まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉見てきました「宇治平等院」(16/11/19)

2016年11月20日 | 京都府宇治市

昨日、トミーズツアーのお客様をご案内して、醍醐寺と宇治平等院へ出かけました。醍醐寺の様子は前ぶろぐにて。続いて、平等院です。

平等院の入り口は2つあります。北門(正門)と南門があります。団体用のバスが南側にあるため団体は南門より入ります。こちらは人は少なめで、紅葉がとてもきれいです。

 

真っ赤なもみじがとても印象的です。

 

平等院は、今から1000年ほど前、藤原頼道(道長の子)が、永承7年(1052)に別荘を仏寺に改めたのが始まりです。永承7年は、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行しはじめた年です。

極楽の池に浮かぶ鳳凰堂・・・ご本尊の阿弥陀如来坐像は、日本の仏像作家を代表する仏師定朝によって平安時代後期に造られたものです。(堂内内部拝観は人気でこの日もすでに満席でした)内部拝観しなくても、遠くから阿弥陀様を拝むことができます。ちょうど内部拝観中で、阿弥陀様のお顔が照らされていました。

 

朱色の鳳凰堂に紅葉はとても似合いますね~。

 

平等院の鐘は「姿(形)の平等院」として日本三大銘鐘のひとつです。鐘身に施された装飾が美しいことで知られています。現在の鐘は昭和47年に復元されたものです。

 

鐘楼のある場所からから見下ろした紅葉もとてもきれいです。

 

平等院 http://www.byodoin.or.jp/ 拝観料(入園・ミュージアム):大人600円 中高生:400円 小学生:300円 拝観所要時間:40分~ 駐車場:700円ぐらいから(南門側に民営の駐車場があります)*鳳凰堂内部拝観は別途300円かかります。平等院は昨年の秋もご紹介しています。【15/11/16】今年のほうが紅葉の見ごろが早いようです。

門前も見どころがいっぱいあります。

 

宇治川沿いの遊歩道でも紅葉が楽しめます。

 

あじろぎの道沿いには宇治市観光センターがあります。誰でも自由に立ち寄れます。観光案内のほかに、トイレ完備、宇治茶の無料サービスがあります。 センター内のお茶室対鳳庵」でお抹茶を頂きました。

 

この日は裏千家のお茶席でした。(一客500円)目の前でお茶を点ててくれます。この季節のお菓子は、紅葉を表した「山の錦」です。

 

宇治市観光協会 http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/

*煎茶席の時もあります。(詳細は協会のサイトの対鳳庵のページをご覧ください)

宇治はよくご紹介しています。カテゴリ【宇治市】にて。

 

 


京都の紅葉見てきました「醍醐寺」伽藍・三宝院・霊宝館(16/11/19)

2016年11月20日 | 京都市伏見区

昨日、トミーズツアーのお客様をご案内して、醍醐寺へ出かけました。醍醐寺の拝観は下醍醐(伽藍・三宝院・霊宝館)と、上醍醐の4か所に分かれています。今の季節は、伽藍拝観の弁天堂と池周辺の紅葉がとても美しいです。

伽藍拝観の入り口の仁王門をくぐり、もみじのトンネルをくぐります。ここは日が当たらないので、色づきはほんの少しです。仁王門前のさくらの葉はほとんど落ちています。

 

本堂周辺の紅葉はとてもきれいです。

 

本堂、五重塔、旧伝法学院を経て、弁天堂へ・・・。

 

色とりどりの紅葉を楽しみながら歩きます。

 

観音堂、弁天堂周辺の紅葉は今が見頃で、たくさんの人で賑わっていました。池周辺にはベンチや茶店がありますので、ゆっくり楽しめます。

 

これから色づくもみじもありますので、長く楽しめそうです。

 

弁天堂の先は上醍醐です。上醍醐は創建の起源となった醍醐水、開山堂などです。(上醍醐は軽く登山気分・・・)以前、春にご紹介しています。【前ぶろぐ

続いて三宝院です。歴代の座主(住職)が居住される坊です。庭園全体を見渡せる表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物で、国宝に指定されています。(室内の撮影NG)

 

現在、表書院の奥にある純浄観や本堂、奥宸殿の特別拝観が行われています。(特別料金:拝観料に500円プラス)純浄観は秀吉がお花見をした際の建物を移築したもので、襖絵は紅葉と桜が描かれています。*襖絵は平成のものです。この日は特別に黄金の抹茶椀が展示されていました。黄金のお抹茶椀…イメージは仏壇のおりん?でしたが、実際は木製のお茶碗に金箔を施したものでした。

 

本堂脇には瓢箪とっくりと盃が白砂と苔で表した「酒づくし」の庭があります。奥宸殿の東北には、江戸末期に作られた茶室もあります。

 

続いて霊宝館です。醍醐寺の寺宝が展示されています。しかし、気になるのは…春にきれいな花を咲かせていた樹齢300年を超える醍醐のしだれ桜前ぶろぐ】の紅葉の姿です。残念ながら葉はほとんど落ちていました。樹齢を重ねた桜の木の紅葉はなかなか見れないです。(><。

 

館内の休憩室から、このしだれ桜を眺めることができます。桜の季節はほぼ満席ですが、今の季節は貸切り状態。しだれ桜のそばの紅葉が楽しめます。

 

醍醐寺 http://www.daigoji.or.jp/index.html 所要時間:3ヶ所拝観90分~

現在、秋の醍醐寺の拝観は下醍醐(伽藍・三宝院・霊宝館)すべての拝観ができる3ヶ所共通券(大人1,500円 中高1,000円)のみの受付です。拝観システムが9月1日から変更となりました。*なお、私が今回ご案内したツアーは8月からの販売でしたので伽藍のみの拝観となっています。

醍醐寺はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。