まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

立山室堂直行バスツアーに参加しました(4)みくりが池

2009年08月17日 | トミーズツアーご報告

先日、富山に帰省した際(9日)に、トミーズツアーの立山室堂直行バスツアーに参加しました。先のブログで、出発から室堂まで玉殿岩屋昼食の様子をお届けしました。

昼食を済ませた後、再び室堂の散策へ出かけました。、イラストマップや遊歩道に案内板が設置されていて、それぞれ所要時間が明記されています。

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今度は、みくりが池温泉へ行くことにしました。この季節は、バスターミナルから歩いて10分ほどです。冬季は、息切れもして、もっと時間がかかります。山の天気は変わりやすいといいますが、歩いている間にも、晴れたり雨が降ったり、霞んだりと忙しいお天気です。みくりが池は、北アルプスで最も美しいといわれる山上湖で、周囲は412mあります。竜が住んでいるといわれ、昔は念仏を唱えながら恐る恐る通ったそうです。風のない日でもさざ波が立つのは竜が呼吸してるから・・・って、神秘的ですけど怖くはないです。(^^;)

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「みくり」とは「神様の台所」の意味で、立山神へのお供え水のことです。また、池を「三めぐり」泳いで沈んだお坊さんの伝説から名づけられたともいわれています。晴れていれば、湖面に山の姿がうつるんですけど・・・。この水は地下にくぐって地獄谷に流れ、やがてソーメン滝になるそうです。ソーメン滝は有料道路から見ることができます。【前ぶろぐ

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みくりが池のそばにある「みくりが池温泉」は、日本一高い所(2410m)にある温泉です。今年のGWに雪の壁を訪ねた時は、入らなかったので、今回は温泉に入ることにしました。温泉には、予約なしで入れます。入湯料は大人600円、小人400円で、入湯記念の日付入コースターがもらえます。タオルは300円で販売されています。もちろん自前のタオルを使ってもOKです。以前、GWのツアーに参加した際に、お客様から、みくりがいけ温泉に関する詳しいコメントを頂いていたのがとっても役に立ちました。ありがとうございます!【前ぶろぐ

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みくりが池温泉の源泉は、地獄谷にあり、無加水無加温、白く濁る硫黄の香りの掛け流しのお湯です。窓からは大日連山がよく見え、雲上の温泉を堪能できます。ちょうどよい温度で、本当によいお湯でした。温泉の硫黄のにおいが強く、まじくん大丈夫かな?と思いましたが、少し「臭い・・・」と言っていましたが、なんとか20分ほどお湯を楽しめました。昨年、新潟の月岡温泉を訪ねた時【前ぶろぐ】は、お湯の硫黄のにおいが気になってほとんど入ることができませんでしたが、成長したんですね。その日の夜、家のお風呂に入ったとき、髪から硫黄の香がぷーんとして、楽しかった1日を思い出しました。

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みくりが温泉の前からは、地獄谷を眺めることができます。平安時代「悪いことをすると立山の地獄に落ちる・・・」「立山の地獄へ行けば死んだ人に会える」などと言われ古くから知られていた場所です。10分ほど歩けば行けますが、ガスも出てるし、小さなまじくんへの影響が少し心配だったので、今回は見送りました。もう少し大きくなったら連れて行きたいと思います。

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売店で「閻魔様の黒たまご:100円」を売っていました。地獄谷で蒸された殻が黒いたまごです。レストランのメニューを覗いてみましたが、ホテル立山よりは少しお得な感じです。写真クリックで拡大できます。機会があれば、今度食べてみますね!雲上のビールは酔いが回るのが早そうです。(^m^)

みくりが池温泉 http://www.mikuri.com/index.html

この後は、立山自然保護センターの様子をお届けします。次のブログにて。