まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都桜ウオッチング(3/28)ねねの道ほか

2008年03月28日 | 京都市東山区

先日【前ブログ】写真だけお伝えした高台寺の前の「ねねの道」です。こちらは、まだまだ咲き始めです。この道には、人力車がたくさん待機しています。参考までに尋ねたら、2人で円山公園までなら3,000円(約10分)、清水寺までなら6,000円(約20分)だそうです。ちなみに人力車は、以前、まじくんと嵐山で乗っています。【前ブログ

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高台寺の向かい側、ねねの道をはさんで「掌(しょう)美術館」があります。高台寺ゆかりの品が展示されています。掌(てのひら)のような小さな美術館ということで、小さな展示場です。高台寺の拝観料に含まれていますので、ぜひお寄りくださいね。ささっと見れます。(^m^)

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P1090243_2また、掌美術館のそばには、圓徳院(えんとくいん)があります。北政所の終焉の地で、今は高台寺の塔頭のひとつです。現在、春の特別展、夜間拝観が行われています。

桜の花はないのですが、やぶ椿が、あちこちにとてもかわいらしく咲いていました。昭和になってから造られた南庭や、長谷川等伯によって描かれた障壁画を見ながら 、係の方が説明をしてくださいました。

もともと、襖絵制作を懇願しながら許されなかった等伯が、住職の留守中に客殿に駆け上がって一気に描きあげてしまったものだそうです。この作品が世に出るいわばメジャーデビューの作品だそうです。

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長谷川等伯といえば・・・先日訪ねた「智積院」の国宝の障壁画前ブログ】も等伯の作品です。(^^)vこんな風に、いろんなお寺を見ていると、時代や人物がつながるのがうれしい瞬間です。

北庭は、もともと伏見城の北政所の御殿の前庭をうつしたものです。たくさんの巨岩大岩がおかれていますが、これは諸大名が寄進したものだそうです。ここでは、お抹茶(500円)を頂くことができます。お庭を眺めながら・・・と思っていたら、なんと!「お茶室でどうぞ」のことでした。(@@)

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正直な話、お抹茶は好きでよく頂きますが、全くの我流で作法などほとんど知りません。以前とある団体の茶道同好会に数合わせで入っていましたが、お茶でなくおちゃけ(^^;)ばっかりでした・・・。お庭を見ながらでも結構ですけど、略式ですし、せっかくのお着物ですからお茶室で・・・」とすすめていただいたので、恥を忍んで頂いてまいりました。身をかがめて「にじり口」より入る際、“着物の次は、いい機会だしお茶でも習いなさい!”という実家の母の言葉が身に沁みました。とほほ・・・(T_T)

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ご住職が焼かれたという秀吉の御印「ひょうたん」のお茶碗です。お茶室の中は自然の光で、ほの暗かったのですが、お茶を飲み終えると、緊張が解けたからか、急に「電気がついた?」と思うくらい明るくなりました。見上げると天井の明り窓から日が射していました。

たいがい、お寺のお茶席は、庭園を見ながらが多く、お茶室は立ち入り禁止や公開されてない場合が多いですが、ここは必ず茶室で頂けます。詰めて7人まで入れるそうなのですが、この日は独り占めで、ラッキーでした。

拝観料:大人500円(高台寺・掌美術館との共通拝観券なら割引があります)

圓徳院 http://www.kodaiji.com/entoku-in/index.shtml

この後は、ねねの道でのランチと、清水寺へ続く道、二年坂をご紹介します。次のブログにて。


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