MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

循環

2013-07-16 22:22:08 | スーパーばあちゃん
草取り名人のばあちゃんは 日曜日一日で農園の草取りを完了しました。
一日と言っても この暑さの中で 朝早くから夕方までの丸々一日です。
まだ借り手の無い畑と私の畑の中 そして畑の回りも。


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何度も管理機で耕したせいか 大きくなった草も気持ちよく抜けます。
ばあちゃんは タイプライターで文字を打つように すみからすみまで草を抜き
抜いた草を これまたきれいに揃えて畑に置いてゆきます。
草刈りをしながら時々 そのしおれた草を集めて 雑草よけシートに広げるのが私の仕事。
シートの上で乾燥したら 今度は畑の敷き藁代わりに利用し 最後は土になります。
これも全て ばあちゃんのやり方から知ったことです。
嫌われ者の雑草が役に立つ! なんか嬉しい・・・。

草取りの次は ヒノキの枯れた葉っぱの片付けを始めました。
一月に世和土木の社長が伐ってくれた大きな檜の枝は 農園の横にきれいに積んでおきました。
ばあちゃんは 1本ずつ葉っぱを手でしごいて枝だけにし 細かくなった葉っぱは袋に集めました。



ヒノキの枯れた葉も 山の落ち葉やカヤと一緒に混ぜて堆肥にするそうです。
その堆肥が農園の土に混ざって 野菜や草を育てるというわけ。
無駄な物は無い その通り!

それにしても ばあちゃんの根気強さにはたまげます。
生きることは働くこと 労働者バンザイ。
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2回目のビデオを観る会

2013-07-13 23:47:09 | MAMMA情報
先月始めたビデオを観る会ですが 第2土曜日の今日 2回目を行いました。
今回は前半に 舟木一夫のコンサートビデオを流しました。
長男が生まれた時から親しくお付き合いさせて頂いている友人に 一昨日借りに行ったのですが
気持ちよく貸せてくれた何本ものビデオの中から 今日選んだのは 
2000年11月23日中野サンプラザで収録したもので 「21世紀へ向けて」というタイトルでした。



コンサートとは全く縁の無い生活をしてきたばあちゃんは 興味深く観たようです。
今回は全部で4人 皆さんはどんな感じで観ていたのか 私は昼食を買いに行ったのでわかりません。
でもきっと 少しは刺激を受けて楽しめたと思います。

午後は 昭和の記録32最終巻を 私も一緒に観ました。
前回は1だったので 映像も見にくかったはずですし ピンと来なかったかもしれません。
今回は昭和の最後の年なので 記憶に残っている場面が多かったです。
瀬戸大橋の開通と青函トンネルの開業の年 もう25年経っているということです。

ビデオの後は 軒下喫茶店でおしゃべりタイムにしてもらいました。
途中から私も仲間に入って おれおれ詐欺の話や一人前とは?という話を 一緒にしました。
本当はみんなで歌を歌ったり ゲームをしたりできればいいなと思いましたが それはちょっと無理。
みんなで楽しむというのは 簡単ではないと思いましたが
帰りにSさん(83才)が言ってくれた一言で ほっとしました。 
「いつも一人でどうしようかと悩んでいたことを相談できて 本当に良かったですよ。」

解散してから ばあちゃんと農園の草取りをしました。
夕食後 ばあちゃんといろいろ話し合いましたが
一番の目的は ばあちゃんがいつもとちょっと違う 楽しい時間を過ごすことだと確認しました。
来月は 予定時間通りにもっと気楽にやろうと決めました。  
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仲間

2013-07-10 22:41:16 | MAMMA情報
尋常でない蒸し暑さに 人間はバテバテですが 雑草は大喜び かな?
大斜面の緑は 目にも精神にもきっといいはずですが そろそろカットの時期。
家の周りも畑も土手も駐車場も 年中無休の草刈り生活です。



嬉しいことに 農園の仲間が増えました。
上の道路がウォーキングのコースになっていたという なべちゃん
丁寧に草取りをして ナスを9本植えました。
里芋とサツマイモも作りたいと言うので ばあちゃんの畑から苗をとってきて 提供しました。
なべちゃんは車で5分という近さなので 翌朝水遣りに寄ったようです。
私も畑に行く楽しみが 増しつつあります。

草刈り機 正確には刈払い機を ホームセンターで買って来ました。
8年前に農機具屋さんで 2台買った物を愛用していますが 
軽い方はどうも調子が良くなくて 何度も修理して使ってきました。
部品を替えたり掃除をしたり かなりお金をかけてきたのは 
良い物を買って 長く大事に使いたいと思ってきたからです。
しかし 農機具屋さんの応対の仕方で 方向転換をしてみようという気になりました。

仕事に対する情熱とプライド 客に対する誠実さと思いやり
いい商売をするには 両方なくちゃね。 
草刈り機も 私の大切な仲間ですから。 
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高齢者 ドキッ

2013-07-07 23:08:44 | komako
生活習慣病と認知症の因果関係に関するTVを 途中まで見ました。
一番多いアルツハイマー病と糖尿病との関係は大きくて
運動をすることでホルモンが補充され 認知機能が向上するということです。
趣味や生きがいに通ずる楽しい事をするのが一番いい 
当たり前のことですが これがなかなか・・・。



テレビを見ていて一番ドキッとしたのは 「65才以上の高齢者」というフレーズ。
え? 65才って高齢者? じぇじぇじぇじぇ!! あと6年・・・。
高齢者という言葉のイメージ 広げなくてはと思います。

埴沙萌(はにしゃぼう)さんという植物写真家の番組を ワクワクしながら観ました。
一度見たことがあるので再放送だと思いましたが それでもワクワク。
今82才だそうですが 75才の時に映像の撮影を始めたそうです。
動かない植物が動く瞬間をとらえたい 楽しくて仕方が無い 
そんな毎日をおくる ものすごく魅力的なご夫婦です。

その後 三浦雄一郎さんと加山雄三さんの対談を見ました。
年齢は 80才と76才だそうです。
「昔は一日で出来たことが 今は十日 だから努力する」 そうだよね。 
これも当たり前のことだけれど 本物が言うとカッコいい!

女性のエベレスト最高齢登頂者(73才)の渡辺玉枝さん 自然体の生き方に憧れます。
今74才ですが 日常生活の中で鍛えるというやり方で登っちゃったのが これまたすごい!
三浦さんのことを 「注目され重圧がある中での登頂成功は 素晴らしい」と言ったそうです。

素敵な大先輩に刺激された一日でした。 




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伊香保から川越

2013-07-04 21:59:53 | komako
まだ行ったことがない場所だったので ばあちゃんに代わって 年金友の会の旅行に参加しました。
知り合いは一人もいませんでしたが いつもの旅行とは違う刺激を受け 楽しい二日間でした。

最初に行ったのは 足利学校です。
多分ボランティアのガイドさんが バス毎に丁寧に説明をしながら案内してくれました。
日本最古の学校で 「自学自習」の精神にのっとり学問に励んだとか・・・。
それを聞いて 大事なことは最初からわかって実行していたんだと納得。
時代が進み 目に見えるものはすごい勢いで変わっていくので 
時々は 芯を考えるようにしようと思っています。



桐生織物観光センターで昼食をとりましたが みんな食べるのが早い!
というか いつものことなので つまりはわたしが遅い! 
本当に遅いけれど 急げない? 急がないので 気がつくと一人になっています。
 
伊香保石段街は365段と聞き 膝の調子をみながら上っていきました。
年金の方達なので上らない人の方が多く 下の広場でしっかり休憩。
一番上には 伊香保神社がありました。
その後 庵古堂(店)と水沢観音の見学をしてから ホテルに向かいました。

二日目のスタートは榛名山のロープウェイに乗りましたが 雨と霧で何も見えず。
頂上に行けば晴れている とは思えませんでしたが やっぱり下で思ったとおりでした。

高崎の白衣(びゃくえ)大観音は 井上保三郎という実業家が1936年に立てたそうです。
41・8メートルという高さと美しい姿ですが コンクリート製なのでこの先が懸念されているとのこと。
道路の両側は深い谷のようで 背の高い木がうっそうと茂っており
坂の途中には 中曽根元総理の後援会が作った碑もありました。
  


最後は 小江戸・川越の散策を楽しみました。
足利も伊香保も高崎観音も 観光客は多くはなく 日本の観光地の現実を見た気分でした。
川越には賑わいも感じましたが 今日テレビで見た東京の観光客の比ではありません。
多くの県で外国からの客を増やそうと頑張る気持ち なるほどなと思います。

今回の旅はバス6台という大人数で 夜の食事は大宴会でした。
それぞれの地区から カラオケ自慢がマイクを握り 会場を盛り上げてくれました。
私のバスからは一番大勢出たようで プロなみの上手さに驚きましたが
一番のビックリは 88才のおじいさん。
隣の人に聞いた話では 奥さんと息子さんに先立たれ 息子さんのお嫁さんと暮らしながら 
畑仕事と温泉とカラオケを 生き甲斐にしているようです。

「歌の力」という言葉はよく聞くし 確かにあるよなあとも思ってきましたが
舞台で朗々と歌い上げる 目の前のおじさまおばさま達を見て 心底「歌の力」を感じました。
誰が一番気持ちいいって もちろん歌っているご本人達の 気持ち良さそうなこと!
多分今回は若い者だった私 拍手だけは一生懸命おくりました。

今月のばあちゃん達のビデオを観る会でも 歌の時間を作ってみようかと思います。
CDを聞きながら一緒に歌うことから始めて ゆくゆくはカラオケタイムなんて いいかも。
おしゃべりもいいけれど 大きな声を出すというのは 体にも心にもすごくいいはず。
年金旅行のおかげで いいことを見つけました。
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