先日(10日)、 まいまい京都さんの「森のガイドと訪ねる、日本一の京都府植物園~約4,500種!日本最大級の大観覧温室へ~」に、まじくんと参加しました。まいまい京都とは、京都の店主、主婦、学生、占い師、職人さん・・・などバラエティに富んだガイドさんといっしょに、京都をまいまい(京都弁:うろうろ)する「京都のまち歩き」ツアーです。参加者も学生、主婦、若い娘?熟年?忙しい人?暇な人?バラエティに富んでます。(^^;)
先のぶろぐで、出発から日本の森・植物生態園の“まいまい”をお伝えしました。続いて大観覧温室です。池の水も凍る屋外から、いきなり熱帯へ・・・カメラレンズが曇って大変。(@Д@;)温室の熱源は都市ガスで、冷温水による冷暖房を完備し、コンピュータによる自動環境制御を行なっているそうです。内部は9つのゾーンで構成され、入館者は回遊式でぐる~と回りながら見学ができます。
約4,500種類、25,000本の植物が植えられ、国内初展示、初開花の植物も多く、名実ともに日本最大級の温室だそうです。(そうだったんだ・・・ついつい別料金だからとスルーしてましたが・・・ちなみに入場料は一般:200円、植物園入場料と同じです。)【左下写真】ボリビア原産の大紅合歓の白花です。(オオベニゴウカン:大きな紅色の合歓の木)。白く毛のように多数飛び出している部分は雄しべです。山伏装束の梵天みたい。(^^)
入場して10分程・・・ようやくカメラが復活 (-。-;) 南国のお花は、色鮮やか美しいですね~。そして、よく見ると不思議な形状。お花の真ん中に葉っぱ?めしべ?おしべ?が、つくしみたいな形・・・。
美味しそうなものも生っています。バナナ、カカオ、コーヒー・・・
実の形から名づけられた木もあります。南アフリカ原産の「砲丸の木」・・・国内での開花、着果は大変珍しいのだそうです。「ソーセージの木」・・・焼いたらおいしそうだけど、毒もあり食べれません。(^^;)薬用として利用されてるようです。
多肉好きの私にはうれしいコーナーもあります。ガイドさんの説明も聞かずに、多肉ちゃんに話しかけてました。σ(^^;)
サボテンもいっぱいあります。なぜか、サボテンには、ときめかない私。性格には棘があっても、植物に棘があるのは嫌。σ(^^;)
「キソウテンガイ」・・・短い茎から2枚の葉を、生涯伸ばし続ける珍しい植物です。昆布みたい。アフリカのアンゴラ、ナミビア原産の希少植物で厳重管理されています。希少ゆえ京都府立植物園では過去に盗難被害も・・・。
この他、温室内はきれいなお花や葉っぱがいっぱいです。(^^)
蘭の花もたくさん咲いています。(^^)蘭科の植物は、南極を除くすべての大陸の熱帯から亜寒帯に自生する植物で、被子植物の中で、もっとも種数の多い科となっているそうです。
温室は、普段見ることができない珍しいものが見れて楽しいです。以前、富山県中央植物園で人がのれる鬼バスを見ました。【前ぶろぐ】葉にのるイベントもあります。体重30キロまで・・・無理。σ(^^;)
温室から外へ出ると・・・青空が広がって暖かくなってました。温室のそばには桜林があります。今咲いているのは十月桜です。その名の通り10月頃から咲きます。京都では秋に開花する桜が見れる場所がいくつかあります。例えば恋が成就する妙蓮寺の桜です。【前ぶろぐ】梅林は、まだ咲いていませんでした。ロウバイがそろそろ終わりかな?って感じでした。
再び、森の中を“まいまい”・・・普段なら見逃す木々も、森のガイドさんと訪ねるととっても楽しいです。【右下写真】レバノンスギ…スギという名ですがマツ科です。中近東一帯に広く自生していましたが伐採利用が大規模に進んだ結果、ごく一部の地域に残存するのみとなり保護扱いされています。良質の木材だったそうで、古代エジプトやメソポタミアのころから建材や船材に利用されていたそうです。この木で造ったガレー船で地中海へ漕ぎ出たのですね。(^^)
【右下写真】ジェラシックツリー…約2億年前、ジュラ紀の化石でしか知られてなかった植物でしたが、1994年にオーストラリアのウォレマイ国立公園内の 渓谷で発見されたそうです。 この発見により、メタセコイアより古く、現存する最古の種子植物であるとされました。まだ小さな若木ですが、大きくなると40メートル近くになります。成長が楽しみです。
京都府立植物園 http://www.pref.kyoto.jp/plant/
京都府立植物園は、何度か出かけています。前回は名誉園長さんの案内で訪ねています。【前ぶろぐ】一年を通じて楽しむことができるので、お勧めです。
まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/
まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて