まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都祇園祭「鉾建て」見てきました。2013

2013年07月11日 | 京都市下京区

今日は午後から祇園祭の「鉾建て」を見てきました。各町の収蔵庫から出して組み立てられます。伝統の手法で時間をかけて組み立てられます。「鉾建て」は7月10日~11日、「山建て」は7月12日~14日に行われます。鉾と山のちがい・・・ちょっとややこしいですが、長い鉾(先に飾りがある)が立っているのが鉾、真松や飾りが立ってる(載ってる)のが山・・・例外もあります。(四条傘鉾、綾傘鉾、船鉾、蟷螂山、橋弁慶山、浄妙山)

「菊水鉾」です。↓昭和27年に再興された昭和の鉾として偉容を示しています。唐破風の屋根に特徴がありますが、まだ組立前ですね。(^^;)

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【左下写真】「函谷鉾(かんこぼこ)」です。鉾頭は三日月と山を重ねたもの。前懸は旧約聖書の一場面「イサクに水を供するリベカ」を題材にした16世紀の毛綴(けつづれ)で、重要文化財に指定されています。先日世界記憶遺産として指定された「慶長遣欧使節関係資料」にかかわる仙台藩藩士の支倉常長一行がスペインから持ち帰ったものでは?とも、いわれています。(前懸、胴懸とは山鉾をかざる絨毯や織物)

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【右上写真】巡行の先頭を行く「長刀(なぎなた)鉾」です。今年、胴懸が新調されました。白いクジャクの柄だそうです。組立は釘をつかわずに、縄で美しく丁寧に行われます。私の知人に、毎年鉾建てを手伝う人がいて、期間中は仕事も休まなくてはいけない、当日も鉾に乗り安全を見守るそうです。いろんな人のおかげでお祭りが続いているのですね~。(^^)

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山鉾町には、授与品がいろいろあります。京都駅ビルの祇園祭のパネル展示を見てきました。ちょっとだけご紹介。【右下写真】カマキリのからくりが特徴の「蟷螂(とうろうやま)」の手ぬぐい、ストラップ・・・かわいいかも。(^^)

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【左下写真】「八幡山(はちまんやま)」金ぴかの八幡宮の鳥居に、左甚五郎の作といわれる雌雄一対の鳩が載っています。二羽の鳩は夫婦和合のしるしとして信仰されています。授与品には鳩笛、鳩鈴があります。【右下写真】「月鉾」ちょっとスタイリッシュな感じの授与品がいっぱい。さすが動く美術館!この季節にはうれしいペットボトルケースもあります。

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「長刀鉾」胴懸の獅子の図案の扇子、辻まわしの竹炭は常に一番、くじ(苦路)とらず、すべり止めに御利益があるそうです。(^^;)

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帰りに、大丸京都店の催事で、中村軒さんの上用饅頭(240円)を買いました。長刀鉾の焼印がかわいいです。(^^)餡はゆず風味でサッパリおいしかったです。中村軒さんといえば・・・マンゴーのカキ氷!前ぶろぐ】今年も食べたくなってきた。(><)ちなみに、冷抹茶は、丸久小山園さんの「水点ておうす」です。フリーズドライなのでだまにならず、すごく点てやすいです。

祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp/

 



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