ドッジ

友達家族数人で釣りに行くという計画があった日だけど、ボクは撮影があるので不参加。

そして息子（９歳）と愚妻も地区のドッジボール大会に出場せねばならず不参加。

まあ仕方ない。
夕方からの飲み会には間に合いそうなので、そこから合流させてもらおう。

しかし息子はドッジボールが出来るのか？
休み時間にちょくちょくやっているようだから出来るのは出来るんだろうけどさ。

でも運動神経がない息子が、大会でまともに活躍出来るとは思えないぞ。

そしてその親であるボク自身もドッジボールなんて大嫌いだった。
小学校時代、多分まともにボールを取ったことがないんじゃないかな。
おまけにボールに当たるのが怖いので、逃げまくっていた。
だからいつも最後まで残っていた。

「逃げのワダ」との異名をとったのをよく覚えている。

バジッと取って力強く投げるのはカッコいいし、モテる男子の象徴なんだけどな。
息子にはそっち側の人間になって欲しいんだけどな。

と、ドッジボールが終わった息子らに成績を聞いてみると…

「４試合やって全部最後まで残った。でもボールは転がってきたのを取っただけ」

なるほど。

「逃げのワダ」の息子も、やっぱり「逃げのワダ」だったか。

予想通りとはいえ、やっぱり情けない。
モテる系とは程遠いな。

夕方からは、釣りが終わって集まってた友達家族の家へ。
４家族で行っていたから、大人と子供を合わせると結構な人数になる。
釣った魚が出てくるんだろう。

マグロの刺身かな。
ブリのりゅうきゅうかな。

なんてワクワクしながら席に着くと

「今日の釣果です！」

魚を捌いてた人がボクに差し出してきた。

え？
ボクが真っ先に食べていいの？
悪いなぁ。

見ると、アジの刺身が４切れ。

へ？
４切れ？
これって小さいアジ１匹分くらい？
大人が８人に子供が大勢いて、１匹しか釣れなかったって事じゃないよね？

と思ったら、流石にそうじゃなかった。

さらに、小さいベラが調理されて出てきた。

で、終了。

２匹かよ！
みんなで昼前から夕方まで釣って、これだけか！
寂しすぎるぞ！

まあ、家に入った瞬間、焼肉とたこ焼きの準備をしていたから、その時点で分かっていたけどね。

今度はボクもしっかり参戦して、大物を釣り上げてみんなを驚かせてやろう。
釣りバカ日誌を見て鍛えた腕前を見せつけてやるぞ。

ずるい

久しぶりに会った知り合いが、随分と痩せていた。

検査で引っかかったからダイエットしたらしい。

ずるいぞ！
自分ばっかり！

痩せたらスマートに見えるし、若返った感じにもみえる。
スッキリして若返ったということは、当然今までよりはモテるようになるって事だ。

ずるいぞ！
自分ばっかり！

思えば最近、周りで痩せた人が多い。
どれも久しぶりに会った同年代の人だけど、パッと見で分かるほど痩せていた。

痩せたら即モテることはないのは分かってはいるが、お腹がプニョプニョのボクよりは格段にモテるだろう。
ボクと同じく、今度中年太りの道をまっしぐらと思っていた人たちが、こぞってV字回復し、モテる道へと向かっているのだ。
悔しい。
嫉妬が止まらない。
ボクだって痩せてモテるようになりたいぞ。

と思い、痩せた人に会ったら絶対に「どうやって痩せた？」と聞いている。

参考にしようと思ってさ。
でも今のとこ、見事にみんなバラバラなの。

ある人は、食べ順ダイエットで。
ある人は、普通にジムで。
ある人は、糖質制限ダイエットで。
さらにある人は、お腹に貼って振動させる機械で。

どれをすりゃいいのよ！

情報あり過ぎて、参考にならんわ。

唯一共通していたのが、みんな揃って平気な顔して言うってとこ。
全然苦労してませんけど？
簡単でしたけど？
と、涼しい顔で、ダイエットについて語るのだ。

それがまた悔しい！

だってこっちも自分なりにダイエットしてんのよ。
運動したり、ご飯を減らしたりとかさ。
良さそうなダイエットを色々とね。

でも効果がない！
しんどい！
それなのに成功者である彼らは涼しい顔で言うのだ。
そこが悔しく妬ましい。

まあボクの場合、運動はやらない日が多いし、ご飯は減らしたらからいいやと思ってパンを大量に食べたりしているんだけどね。
外食とかも多いから、モリモリ食べてるし。

かなり自分に甘い、甘やかしダイエットだ。

だもんで効果が薄い。

一応、全盛期よりは減っているけど、彼らのように一目瞭然になるにはほど遠いんだよな。

甘やかしダイエットはさほど効果ないみたいだな。
やるからにはもっとストイックにやらなくちゃいけないんだろう。

あーあ。
甘やかしダイエットが成功したら本を書いて大儲けできただろうに、今のとこ無理そうだな。

ストイックにやる自信は全くないけど、せめて夏のプールや健康診断の時までにはもうちょっとどうにかしておきたいものだな。

ホーム

何気なくいつも通りスマホを操作したら…

あれ？
ホームボタンが効かないよ？

真ん中の一番下にあるやつね。

アプリを閉じる時とか、かなり使う頻度の高いボタンだ。
これが動かないとアプリ開きっぱなしになっちゃうよ。

しかし何度押しても反応せず。

あらら。
こんな不具合初めてだな。
ま、こんなの再起動したら治るからいいんだけどさ。

すぐに再起動してホームボタンを押す。

ほらね。
すぐに元どおりに…ならないな。

やっぱり反応しないぞ！

なんで？

それから何度やってみてもダメ。
設定をいくら見直してもダメ。
ウンともスンともいってくれない。
スンくらいいってくれても良さそうなのに、全く無反応。
完全にホームボタンがおかしくなっちゃってるよ。

ネットで見ると、たまにある故障らしい。
そこで「戻るボタンアプリ」ってがあるのを知り、急いでダウンロード。
それでどうにかなりましたわ。

本来のボタンに加え、そのアプリのボタンもあるもんだから、慣れるまでは邪魔でしょうがないけどね。
でもホームに戻れないよりははるかにマシだよ。

ってのが昨日の話。

いい機会だから機種変しよっかな。
と、携帯ショップに行ってみたけど、待ち時間が長くて断念。
また時間があるときに出直そう。

しかしこれ、見た目はなんともないのにどこがどう壊れてるんだろう。
それも突然。
全く原因が思いつかないよ。

なんて思いながら何気なく「手ぶくろモード」にしてみた。
手ぶくろをしていても画面を操作できるってモードね。

そしたら、びっくり！

しっかりホームボタンが反応するじゃないですか！

治った！

のか？

手ぶくろモードを止めたら全く反応しないから、治ったわけじゃないんだろう。
でもどうにか、戻るボタンアプリは使わなくても良さそう。
一応、今まで通り使えそうですわ。

しかし何でだ？
ホームボタンのとこの感知センサーみたいなのが弱くなったから、手ぶくろモードだと反応するのかな？
それともスマホがボクの手のことを、手ぶくろとみなすようになっちゃったのか？
まさかの、ボクの手の方が異常だという原因？

だとしたら問題だよ。

まだかろうじて潤いが残っていると思っているけど、機械的にはもはや手ぶくろ並みの指先になっちゃってるのかもしれない。
色々調整して、また普通のモードで操作出来るように頑張ろう。

のける

もうすっかり暑くなってきてしまった。

日本から夏が無くなりますように

と常に祈っているボクとしては、今後のことを考えると憂鬱でならない。
というかもう去年の秋くらいから、今年の夏の事を考えて憂鬱だったな。

早く夏が無くなってくれないと、ボクは一生、鬼に笑われながらも来年の夏を考えて憂鬱になるのだろう。

暑いのやだなぁ。
もう撮影に行くときはタオルを忘れるわけにはいかなくなってきちゃったよ。
撮影中はまだいいんだけど、セッティングしていたら汗だくになるんだよな。
これでもしタオルがなかったらと考えると、恐ろしくてたまらない。

何かの間違いで、このまま冬になってくれないものだろうか。
何年かに１回でもいいから、そんな年があってもいいと思うよ。

まあいいや。

そんなわけで、コタツのけた。

ん？
のけるって言い方はおかしいのかな？

コタツやめたって言うべきか？

いや、今シーズンのコタツを終了したってのが正しいのか？

よく分からん。

分からんけど、考えてみたらそんなのどうでもいいや。

とにかくコタツを取り外したのよ。

本当はもっともっと早くのけたかった。
昼間も家にいることが多いボクにとっては、もう暑苦しくってさ。
これが部屋の真ん中に存在するってだけで暑さが倍増する気がしてくる。
だから邪魔でしょうがなかったのよ。

でもまだ明け方は寒くってさ。
いつもコタツのとこで寝ているボクにとっては、まだまだ必要でさ。
邪魔と思いつつも残しておいたのよ。

それをようやくのけたんですわ。

毎年思うけど、コタツをのけた時の開放感は最高だね。
布団が一枚無くなっただけなんだけど、すごくスッキリした感じがするよ。

といっても、早くまたコタツが恋しくなる季節になって欲しいなぁ。
これから始まる長い長い暑さとの戦いを、どうにか乗り切ろう。

色違い

ドラゴンボールにハマっている息子（９歳）が、ずっと集めているのがプラモ。

誕生日だとかお年玉だとか何かのご褒美とかのタイミングで、次々に増えていっている。
そして今日も買っていた。

今回のはピッコロ。

まあ、ピッコロだったらまだいいな。

だって悟空は普通の悟空と、スーパーサイヤ人になった悟空と、最近の青い髪になった悟空がいるんだもん。
ベジータも普通のベジータと、スーパーサイヤ人になったベジータと、最近の青い髪になったベジータがいるんだもん。

どれも一緒じゃないか！
それだったら他のキャラ買いなさいよ。
とボクが言っても、息子にとっては全然違うらしい。
だから全部集めたかったらしい。

もちろんボクも漫画の中での変化は知っているんだけどさ。
プラモの場合、単に色が違って、ちょっと表情違うだけなんだもん。

メーカーにとっちゃ、これがたくさん売れてくれたらおいしいんだろうな。
色変えてちょっと表情変えて売れば買う人いるんだから、これほどラクな事はない。
その戦略にまんまと乗ってしまっているよ。

それが悔しい。
損した気持ちになってしまう。
まあこういうのはこのドラゴンボールシリーズに限ったことじゃないんだけどさ。

それに、ボクも作るのをちょっとだけ手伝っているから困る。
ちゃんと切れてなくてちょこっとだけ残っている部分を削るのがボクの役目。
大した作業じゃない。
でもかなり面倒だ。

何よりも楽しくない。

やっぱプラモの醍醐味は組み立てるところだもんね。

それが出来ず、ただちょっと尖ったとこを削るだけのボク。

最初に切り離す時はまだ若干の楽しさがある。

それも出来ず、息子が次々と切って差し出してくるものを削らなくちゃいけないボク。

全然楽しくない。

ましてやそれが単なる色違いの悟空とかになると、楽しくなさ倍増だよ。
削るだけにしても、どうせなら見知らぬ形状のものを削ったほうが楽しいもんね。

だから今日のピッコロは、ちょびっとだけ楽しかったですわ。

しかしどんどん机の上がプラモで侵食されていってるな。
これからまだ増えるのかなぁ。
まだどうにか机の端だけにしかないけど、いつか勉強机が単なるプラモ置き場にならないか心配だ。