ブナ科のクヌギのどんぐり(堅果)です。大きさは直径2cm位です。下半分は柔らかい棘のついたお椀型の殻斗(帽子)で覆われています。どんぐりは熟すために2年かかる2年生です。今年はどんぐりが豊作のようです。
ヤナギ科のジャヤナギです。別名オオシロヤナギです。日本には雌株しかないそうです。挿し木で増えます。唐の時代に中国から来たようです。これは小網代の森のジャヤナギの林です。葉っぱの裏は白く、葉っぱの下部が膨らんでいます。
ユキノシタ科のタコノアシです。つぶつぶのある赤い穂がタコの足のようです。湿地帯に分布します。真ん中の植物です。小網代の森で撮りました。台風19号はあっけなく通り過ぎていきました。昨日は台風一過という言葉がぴったりのすがすがしい天気でした。
コガネグモ科のオオトリノフンダマシというクモの卵のうです。3cm位の紡錘型の卵のうです。オオトリノフンダマシは腹部に斑紋を持つ1cm位のハート形のクモです。水平で円形の網を張ります。小網代の森で撮りました。クモの卵のうにはいろいろな形がありますがこれが最も特徴があります。
モクズガに科のハマガニです。マングローブの林に生息しています。河川の汽水域のヨシ原に巣穴を作ります。ハサミが紫色です。甲羅の大きさは5cm位です。三浦半島三浦市の小網代の森で撮りました。ここには、アカテガ二の巣もたくさん見られました。