毛スクリン

テニスに行った。
人数がイマイチ集まらなかったので、ほぼノンストップで試合を繰り返していく。
疲れたなぁ～。

その後みんなでファミレスに食事に行ってから家に帰る。
もう０時頃だったが、今から髪を切ることにした。
明日は友達の結婚パーティーがあるのだけど髪がボッサボサなんだよね。
シャインクラブのクランクインが間近だから、なかなか切りにいくタイミングが
つかめずにいたら伸び過ぎてしまっていたのだ。
このままでいいと思ってたけど、やっぱり気になってきたので風呂場で愚妻に切
ってもらうことにした。
普段は知り合いの美容室へ行くのだが、今回は仕方がない。
当然ド素人の愚妻だが、ギザギザのハサミで髪をすいていく。
すくだけだからそこまで変にならずにどうにか切り終わり、ついでに髪を染めて
ようやく終了。
髪の毛が体中についていたので一生懸命払い落とし、さらにシャワーをかけて流
してから、風呂にお湯をためていたのでそのままお湯につかる。
そしたら…
モッワ～～～
と風呂場に浮かんでくるものが！
そう、毛！
ボクの毛髪ですわ！
よく見ると、いや、よく見なくても毛髪が溢れかえっている！
毛風呂ですわ、毛風呂！
きもちわり～～！！
あれだけ丁寧に流したはずなのに、これほどまでに残っていたとは…
これがバスクリンだったら快適だが、毛となると気持ち悪いだけだ。
ホラー映画でこういうシーンを見たことあるぞ。

それからもう洗面器で毛をすくっては流し、すくっては流しを繰り返していた
けど、結局全然減っていかず。
増えるワカメみたいに増殖してんじゃないのか？って思うほどだ。

最後には諦めて風呂場をあとにし、その後その風呂に入った愚妻は風呂場で悲
鳴をあげてましたね。
まさにホラー映画だ。

脳年齢

Ｏ氏が来た。
入ってくるなりヒュ～ヒュ～と言って部屋を駆け巡るＯ氏。
ブルーの服を着てブルーのフラッグやタオルを振りながら「勝った勝った！」と絶叫
しながらウチの中をドタドタと走っていく。
ああ、サッカーね。
ウチの近くにある九石ドームで日本代表の試合があったようで、Ｏ氏はウチに車を停
めて歩いて試合を見にいってたのだ。
んで、どうやら試合は日本が１－０で勝ったらしい。
ふ～ん。
全然興味ないわ。
別にサッカーが嫌いなわけじゃないけど、そこまで真剣に見るほど好きじゃない。
ましてやワールドカップならともかく、今日のなんて練習試合でしょ？
「なんで試合（をTVで）見てないの！そこで試合やってんのに！」と怒っているＯ氏
だけど、近くでやってようが興味わかないんだよね。

そんなものよりＯ氏が買ってきてくれた『NintendoDS Lite』のほうが気になる。
携帯ゲームのことね。
どこも品切れで手に入らないらしいので、裏ルートで調達してもらったのだ。
脳年齢が計れるゲームがあるのだが、それをやってみたかったんですわ。
ウチにあるケーキやたこ焼きをガツガツ食べているＯ氏を尻目に、早速やってみた。
数を数えたり、簡単な計算をしたり、色をあてたりしていく。
んで、結果は…

『３７歳』

う～ん…
微妙。
笑えるほどの数値でもないし、若いわけでもない。
ボクがいま３３歳だから、５歳上という中途半端な数字。
「うそだろ～！！」とか言いたかったんだけど、そんなの言えるほどの数値じゃない。
実年齢よりは高いから、自慢出来る数値でもない。
「ああ、そうですか」ってくらいの反応しか出来ない数値だ。
くやしい！
そのあとやった愚妻が出した脳年齢は『８０歳代』
これこれ！
こういう数値が欲しかったのよね！
「ババアだよ！ババア！！」と愚妻を罵ってやったけど、ボクもこんな風に言われた
かった…。
中途半端な自分が憎い…。

ジグソー

実家に帰ったら父・康彦がジグソーパズルをやっていた。
定年退職して暇を持て余しているようで、最近はパズルにハマっているようだ。
どうせすぐに飽きるのだろうけど今まで無趣味だったから、たまにはこういうのもいい
かもしれない。
やっていたのは１０００ピースのディズニーパズル。
６０過ぎたジイサンがディズニーって…。
腰を丸めて必死になってミッキーの顔を合わせている姿はちょっと異質だもん。
城とか山とか、オッサンっぽいやつにしろよと思ったが、せっかくの趣味なので黙って
おいた。

んで父・康彦は「何か作って欲しいのあったら作ってやるぞ！」と意気込んでいる。
う～ん…。
そういうのってちょっと違うんじゃないか？
プラモデルにしても、ロールプレイングゲームにしても、その過程が楽しいのだ。
別に完成した物が欲しいわけじゃないもんね。
でもまあせっかく父・康彦の新たな趣味が見つかったことだし、今度何か作ってもら
うことにしよう。
中学の時にボクが作った『富士の樹海』とか、そういうのがいいだろうな。
いや、昔ちょっと流行った『牛乳パズル（全部真っ白のパズル）』とかでもいいかもね。

ちなみに愚妻は昔、パズルを買ってきた日に風呂に入っている間、一家総出でそのパズ
ルを完成させられていたらしい。
風呂からあがるとあと１ピースだけ残されたパズルがあり愕然としたようだ。
最後は、お前にやらせてやる。
と言われその１ピースを渡され、ピコッとはめて完成したんだってさ。

目・肩・腰

薬局に薬を買いに行った。
薬じゃないかな？
サプリっていうのか、ビタミン剤というのか。
ま、どっちでもいいや。
目・肩・腰に効くってやつですわ。
ボクは目・肩・腰痛が慢性的にヒドいので、これを毎日飲んでいるのだ。
毎日これを飲む事によって症状が改善されているかどうかは分からないが、何となく
効いているような気もするので飲み続けている。

薬局について商品を物色。
毎回決まったものを買っているわけではないので、いろいろと吟味していく。
『こっちのは１７０粒はいっていて５０００円だから、一粒あたり…』
『こっちのこれは成分が…』
『あ、『アリナミンＥＸ』もあるな、でもこういうのって宣伝費が入ってるから普通
のよりも高いんだよね。無名メーカーでも同じ成分で安いのでいいや』
など、真剣に真剣に検討を重ねていく。
悩みに悩んでヘトヘトになりながらもようやく１つの商品に決めた。
聞いた事もないメーカーの聞いた事もない商品だが、値段と成分と容量を比較して導
きだした一品だ。
これはいい買物をしたぞ。
それを持ってレジに向かい、店員の女の子に渡すと…
その子が意外な言葉を発した。

「ただいまこちらのアリナミンＥＸがお薦めですけど、いかがなされますか？ちょっ
とお値段が違いますけど、こちらのほうが売れておりますんで」

と言う。
え～～！！
ボクが散々吟味した結果だってのに…。
「そんなもんいるか！さっさとそれを清算しろ！」
と言いたいところだけど、小心者だから言えない。

「じゃあ、そのアリナミンＥＸってのを下さい」

と言ってしまいましたわ。

小心者の自分が憎い！
どうせ、店員はアリナミンを売ったらリベートでいくらか貰えたりするんだろうな。
この女め！
若いくせしてなかなか商魂たくましいわ。
と思いながらも、「いい事を教えてくれてありがとう」って顔を店員に向けている自
分の八方美人さが悔しい！

その子はアリナミンを包みながらアリナミンの効力について語っていたけど、そんな
のさっきジックリ見たから知ってるっての！！

ＮＯと言える男になろう。

ブタ草

ちょろちょろと花粉症の症状が出てきている。
何度か書いているがボクはブタ草の花粉症なので、この季節から発症するのだ。
だいたい毎年花見をしながらズビズビなっている。
症状はかるいんだけど、鼻水クシャミがポンポン出てくるのはつらいね。
ボクは他の人より鼻が巨大な造りになっているので、花粉を吸い込む量も鼻水を放出
する量も他の人より多いハズだ。
そろそろ鼻にシュシュっとするやつを買っておかなくちゃな。
ボクの場合、症状かるいからあればあれば一発で治るんだよね。

それだけじゃ治らない人は大変だよね。
病院いって注射うったり、薬を飲み続けたり…。
そんな中の一人であるＲ氏に「もし一生花粉症にならないようになるならいくらまで
払う？」と聞いてみたら、「５万」との答え。
え？
そんなもん？？
ボク程度の症状でも２０万くらいは払うぞ。
「一生だよ、一生」
と言うと、「う～ん、じゃあ６万」と言う。
その程度なんだ。
「もう慣れてるし、この時期だけだし」という事なので、このクラスの花粉症の人に
とっては春の風物詩的な感覚でしかないんだろうね。
ボクはまだまだ甘ちゃんだな。