今日はトミーズツアー「大原三千院・松茸うにあわび会席」のお客様を、ご案内させていただきました。富山を出発して福井県の美浜町の千鳥苑さんで昼食です。なお、美浜町は五木ひろしさんの出身地なので、五木茶屋も併設されています。
松茸と鮑の朴葉焼、うにいっぱい・・・ちなみに、私は、大原で待機でした。食べたかった・・・残念。(^^;)写真は以前の下見時のものです。
昼食後、美浜から大原まで1時間半ほどかかります。駐車場にバスを入れて、約2時間の大原フリータイムです。まずは、駐車場から15分「大原三千院」の様子をご報告します。紅葉見頃を迎えた初めての週末という事もあり、けっこうな人出です。
三千院の創建は、最澄(767~822)が比叡山延暦寺建立の際に、草庵を結ばれたのがはじまりで、別名を梶井門跡、梨本門跡ともよばれる天台宗五箇室門跡のひとつで、皇族が住職を務めた宮門跡です。明治4年の法親王環俗以後、三千院と称されるようになりました。
三千院の紅葉は色づき始めです。往生極楽院前↑の桜の葉は散っていました。ここに安置されている、国宝の阿弥陀三尊像は両側の2体が珍しい大和座(正座)をしておられ、すこし前かがみになっておられます。
↓苔が美しい境内で人気の「わらべ地蔵さん」↓出口付近の紅葉がカラフルでとてもきれいでした。
三千院 http://www.sanzenin.or.jp/ 拝観所要時間:40分~ 拝観料:一般700円 中学生400円 小学生150円 毎年秋のお彼岸には富山の民謡:越中八尾風の盆おわら踊りが奉納されます。詳細は【前ぶろぐ】にて。
続いて、大型バス駐車場から徒歩20分「寂光院(じゃっこういん)」です。こちらの参道はきれいに色づいていました。(三千院と寂光院を両方楽しむ場合は3時間ほどかかります)
寂光院は天台宗の尼寺です。推古2年(594)に、聖徳太子が、父である用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられています。また、平清盛の息女で、安徳天皇の母である建礼門院徳子が、壇ノ浦で滅亡した平家一門と、安徳天皇の菩提を弔いながら閑居して終生を過ごされています。
門付近は黄色く色づき始め・・・境内は十分見頃です。こちらも、三千院よりは人出は少ないものの、けっこう賑やかでした。
当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊でしたが、平成12年(2000)に発生した不慮の火災により焼損したため、修復されて境内奥の収蔵庫に安置されており、現在は模刻された本尊地蔵菩薩像が本堂に安置されています。色鮮やかな大きな地蔵尊です。(本堂内で解説があります)
江戸時代に建立された鐘楼「諸行無常の鐘」のそばの大きなもみじの木が、真っ赤に色づいていました。苔の上の散った葉も美しいです。
今日は日光の加減なのか?なんとなーく境内一面が幻想的な感じでした。
京都大原 寂光院 http://www.jakkoin.jp/ 拝観所要時間:30分~ 拝観料:大人(高校生以上)600円 中学生350円 小学生100円
寂光院、大原三千院、実光院は今月始めにご報告しています。その時はまだ紅葉していませんでした。【13/11/1ぶろぐ】
京都大原観光保勝会 http://kyoto-ohara-kankouhosyoukai.net/index.html
大原を出た後、八瀬の「蓮華寺(れんげじ)」へ行きました。(車で約10分)江戸時代初期、加賀藩家老・今枝近義(ちかよし) が、現在の京都駅付近より移築した天台宗のお寺です。石川丈山や狩野探幽などが再興に携わったと伝わっています。*2014年のコースは蓮華寺は含まれておりません。
境内の紅葉は、緑、黄、赤と鮮やかです。
書院内に入り、腰を下ろすと、極楽浄土の世界を表した池泉観賞式庭園が楽しめます。舟石や鶴石を配した名庭を見ながら、説法を伺います。
説法の後は、本堂へお参りします。このあたりの紅葉はまだまだ、お寺の中でも最後に色づくのだそうです。
蓮華寺 参考サイト【こちら】 拝観料:400円 拝観所要時間:20~30分
トミーズツアーにご参加の皆様、本日はありがとうございました。今日は紅葉の色づきはじめでしたが、楽しんで頂けたでしょうか?また、京都でお待ちしております。(^^)
なお、このコースは、明日もご案内させていただきます。1日でどのくらい色づくのか?注目です。
本当ですね~、仕事柄、ついつい気になりますが・・・
気をつけます。ありがとうございました。