MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

結婚式の撮影

2009-07-31 | Weblog
K氏が来て「妹の結婚式でビデオ撮影を頼まれたから、撮り方教えろ」と言う。

う~ん。
結婚式の撮影ねぇ。

人を押しのけてでも常にベストポジションを確保しろってのと、
三脚使えってのと、
新郎新婦以外も撮るようにって事くらいしかアドバイス出来ないなぁ。

仕事やプライベートで結婚式はたくさん撮ってきたけど、撮影に正解なんてないもんね。
式場によって撮り方も違うから、なかなか難しいですわ。

でも身内だったら、身内ならではの撮り方が出来るからいいよね。
他人ではなかなか撮れないようなものまで撮れるもん。

ボクがいつか撮りたいと思っているけどなかなか実現しないのが、花嫁の結婚前夜の風景。
そういうのも身内だったら撮れる。
「長い間お世話になりました」とか泣きながら言うんでしょ?
あれを撮りたいのよ。
言われたお父さんは言葉につまって、自分の部屋に逃げていくんでしょ?
いいよなぁ、そういうシーン。
撮ってみたいなぁ。

とはいえ、実際そんな事やったって人は聞いたことがない。
みんな普通に過ごすのが多いみたい。
ドラマだと定番のシーンなんだけどなぁ。
実際はあまりないみたいだ。

あまりないシーンといえば、結婚式当日にもある。
着付けを終えた花嫁のドレス姿を見た新郎が感動して「きれいだよ」と涙ぐむシーン。
そんなのも見た事がない。
現実は、式の直前でバタバタしている新郎新婦の姿だけだ。

教会に前の男が乗り込んできて新婦を奪って逃げるってのもドラマではよく見る。
けど実際に見た事はない。

つまんないよなぁ。
ドラマみたな結婚式を撮ってみたいよ。
全部が全部じゃなくてもいいけど、10回に1回くらいはそんな結婚式があってもいいな。

あ、あと、単なる出席者を撮影ってのもやってみたい。
新郎新婦ではなく、そして親族でもない、普通の出席者の人。
その人を結婚式最初っから最後まで追っかけ撮影するの。

退屈そうにスピーチを聞いているその人。
ケーキカットを写メしているその人。
料理を食べるその人。
新婦のスピーチを涙ぐんで聞いているその人。

それをカメラ2台で撮り続ける。

面白いのが出来ると思うよ。
周りの出席者の反応も面白そうだ。

誰か正式に依頼してくれないかなぁ。

高校教師

2009-07-30 | Weblog
2年半ぶりくらいかな。
高校時代の恩師である、T先生と逢った。

ちょっと痩せた気がするけど、お元気そうでなにより。

全然知らなかったけど、どうやら今はもう退職したらしい。
学校には行っているけど臨時講師みたいな感じなんだってさ。

「ラクだ~」

と、T先生独特の口調で語っていた。
担任持っていた頃に比べたら、授業するだけだから格段にラクらしい。
そっか。
そりゃそうだろうな。

担任の場合は、生徒1人1人の面倒みなくちゃいけないから大変だもんな。
プライベートの相談に乗ったり、引きこもりの生徒の家まで何度も行ったりしなくちゃいけない。
部活では、荒くれ者の集団を更生させて甲子園に連れていかなくちゃいけない。
たまには河川敷で突然クラス名を叫んで、生徒から胴上げされたりしなくちゃいけない。

T先生がそういう事をやっているのを見た事はないが、だいたいこんなものだろう。
そりゃ忙しかっただろうな。
長年ごくろうさんでした。

T先生とは卒業後も何度か飲みに行っている。
今日は短い時間しか話せなかったんだけどね。

ボクが知っている同級生の近況や悪口なんかを言っただけで別れましたわ。

また近いうちにガッツリ話しに行かなくちゃな。

そういえばそれで思い出したけど、その我が母校。
高校野球では惜しいとこまで行ったけど、また今年も甲子園はダメだったわ。
毎年いいとこまで行くんだけどなぁ。

母校が甲子園出場するってどんな気分なんだろう。

たぶん在校生のときだったら面倒なだけだった気がするけどね。
今だったら純粋にワクワク出来そうな気がするよ。

このまま順調にいけば数年以内には出場出来るんじゃないかな。
その日が来るのが楽しみだ。

暑いから甲子園まで行くのはイヤだけどね。

夜の撮影

2009-07-29 | Weblog
今夜はシャインクラブ最新作『ゴー!ゴー!トレジャーハンティング』の撮影。

今回の作品で夜に撮るのは初めてだ。
ちょびっとだけ公民館で撮るとこがあったからね。
みんなの集まりやすい夜にしたのよ。

『ゴー!ゴー!キャンバス』でも使用した公民館を久々に予約。
小道具を持って行ってきた。

けど。

誰も来ず。
仕方なく大量の小道具と機材を1人で部屋まで持って上がる。
こういう姿を見たら、ボクが頑張っていると評価されるはずだ。
と思いながら何度も何度も往復したが、誰も来ず。

誰にもアピールする事が出来ずに荷物運びが終わり、1人寂しく準備をして待つ事に。

ここは本来撮影する部屋じゃなくて、その近くにある和室。
本来撮影する部屋が20時半からしか空いてなかったので、それまでこちらで準備しようと思って借りてたの。

隣の部屋では、何やら会議が行われているようだ。
和室同士なので声が筒抜けだ。

「仲のいい人と仲の悪い人、食べるとしたらどっちの人を食べる?」

という恐ろしい議題で話し合っている。

なんだその議題は?
いったいどういう集まりなんだ?
大丈夫か?

不安に思いながら待っていると、ようやくメンバーが集まり始めた。
本格的に準備を進める。

そしてエキストラの女性達も次々に来てくれた。
付き合いのある劇団の方々だ。
ちょびっとだけ出演して欲しいシーンがあったので、お願いしてたんだよね。

変わった衣装だったけど、誰も文句を言わずにすぐに着替えてくれる。
それどころか各自メイクやヘアスタイルの研究に余念がない。
さすがだ。
ありがたい。

20時半になったので撮影する部屋に移動。
さっそく準備をして撮影開始だ。

まずはボクのシーンからスタート。

したんだけど…

うわぁ。
こら厳しいわ。

普段は屋外撮影なので、知らない人に撮影を見学される事はよくある。
たまにスタッフが大勢いるときは視線が多い事もよくある。

けど今日は面識のある女性が特殊な衣装でズラリと並んでいるからね。
しかも全員劇団員だから、演技についてはかなり精通しているハズだ。
ボクの芝居を見て「あいつの芝居どうしようもないな。鼻もでかいし」と思われるに違いない。

そう思われたくない。
と思うと、ますます演技がギクシャクしてしまう。

誰かと掛け合いのシーンならいいけど、1人芝居のとこだったし…。
久々にアワアワなってしまったよ。

次はタツヤ。
ボクと同じような感情のようで、NG連発。
何度も撮り直してようやくオッケーカットが撮れた。

ここで時計を見ると、残り数十分。
時間がない!

慌ててマサキのシーンを撮る。
ここで遂にエキストラの女性達も登場。
色々と細かい説明をする時間がなかったのでいきなり演じてもらう。

けど、さすがだね。
素晴らしい演技でしたわ。
おかげですぐにオッケーカットが撮れ、どうにかギリギリ撮影終了。

バタバタと撤収しましたよ。

まだチェックしてないけど、いい絵が撮れたと思うよ。

せっかくなのでその姿の女性達と記念写真を撮りたかったんだけどなぁ。
とにかく時間がなくてそんな事も出来なかったのが非常に残念だ。

うまく撮れてなかったと言って、もう一回集まってもらってもいいなぁ。

O氏の恋

2009-07-28 | Weblog
O氏の家に行った。

すると庭に誰かいる。

O氏にしては老けてるけど…O氏か?
背も低いけど…O氏か?
顔も全然違うけど…O氏か?

でもまあ、O氏の家にいるんだからO氏で間違いなのだろう。

近づいていくと、どう見てもオバさんに見える。
「こんにちわ」
とかけてきた声も、オバさんのようだ。

う~ん。
こりゃオバさんだな。
O氏じゃないわ。

けど何故この人はO氏の家の庭に?
ご近所の人がたまたま訪ねてきたって感じではなく、草むしりなんてしてるもん。
いったい誰?
何者?

O氏は独身男性だ。

ははぁ。
なるほどなるほど。
独身男性の家に女性がいるって事は、そういう事なのだろう。

O氏にもついに春が来たようだね。

しかし…

こりゃまた随分と高齢な方がお相手になっちゃったもんだな。
倍まではいかないにしても、20以上は離れているぞ。
ペタジーニ真っ青の年齢差だ。

申し訳ないが、O氏もこの女性のどこがよかったのだろうか。
最近「熟女好み」と言っているO氏だけど、ここまで熟女が好みだったとはなぁ。
人の恋路に文句を言うつもりは全然ないけど、もうちょっと年相応の方にすりゃいいのに。
これだと遺産目当てとか言われても仕方ないぞ。

でもボクは友達だ。
ここは黙って祝福してあげよう。
熟女好きを友達に持った人の宿命だ。
周りでどんな悪評が立とうとも、ボクだけは純粋に喜んであげねば。

そう決意し、チャイムを鳴らして室内に入る。
そこにはO氏の姿が。

「あんな素敵な人がいるんだったら早く紹介してよ」

と言おうとするが、疲れ切った顔で草むしりをしていたオバさんの顔が浮かんで言葉が出て来ない。

するとO氏から口を開く。
「庭に植木屋さん来てたでしょ?」
って。

なんだぁ。
庭の手入れをしている植木屋さんでした。
駐車場に木の枝を大量に積んだ軽トラが停まっていたから変だとは思ったけどね。

O氏の幸せもまだまだ先のようだね。

それから2人で明日の撮影の打ち合わせ。
久々に平日にシャインクラブの撮影をするんだよね。
小道具なんかのチェックをして、思ったよりも早く終了。
トンカツ食べに行って帰りましたわ。

トンカツ旨かったし、打ち合わせも順調だったし、O氏がかなりの年上好きってのが分かったので良かったな。
いい恋愛をしていただきたいものだ。

勧誘

2009-07-27 | Weblog
朝。
いつもなら保育園に息子を連れて行く時間だ。

けど。

まだ寝てやがる!

今日は何度起こしても全く起きないんだよね。
まだ何の準備も出来てない。

いつもならとっくに家を出ている時間にようやく起き、ボンヤリしているとこへ次々に食べ物を口に入れる。
呑気な顔をしてそれを食べる息子。

ようやく食べ終わったのでオムツを替えて、着替えをして準備完了。

保育園の登園は、9時半までとなっている。

現在の時刻は9時26分。

もうギリギリだ!

今まで遅刻をした事はない。
だから遅刻をしたらどういう事になるのかは分からない。

この場合、ボクが怒られてしまうのだろうか?
もっとしっかり管理しろって、園長からビンタをされてしまうのかもしれない。

ビンタは嫌だなぁ。
しかも息子の前でビンタなんてされたら父親としての威厳が失われてしまうぞ。

さらに息子のほうも罰として給食のオカズが無しになってしまうかもしれない。
白ご飯のみ黙々と食べさせられるのだ。

そうなるわけにはいかないぞ!

保育園には車で2分もかからないから、どうにか間に合うかな。
さて、出発しよう。

と思った時、インターフォンが鳴った。

「◯◯新聞です」

こんなタイミングで新聞の勧誘。
すかさず
「いま忙しいんで!」
と言うと
「あ、そう」
と、態度の悪い言い方で去って行った。

なんだよ!その言い方は!
こっちは断るために言ってるんじゃなくて本当に忙しいんだから仕方ないでしょうが。

息子を連れて玄関を出ると、その男は隣の家のチャイムを押していた。
文句を言ってやろうかと思ったが、お隣さんからボクのイメージが悪くなってしまう可能性がある。
おまけに今はそんな事をしている場合じゃない。

急いで保育園に向かい、どうにかギリギリに到着。
保育士さんも笑顔で迎えてくれましたわ。

それにしてもさっきの新聞の勧誘。

大分県という土地のせいか何なのか分からないが、以前福岡に住んでいた時と比べて勧誘の質が圧倒的に悪い。
福岡の場合は、新聞の勧誘もあの手この手で取り入ろうとしていたもん。

いきなり怪談話を始めたり、野球のチケットをくれたりと、いろんな策を練っていた。
ほとんど断ることになるんだけど、それでもこちらも気分がよかったもんね。

中でも一番印象に残っている人がいる。
あれほど気分のいい新聞勧誘員は今後も現れないだろう。

チャイムが鳴って玄関を開けた瞬間!

「いやぁ~!ウワサには聞いていたけどやっぱりハンサムだ~!!」

と両手をあげてボクの顔を見ているオジさん!

なんじゃこの人は!
ウワサって、どこで聞いたんだよ!
近所と交流はないし、近くに友達も住んでない。
おまけに自分の顔のレベルくらいは把握出来てるって。

けど気分がよい。
ウソと分かっていても悪い気はしないね。

新聞勧誘はこうでなくっちゃ!

ま、そんな変な人と契約する気になれず、もちろん断りましたけどね。