MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

これからの農業

2024-06-30 14:57:54 | komako
高校時代からの親友が、昨日持って来てくれた野菜達です。
友人の人生も想定外の事が起こって、実家を継ぐことになり、米作りや野菜作りを始めた訳です。
友人はしっかり管理して野菜を育てるので、私の野菜とはできが違う事が多いです。
何でもゆっくりの私の野菜達は、収穫はまだ当分先の話、有難く頂戴しました。

先週、2012年製のテレビが壊れました。
しばらくテレビの無い生活をしてみようと考え(と言っても、ばあちゃんの台所にはテレビあり)今までたまに見ていた農業系のユーチューブを見ました。
一番多く見たのは、「島の自然農園」という愛媛県で自然農をやっている方のもの。
川口由一さんに学んだ方で、動画の最後のちょっと哲学者のような話にも共感します。
自然農とは、「耕さない、肥料を使わない、草や虫を敵にしない」というやり方です。
ばあちゃんが何十年もやって来た農業とは正反対ですが、貸し農園のKさんが実践しているのを見て、私もこっちがいいと感じていました。
ユーチューブを見ていて、自然農というのは生き方なんだなという思いを強くしました。
その一方で、「科学的に楽しく自給自足」というユーチューブも興味深く見ました。
こちらは植物の生態を科学的に追求して、効率的に肥料や農薬も使い、スマート農業で大規模化して日本の農業を発展させようというもの。
ただ大規模化出来ない場所はたくさんあるので、そこでは狭い範囲でスマート農業的自給自足を目指そうという感じのようです。

我が家の周辺にも、使われなくなった畑や管理されなくなった茶畑が年々増加しています。
これは他人事ではなく、自分自身の問題でもあります。
日本の農業はどうなってゆくのか、自分はどう考えて行動してゆくのか。

10日間のテレビ無しは、静かな時間を再認識して、風の音や鳥の声の心地よさを味わいました。
注文したテレビが届きましたが、これからは意識して消すようにすると思います。

友人が持って来てくれたキュウリの苗

アーティチョークの小さな蕾が咲き揃い、ユリの花21個も全て咲いて、残り4個となりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然栽培 | トップ | 予想を超える »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

komako」カテゴリの最新記事