チョッキリゾウムシ亜科のハイイロチョッキリがコナラの枝を切って落としたものです。今頃、コナラ林に入ると、いたるところにどんぐりのついた枝が落ちています。これは台風のせいではありません。ハイイロチョッキリの仕業です。チョッキリと言っても、ハサミでチョッキリと枝を切っているのではなく、口で少しずつ噛み切っているようです。コナラの殻斗に穴があいています。ここに卵を産みました。どんぐりは幼虫の餌になります。自然界の営みの一環です。葉をつけた状態で落とすのは衝撃を減らすためでしょうか。昆虫がいろいろな工夫をして生活しているのが驚きです。
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