MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

2010-02-03 | Weblog
実家に行くと、父・康彦と、病み上がりホヤホヤの息子が豆まきをしていた。

「鬼はそと~!」

と、2人で各部屋を回っている。

日頃はゴロゴロしている父・康彦だけど、何故か節分だけは張り切るんだよね。
今年も嬉しそうに大声で豆まきをしていた。
トイレや風呂場などももれなく周っては、大声で叫んでいる。
大袈裟でなく、ボクが子供の頃の父親の記憶は、その大半が豆まきの姿と言ってもいいくらいだ。

そこまで需要な行事か?
豆まきにトラウマでもあるのか?
幼い頃にまけなかったとか、みんなからぶつけられていたとか。

「博多っ子は、1年を博多どんたくの為だけに生きてるったい!」

と言うのをよく聞くが、父・康彦の場合は節分がそれにあたるのだろう。
豆をまくためだけに1年を過ごしている。
今年はたまたま目撃したが、恐らく夫婦2人の時も彼は1人で大声で回っているのだろう。
博多どんたくの豪快さに比べると多少見劣りする感があるが、それでも無事に今年も巻き終わった。

また来年のこの日に備えて、1年間頑張っておくれ。

それにしても…
いまだに節分ってどうすりゃいいのかよく分からないんだよな。

各家庭のルールはあるけど、正式なルールってのを知らない。

豆をまくって言っても、どうまくのか。
ターゲットである鬼が必要かどうかも分からない。
恵方巻きだの方角がどうのとか言うのもよく分からないし、そもそも何故これを食べるのかも分からない。
豆を年の数だけ食べるってのも、さすがにそろそろそんなに食べられない年齢になってきてしまった。
けど
「そんな場合は10歳を1つとして数えていい」
という勝手なルールを聞く事あるが、こっちの都合でそんな簡単に変えてもいいものなのか?

分からない事だらけだ。

考えてみりゃ、何の加工もしていない豆を食べるのって、この日くらいだよなぁ。
枝豆だの煮豆だのは食べても、何のへんてつもないこの豆を食べる機会ってのは無い。

せめて少しは味付けでもして欲しいもんだよ。
こんなの旨くも何ともないわ。

と思いつつも、食べ始めたら止まらず、気付けば年の数以上食べてるってのが例年のパターン。
今年も例年通り、口の中がパッサパサになるまで食べましたよ。
最近病気がちだけど、これで今年1年は健康に過ごせるようになればいいな。