今日は、街かど古典カフェの夏季講座へ行ってきました。街かど古典カフェは、講師の方を囲み、京町家やカフェなどくつろいだ雰囲気の中で、古典に親しみ、学び、こころ豊かな時間を過ごすというものです。
今回も、昨年に引き続き、京まちや平安宮で行われる、同志社女子大学名誉教授の朧谷壽(おぼろや ひさし)先生の講座に参加させていただきました。テーマは「平安京と祭礼」祇園祭にスポットを当て、京の祭礼を紐解くというものです。
第1回目は、平安京の成立についてです。平城京から長岡京、そして平安京の街の移り変わり、当時の住宅事情などわかりやすく楽しいお話です。なお、祇園祭は、昨年は、宵々山【前ぶろぐ】や山鉾巡行【前ぶろぐ】、花傘【前ぶろぐ】を楽しみました。宵山は単純に祇園囃子や夜店を楽しんでますが、山鉾、花傘は見るたびに不思議なことがいっぱいです。なぜ、この街にこの名称の山鉾なのか?奇妙な装束?風習・・・知れば知るほど不思議です。この先の講義が楽しみです。
会場の京まちや平安宮は、築80年を超える京町家です。エアコンがないと事前に分かっていたんですが・・・前回講座に引き続き、今回も着物で参加し、夏の京町家を体感しようと申込時に、心に決めていました。しかし、私は今年の桜の季節以来の着物で、帯を締めるのも一苦労(^^;)マメに着ないと帯結びも身体が覚えてなくて悪戦苦闘(><)クーラーをガンガンかけた自宅部屋でなんとか帯を結び、気温33℃の街へ覚悟して出かけました。着物も着てしまえば、案外涼しく、歩いている間は、時折裾から風が入り快適です。ひとたび立ち止まると結構暑いけど・・・市バスはクーラーが利いているし、外出は思ったほど大変ではありません。
それでも、受付を済ませ、選んだ席は、扇風機のそばでした。腰をおろして“あ、夏の京町家を楽しむんだった、扇風機のそばはズルイ?”と思いましたが、まずは第1回めだし、お許しを。(^人^;)・・・で、結果は、扇風機効果と、町家の夏仕様のしつらえ、時折通り抜ける風のおかげで、暑さは苦ではありませんでした。それより正座のほうが辛かった。時間がたつと足がむくみ、足首太いからか?足袋が痛い。(T0T)まぁ、正座の辛さは前回の講座に参加したときに体験済みなので、仕方ないですね。*希望すればイス席もあります。
古典カフェでは、毎回、趣向を凝らしたお菓子も楽しみの一つです。今回は「露の白玉」です。蓮の花に見たてたお菓子で、露に囲まれた真ん中の小豆は蓮の実、、中身のピンク色は蓮の花を表しています。
古典カフェ夏季講座のご報告は・・・ (1) (2) (3) (4)
昨年の様子は「街かど古典カフェ」 (1)・(2)・(3)・(4) にて。
この後は、近くのおいしいランチをご紹介します。次のぶろぐにて。
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