テニスに遅刻

テニスに行った。
受付があるのでいつもボクが一番に着き、みんなの到着を待つことになる。

だいたい次にＨ氏が来るんだけど、今日はちょっと遅いな。
と思っていたら、その Ｈ氏から連絡。

「すげぇ渋滞してる」

あら、そうなのね。
でもＨ氏邸はここから近いから、そんなに時間かからないだろう。
が、なかなか現れず。

Ｈ氏はかなりのテニスバカだ。

みんなが休憩している時も１人だけ黙々と横で素振りをしているほど。
左腕を骨折しているのにテニスをしていたこともあった。
持ち手じゃないとはいえ、ギブスをしたままテニスをする姿は狂気じみていた。

今日も多分早く打ちたくてたまらないんだろう。
少しすると大慌てで駐車場にＨ氏の車が飛び込んできましたわ。

ようやく来たな。

バタンをドアを閉め、ダッシュでコートに向かってきてるよ。
あまり気にせずに、すでにきていた人と打ち合っていた

ら！

「あうっ！！！」

え？
なに今の叫び声。

見るとＨ氏がコート前の道路で倒れていた。
そして痛そうに立ち上がり、片足をひきづりながら歩いてくるではないか。

「やっちゃった…」

と悲しそうな顔。

まだ打ってもないのに捻挫しちゃってるよ！
慌てて走ってくるからだよ。
何やってんだか。

「これはやばい。かなり痛い。既に腫れてきている」

と身動きのとれないＨ氏。

せっかくきたけど、仕方ないな。
今日はもう帰って冷やしてた方がいいよ。

そう言うが、そこはテニスバカＨ氏。
少ししたら「多分出来るんじゃないかな」と、立ち上がり、片足をひきづったままテニスを始めましたわ。
もちろん走ったりはしないものの、どうにか打っている。

大丈夫なのか？
絶対に悪化するぞ？
見ているこっちがハラハラしてくるよ。

そんな状態ながらも試合にも参加。

これはもうテニスバカどころじゃないな。

鉄人だ。

テニスの鉄人だよ。

骨折しているのにホームランを打った阪神・金本
膝を痛めているのに優勝した貴乃花
背中を負傷したのに試合に出続けた桜木花道

それに匹敵するほどの出来事だろう。

まあ、その人たちと違って、Ｈ氏の場合は全く感動しないけどね。

さすがに痛くなってきたのか、ある程度打ったら帰っていったＨ氏。
それでも終了間際までいたけど、あのテニスバカが途中で帰るとは、さぞかし無念で、それほど痛いということだろう。

来週までに回復しているかどうか…。
回復していなくても参加しそうで怖い。

期限間近

今月末が期限、のマックの無料券をいただいた。

マックといっても、残念ながらパソコンのマックではない。
MacBook Proの無料券だったら飛び上がって大喜びするところだけどね。
食べる方のマックの無料券なので、ニヤリと笑顔になるくらいの喜び具合だ。

でももちろん嬉しい。

早速食べることにした。
その無料券、期限が今月いっぱいだから急いで使わなくちゃいけないんだよね。

今夜の晩ご飯はマック。

どれでもタダなので、もちろん高いのを選ぶ。
なんと、中のお肉が３枚も入っているってやつにした！

すごいボリュームだ。
こんなの普段はとても選べない。
ダイエットとか、健康とか、翌日の胃もたれとかを気にしていたらとても手が出るものじゃないだろう。

ジャンクな食べ物ってのはどれもそういうところがあるが、これはよりそう感じさせられる。
でもその背徳感がいい。

こんなの食べていいのか？
しかも晩ご飯がマックでいいのか？
大人はともかく、息子（１０歳）の晩ご飯がマックってのはさすがにマズイnじゃないのか？

と思うと、より美味しく思えてくるものなのだ。

そしてこれがタダだと思うとさらに美味い。
美味しくいただきましたよ。

結構ボリュームあったので、もうしばらくマックはいいな。

と思いきや。

まだ無料券は２枚余ってるんだよな！

これ、どうしよう。

愚妻とボクとで１枚ずつ使えばいいけど、期限は今月いっぱい。

明日明後日は予定あるから、次にマックを買えるとしたら日曜か。
台風で撮影予定だったイベントが延期になっちゃったから、丸一日何もなくなったんだよね。

かなり強烈で危険な台風らしいけど、そんな中を買いに行くべきか？

月末なので日曜を逃すとこの無料券はただの紙になってしまう。
やっぱ行くべきだよな。
マックの無料券があって、それをみすみす見逃すことが出来る人なんて、かなりの資産家でもない限り存在しないだろう。

そのためにもどうか、突然台風が消滅するという奇跡が起こってもらいたいものだ。

福袋

まだ新品のぬいぐるみや、まだ新品のクリアファイルなど数点が我が家にやってきた。

今度、小学校でバザーがあるのよ。
今年は地区の班長だから、それに出すのをみんなに持ってきてもらったのだ。

もちろん我が家も出した。

この為にずっと置いていたんだよな。

正月にヴィレッジヴァンガードの福袋に入っていたけど、絶対に作らないであろう「ラピュタのロボット兵」のプラモをね。

福袋を開けた瞬間、「あ、これは秋のバザー行きだな」と思っていたのが、ようやく日の目を見ることになるよ。



でも我が家が出すのはそれだけではない。

さらに

正月にヴィレッジヴァンガードの福袋に入っていた、とても使い物にならないコップもある。

そして

正月にヴィレッジヴァンガードの福袋に入っていた、とても使う気にならないコップもある。

コップ２個とプラモ１個。
これだけ出せばいいだろう。

本当は、正月にヴィレッジヴァンガードの福袋に入っていた「ゴキブリのお皿」も出したいけど、流石にこれはやめてた方がいいだろう。

しかしヴィレッジヴァンガード率高いな！
と言うか１００％だな！

そういえば去年のバザーにも、正月にヴィレッジヴァンガードの福袋に入っていた「北斗の拳Ｔシャツ」を出したっけ。

毎年正月に
「どうせ、いいの入ってないんだろうな」
と分かっていながらも何か福袋を買いたくて、ついつい買っちゃうのがこれ。

そして案の定、くっだらないのしか入ってなくて、正月早々後悔することになるのがこれ。

でも毎年バザーに出すのを悩まなくていいんだから、ちょっとは役に立ってんのかもしれないな。
福袋として、売れ残りが詰まったものを買い、それをバザーという形で欲しい人に安く提供することになるんだから世の為にもなっているのかもしれない。

よーし！
じゃあまた来年の正月もあの福袋買うぞ！

とは全く思わないけどね。

出来ればもっと開けた時にテンションが上がる福袋にしたいな。
好きなブランドとかあったらそこの福袋買いたいんだけどな。
そんなのないもんな。
次の正月までに、なんとかそういうのを見つけたいものだ。

しかしロボット兵のプラモがいくらで売られるのだろうか。
去年の北斗の拳Ｔシャツは１５０円だったと愚妻が言っていた。

高値で取引されるのを楽しみにしておこう。

運がいい

夜８時頃。
Ｙ氏から電話。

「今ひま？」

と言う。

暇だけどどうかした？

「家まで送ってくれない？」

どうやら。
我が家の近所に用事で来ていたんだけど、車がパンクして動かなくなちゃったんだってさ。
家は歩いて帰るにはちょっと遠いんだよね。

そりゃ大変だったな。
最近はスペアタイヤが標準でついてない車もあるのね。
今はとりあえず外したままになっているんだってさ。

しばらくしたら歩いて家に来たので、Ｙ氏邸まで送っていく。

と

「パンクしたけど凄くラッキーだった」

と言い出すＹ氏。

パンクは今停めている施設に着く前からっぽい。
車を運転してたらガタガタいっていたんだって。
不安に思いながら目的の施設について確認してみると、パンクしていたようだ。

でももう夜だし、困ったな。

とオロオロしていたら、隣に停めていたのが少し交流のある人で「どうしたんですか？」と声をかけてきたらしい。

するとその人。
なんと、タイヤ屋さん！

あれよあれよと対応してくれ、パンクしたタイヤを持ち帰り、明日またつけてくれるということになったようだ。

「どう？ラッキーだったでしょ？ついてるでしょ？」

と連呼するＹ氏。

いやいや。
パンクしてんじゃん！
ラッキーなら、そもそもパンクしないでしょ。

と言うが、どうしても自分はついている人という立場にしたいようで、その後も「ついてたなぁ」と言っていた。

単なる、不幸中の幸いなんだけどなぁ。
ま、本人がそう思うんならいいんだけどさ。

確かに、パンクが分かった時、真横にタイヤ屋さんがいたなんて、ものすごく運のいいことだとは思う。
そんな偶然、なかなか経験出来ることではない。

でも全く羨ましくないな。

こんな無駄な運の使い方があろうか。

まあ早くタイヤ修理して、次からはスペアタイヤを積んでおくようにしたほうがよさそうだね。

お彼岸

墓参りに行った。

小雨が降っていたのでいつもより若干ショートバージョンの墓参りになったけど無事に済ませ、バタバタと車に戻った。

その瞬間気づいた！

くせぇ！！

踏んでしまった！

うんこを！

うんこをだ！

その段階で車に乗ったのはボクと息子（１０歳）だけ。
急いで裏チェックをする。

でも汚れている気配はない。

あれ？
しかし強烈過ぎる異臭。

とりあえず外に出て水たまりで靴の裏を必死でゴシゴシする。

そこへちょっと遅れて車にきた母・美智子。
「何してるん？」
と、我が子の怪しい動きを不審そうに聞いてきたので匂いについて話すと…

「あの銀杏を踏んだんじゃないん？」

と言う。

そういえば車から降りたときに、たくさん実が落ちてるなって思ったんだよな。
丸っこい実。
運転席側の横に木があって、ボクが降りたとこの下にだけ大量にあったのよね。

あれ銀杏か！

じゃあこれ銀杏の臭いだったか！

銀杏はうんこの臭いがするっていうもんな。

あ～、銀杏で良かった～！

とはならないな。

もちろん清潔度でいえば圧倒的に銀杏のほうがいいけど、車内は臭いままなんだもん。
ゴシゴシしたけど全然匂いは取れておらず、さらに運転席のマットにもついてしまっていると思われる。
おまけに雨が降っているので窓を開ける事も出来ない。

「くさいなぁ」という息子。

「なんで銀杏って気づかんかったん！」と言う母・美智子。

返す言葉がない。
でもボクくらいの年代の男で、丸い実が落ちていてすぐに「銀杏」ってのはあまり分からないと思うよ。
それに車から降りたとこにあったから避けようがなかったんだよね。

と言い訳をしても、臭いのは消えない。

そこからみんなで図書館まで移動したけど、臭いままだったね。

本を借り終わり、その近くで食事をするので、ボクが代表してみんなの本を車に置きに戻った。
ら！
モワ〜ン！！
締め切っていた車内はさらに強烈な匂いに！

こりゃひでぇ！

その後、実家に行って小雨が降る中マットを洗って、どうにか消えてくれましたわ。

墓参りにいっただけなのになんでこんなことになっちゃうんだろう。
ショートバージョンの墓参りにしたのがまずかったのかなぁ。

次からは気をつけねば。