MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

伊香保から川越

2013-07-04 21:59:53 | komako
まだ行ったことがない場所だったので ばあちゃんに代わって 年金友の会の旅行に参加しました。
知り合いは一人もいませんでしたが いつもの旅行とは違う刺激を受け 楽しい二日間でした。

最初に行ったのは 足利学校です。
多分ボランティアのガイドさんが バス毎に丁寧に説明をしながら案内してくれました。
日本最古の学校で 「自学自習」の精神にのっとり学問に励んだとか・・・。
それを聞いて 大事なことは最初からわかって実行していたんだと納得。
時代が進み 目に見えるものはすごい勢いで変わっていくので 
時々は 芯を考えるようにしようと思っています。



桐生織物観光センターで昼食をとりましたが みんな食べるのが早い!
というか いつものことなので つまりはわたしが遅い! 
本当に遅いけれど 急げない? 急がないので 気がつくと一人になっています。
 
伊香保石段街は365段と聞き 膝の調子をみながら上っていきました。
年金の方達なので上らない人の方が多く 下の広場でしっかり休憩。
一番上には 伊香保神社がありました。
その後 庵古堂(店)と水沢観音の見学をしてから ホテルに向かいました。

二日目のスタートは榛名山のロープウェイに乗りましたが 雨と霧で何も見えず。
頂上に行けば晴れている とは思えませんでしたが やっぱり下で思ったとおりでした。

高崎の白衣(びゃくえ)大観音は 井上保三郎という実業家が1936年に立てたそうです。
41・8メートルという高さと美しい姿ですが コンクリート製なのでこの先が懸念されているとのこと。
道路の両側は深い谷のようで 背の高い木がうっそうと茂っており
坂の途中には 中曽根元総理の後援会が作った碑もありました。
  


最後は 小江戸・川越の散策を楽しみました。
足利も伊香保も高崎観音も 観光客は多くはなく 日本の観光地の現実を見た気分でした。
川越には賑わいも感じましたが 今日テレビで見た東京の観光客の比ではありません。
多くの県で外国からの客を増やそうと頑張る気持ち なるほどなと思います。

今回の旅はバス6台という大人数で 夜の食事は大宴会でした。
それぞれの地区から カラオケ自慢がマイクを握り 会場を盛り上げてくれました。
私のバスからは一番大勢出たようで プロなみの上手さに驚きましたが
一番のビックリは 88才のおじいさん。
隣の人に聞いた話では 奥さんと息子さんに先立たれ 息子さんのお嫁さんと暮らしながら 
畑仕事と温泉とカラオケを 生き甲斐にしているようです。

「歌の力」という言葉はよく聞くし 確かにあるよなあとも思ってきましたが
舞台で朗々と歌い上げる 目の前のおじさまおばさま達を見て 心底「歌の力」を感じました。
誰が一番気持ちいいって もちろん歌っているご本人達の 気持ち良さそうなこと!
多分今回は若い者だった私 拍手だけは一生懸命おくりました。

今月のばあちゃん達のビデオを観る会でも 歌の時間を作ってみようかと思います。
CDを聞きながら一緒に歌うことから始めて ゆくゆくはカラオケタイムなんて いいかも。
おしゃべりもいいけれど 大きな声を出すというのは 体にも心にもすごくいいはず。
年金旅行のおかげで いいことを見つけました。
コメント
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