まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都国立博物館「南山城の古寺巡礼」展を見てきました&新緑の庭園散策&お茶室「堪庵」

2014年04月23日 | 京都市東山区

昨日から京都国立博物館で開催の、特別展示会「南山城の古寺巡礼」を見てきました。南山城とは、京都府の南、木津川流域に位置する地域です。聖武天皇が一時「恭仁京(くにきょう)」を置いた場所で、奈良・平安時代に創建された古刹が点在しています。

P1110432今回は、仏像や、仏画など文化財や考古遺物など、南山城の歴史と風土、仏教文化の全貌を大規模にご紹介する初めての展覧会です。笠置寺、海住山寺、浄瑠璃寺、岩船寺、酬恩庵(一休寺)等、十数ヶ寺、国宝2件、重要文化財26件を含む約140件です。展覧にあわせて修復されたのか?状態が良いものが多かったです。

←多くの手を持つ珍しい千手観音さんは、とっても大きな像です。通常は42本で千本とみなすそうですが・・・この像は実際に何本あるのか?間近で確かめてみてくださいね。三方面から鑑賞できます。その他、展示されている数々の仏像のお姿は、ふっくらで多少胴長(^^;)、かつての色鮮やかな様子が偲ばれ・・・もともと奈良時代好きの私には、とってもうれしい展覧会です。京都市中心部で見る仏像さんよりも時代が古いものが多いのでとちょっと違います。

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南山城は、京都市内中心部から訪ねるのには多少時間がかかるため、私にとっては、あまり訪ねたことのない場所です。まじくんが小さいときは、何度か保育園をサボって一緒に出掛けた事がありましたが(旅ぶろぐを始める以前の事です)最近は、なかなか時間がとれません。これを機会にまた出かけたくなりました。まじくんはもう同行してくれないでしょうけど・・・(TmT)岩船寺・浄瑠璃寺を訪ねた時のぶろぐが残ってました。【こちら】だだし、ブログ人終了のために写真のみ消えています・・・。残念。

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今回の展示会のオリジナルのお土産を買ってきました。チケットファイル(税込300円)、鶴屋吉信さんの干菓子詰合せ(税込1200円:日持ちは2週間ほどです)

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館内には、子供向けの「南山城のみほとけめぐり。」のパンフレットもあります。質問に答えながら展覧会の仏様をめぐります。中学生ぐらいまでが対象かな?

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展覧会のあと、敷地内をウロウロ・・・。案内図を見てみると・・・9月に新しくオープンする新館は「平成知新館」、本館は「明治古都館」と名前がついています。新館にはレストランもできるのですね~。写真クリックで拡大。

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東の庭は、ツツジや藤の花が咲き始めていました。

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お茶室「堪庵」の様子も見てきました。

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相変わらずの静けさ、新緑がきれいでした。

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足元を見ると・・・もみじの新芽がギッシリ(@Д@;)いずれ、庭師さんに抜かれてしまうのでしょうか?それとも絶えちゃうのかな?堪庵の詳細と紅葉時の様子は【前ぶろぐ】にて。

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展覧会で見た蟹満寺さんのヘビから娘を救ったサワガニの大群みたいです。ワサワサしてます。↓(^m^)

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京都国立博物館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

特別展覧会「南山城の古寺巡礼」は4月22日~6月15日までです。音声ガイドは女優の中島朋子さんです。(収録時間約30分:1台520円)観覧所要時間:60分~ 専用駐車場:20分100円 最大料金1,200円(観覧者は1時間無料)

5月11日(土)・18日(土)に小中学生向けの観賞会が開催されます。*まじくんを小さい頃に美術館や博物館へ連れて行ったときの話ですが、子供は思ったことをストレートに声に出します。その素直な感想が聞けるのは親としてはうれしく、先入観なく展示品を見れる事は子供にとってとても良い経験です。しかし、作品の前で親子で感想を話したりしていると、係の方に「お静かに」と注意される事も何度かありました。注意されてマナーを覚えるのも 大切なことだと思いますが、それと同時に、小さな子供が大きな声で感嘆したり、ストレートな感想を言ったりできる展覧会や美術展があればいいのにと、いつも思っていました。・・・「子供向けの鑑賞会」いいですねぇ。(^m^)

この展覧会が終了したら再び9月12日まで「全館休館」です。なお、博物館敷地内(庭散策や茶室見学など)へ入る場合は、展覧会等のチケットが必要です。(敷地入場のみの設定はありません)

 

 

 



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