ばあちゃんの部屋から見えるモミジの木は、種から想像すると、
60年は生きている古い木です。
大きくしないために、私が毎年この時期枝を切っていたのですが、
先日ばあちゃんが、元から伐りたいと言い出しました。
昔は家の前は全部竹やぶだったので、上の道路も大斜面も、
全然見えませんでした。
このモミジと半分切り株が見える花桃の木は、周りからは見えず、
殺風景な家の飾りのような感じでした。
ところが今は全く景色が変わり、ばあちゃんの部屋から眺めると、
このモミジが大斜面の景色を遮ってしまいます。
元からは無理なので、まず太い枝を切ってみることにしました。
古いチェンソーがありますが、使える可能性は低いので、
いつものノコギリで時間をかければ何とかなるだろうとやってみました。
昼前に30分、昼食後50分、思ったよりもずっと早く終わりました。
今までの経験は、確実に役に立っているなと思いました。
流しを壊さないように、先にぶつかりそうな枝を切り落とし、
大きい枝も最後まで慎重に切って、落としました。
運よく、アジサイもクリスマスローズもノースポールも無事。
何でもやってみないと分からないものです。
もっと苦労するかと思って始めた仕事だったので、嬉しい予想外でした。