、すぐに汚くなるのだ。
今回もちょっと間があいてしまったので、結構汚れていた。
洗う為に取り外した物を、ジッと見ている愚妻。
そしておもむろにそれを取り上げて、顔を近付けた！
匂いを嗅ぐようだ。
いかにも臭そうなのだが、それが余計に匂ってみたくなったのだろう。
鼻を近付ける愚妻。
「ゔぼっぉぶょ！！！！！！」
聞いた事のない奇声と共に、飛び上がる愚妻！
「ぐざい～！！」と言いながら涙をボロボロと流し、ゲホゲホと咳き
込んでいる。
さぞかし強烈な異臭だったのだろう。
匂いだけでここまでなるって、なかなか体験出来る事ではない。
毒ガス兵器とかって、こんな感じなんだろうなぁ。
のたうち回る愚妻をよそに、ボクはその汚れた小屋を持って洗面所へ。
だいたい何で臭いと分かってるものを匂うかねぇ。
ったく…愚の極地だ！
と思いながら洗面所にて小屋を解体し、掃除の準備をしていると…。
無性に匂いたくなってきてしまった。
あれほどまでに苦しむ匂いって一体どの程度なのだろう…。
嗅ぎたい…嗅いでみたい…でもあれだけ苦しんでいる姿を目の前で見
せつけられていて嗅ぐわけにはいかない…。
と自問自答していたら、いつの間にか汚れている部分に顔を近付けて
いる自分がいた。
うえっぷ！！！
ゲッホゲホゲホッ！！！
くっせぇ～～！！！
やっぱ止めときゃよかった…。
しかし、これだけ遠くても強烈なんだから、直で嗅いだ愚妻はさぞか
し大変だっただろうなぁ…。

成長

ちょっと渡す物があり、義妹の実家に行った。
用事はすぐに済んだ。
先日生まれたばかりのＨくんが横で寝ている。
もじょもじょと動くＨくん。
だいぶ顔だちも整ってきていた。
子供の成長は早い
という言葉を良く聞くが、本当に早い。
この前生まれたと思っていたＹ氏の娘も、この春から幼稚園だし、兄・
英樹の娘たちもいつのまにか小学生だ。
顔や身長もドンドン変わっていく。
あう度に全く違う顔になっていて、見分けがつかない子供もいる。
人間というのは、ある程度成長してしまったら、あんまり変化はない。
現に、友達のＩ氏は小学生の時から今と同じオッサン顔だった。
大人になっても変わっていけば面白いのになぁ。