まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

トミーズツアーご報告「五山送り火を京都現地ガイドと巡る旅」

2014年08月18日 | 京都の祭

一昨日、トミーズツアー「五山送り火を京都現地ガイドと巡る旅」のご案内をさせていただきました。この日の午前中は、大雨洪水警報、土砂災害警戒情報が発令され、大変な1日でした。この雨の中、果たして無事に五山送り火が開催されるのか?・・・ずっと心配でしたが、観光協会のサイトでは常に「開催に向けて準備中・・・」との事でした。果たしてツアーは???

富山を出発したバスは、雨のため、予定時間より1時間遅れで京都入りでした。私が南インター付近で富山のお客様と合流した頃には、雨も小降りでしたが、錦市場へ着く頃には、再び土砂降りでした。錦市場はアーケードが設置されていますので、この雨の中でも、たくさんの人で賑っていました。その後、バスは嵐山へ移動し、散策&夕食です。嵐山も桂川の水位が上昇し危険な状態でしたが、なんとか楽しんで頂けたようです。

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夕食後、送り火見学のため、出町柳まで移動しました。雨のため河川敷での見学が禁止されていること、なかなか雨がやまない事などを考慮し、京都御苑での見学も視野にいれましたが・・・バスが出町柳まで行くと、うれしい事に雨があがったので「賀茂大橋」や下鴨神社付近で送り火を点火から終了まで見学していただきました。

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今年の「五山送り火」の人出は、記録の残る1966年以降で過去最低の4万人だったそうです。それでも、出町柳付近は歩くのも困難なほどの人でした。(河川敷へ降りれないので集中したのかも?)出町柳からは「大」と「法」は正面から見えました。お天気がよければ、もう少し北上し、「妙」「船」なども見ていただきたかったのですが残念でした。それでも、お客様全員、無事に見学を済ませることができ本当にホッとしました。また、大雨警報の中、準備を進め、点火してくださった関係者の方にも感謝です。

ツアーにご参加の皆様、ご参加ありがとうございました。つたない案内人ではございましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?また京都でお待ちしております。

富山発:トミーズツアー「日帰り京都の旅」

紅葉めぐり、祇園踊り、京都御所・・・

http://www.enjoy-sks.co.jp/tommys/09-365/01.html#kyoto


祇園祭:後祭「花傘巡行」2014見てきました!

2014年07月31日 | 京都の祭

今日は7月31日、八坂神社で夏越祭が行われ、1ヶ月にわたって行われる祇園祭が終了します。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

先日(24日)祇園祭の「花傘巡行」を見てきました。花傘巡行は、昭和41年に後祭が17日の前祭に合流し、後祭の行事が喪失したために興されたのがはじまりだそうです。今年は、49年ぶりに、前祭・後祭に分かれ昔の姿を取り戻しましたが、引き続き「花傘巡行」も催されました。

御池通りで山鉾巡行の最後を行く大船鉾の後をついて、河原町通りを南下しました。

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大船鉾の残された懸装品は他にもあるそうですが、あまりに古いために、飾っていないものもあるそうです。修復や新調したものを掛けたら、もっと豪華になるのでしょうね。

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大船鉾が通り過ぎてから10分程で、花傘巡行の先頭が河原町三条にやってきました。花傘巡行は、大きな御幣を持った神職さんによる先祓(さきばらい)から始まります。

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その後、かわいい子供みこしが賑やかに数基続きます。お獅子も2頭やってきて、見物客の頭をカミカミして、厄払いをしてくれます。(^^)

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かわいい児武者も来ます。

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婦人会、久世六斎のお囃子・・・。 

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きれいどころも続々・・・。

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宮川町の芸舞妓さん・・・

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祇園甲部の芸舞妓さん・・・

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かわいい鷺踊、最後に、祇園囃子(今年は鶏鉾さん)・・・

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今年の花傘巡行は、昨年までのコースと逆廻りでした。八坂神社を西へ出発し、四条通りの御旅所、寺町通りを北上、御池通りを東へ、河原町通りを南下し、四条通を東へ、八坂神社へ戻ります。私は、9:30スタートの山鉾巡行を寺町御池で見て、その後、河原町三条で花傘巡行を見て・・・見終わったのは11:30頃でした。無理なく流れもスムーズでよかったです。

花傘巡行、以前の様子は 2013 2012  2011  2009  2008 2007

祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp/ 

2014 前祭山鉾町散策  前祭山鉾巡行 ご利益めぐり  後祭山鉾巡行

昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行 

 


祇園祭:後祭「山鉾巡行」2014行ってきました(2)大船鉾復活!

2014年07月29日 | 京都の祭

先日(24日)、祇園祭の後祭「山鉾巡行」を見てきました。今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭(さきまつり)と、24日の後祭(あとまつり)(+花傘巡行)に分けて行われます。先日行われた前祭の様子は前ぶろぐにて。前祭山鉾町散策  山鉾巡行 ご利益めぐり

前のぶろぐで、後祭の山鉾巡行の1番から5番までご紹介しました。続いて・・・

⑥南観音山(みなみかんのんやま)・・・くじ取らず・・・北観音山と同じく楊柳観音を祀っています。

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北観音山が「上り観音」と呼ばれるのに対し「下り観音」と呼ばれます。

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⑦鯉山(こいやま)・・・「山四番」です。くじ改めがありました。 

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左甚五郎の作と伝えられる木彫大鯉がのっています。黄河の中流にある竜門の滝は地勢が険しく魚類はさかのぼれませんが、これをのぼりきった魚は龍となって昇天するという話を表しています。真松から麻緒を垂らし竜門の滝を表しています。

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鯉山の懸装品は16世紀のベルギー製で、1枚の毛綴を6枚に裁断しパッチワークのように組合わせた珍しいものです。前祭で巡行する鶏鉾の見送りとセットだったのではと言われています。
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⑧役行者山(えんのぎょうじゃやま)・・・「山五番」です。先頭を行く修験者のほら貝の音が響き渡ります。

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御神体は修験道の開祖、役小角の等身大像です。応仁の乱以前から変わらずある山で、町名も昔から変わっていません。切符入りのお祓いは神官でなく修験道の大本山聖護院から山伏が参詣して護摩供を行うのだそうです。聖護院は節分会の時にご紹介しています。【前ぶろぐ

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この山は、毎年元気いっぱいです!山をくるりと回す時は、体育会系の掛け声です(^^)動画を撮ってきました。

⑨黒主山(くろぬしやま)・・・「山六番」です。くじ改めの町行司は少年です。見守る市長さんのまなざしも、どこか優しげです。立派に務めれるかな?見てる方も、ドキドキします。

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御神体は平安時代の歌人、大伴黒主で、桜を見上げている風情を表しています。桜花は翌年の厄除け粽に添えて授与されます。

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そして、大注目!⑩大船鉾(おおふねほこ)・・・くじ取らずです。150年前、後祭の最後尾を進んだ鉾で、幕末の蛤御門の変の大火で鉾が焼失し長く休み鉾となっていました。

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昨年までは懸装品などが唐櫃に納められ、お囃子と共に巡行に参加していましたが、今年、鉾が復活しました!以前、駅前に展示されていた時はそれほど大きく感じませんでしたが、やっぱり大きい・・・。堂々とした姿です。復活おめでとうございます。(^^)

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巡行の様子の動画を撮ってきました。お囃子もお楽しみください。なんとなく初々しい・・・。

 

たくさんの人が見守る中、大船鉾は晴れやかに進んでいきました。今後、徐々に懸装品を復元し、往事の姿を取り戻すそうです。楽しみです。

 

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以上、後祭の山鉾巡行でした。朝9:30から始まって1時間半弱・・・見てる方はとっても楽でした。この後、烏丸通へ移動して、花傘巡行を見ました。次のぶろぐにて。このまま御池通りで待機していても花傘巡行が見れます。

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昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行  2013花傘巡行


祇園祭:後祭「山鉾巡行」2014行ってきました(1)くじ改め

2014年07月28日 | 京都の祭

先日(24日)、祇園祭の後祭「山鉾巡行」を見てきました。今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭(さきまつり)と、24日の後祭(あとまつり)(+花傘巡行)に分けて行われます。先日行われた前祭の様子は前ぶろぐにて。前祭山鉾町散策  山鉾巡行 ご利益めぐり

P1130564 49年ぶりの後祭の巡行ですから・・・おそらく半分以上の人が経験なしです。どんな感じで始まるのか気になるので、朝から山鉾のスタート地点の京都市役所前を目指して出かけました。到着時間は9:20頃、有料観覧席2000席は満席でした。

後祭の山鉾は、各町を出発、御池通りを東、河原町を南下、四条通を西へ巡行し各町内へ戻ります。17日に行われた前祭と逆回りとなります。御池通りの市役所手前では、巡行の順を確認する「くじ改め」が行われます。改めるのは奉行役の京都市長さんです。巡行の順番が毎年決まっている「くじ取らず」の山鉾もあります。その場合は、改めずに、旗が通り、奉行役にご挨拶してから山鉾が通ります。

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①橋弁慶山(はしべんけいやま)・・・くじ取らず・・・弁慶と牛若丸が戦う姿を現しています。少し大きめサイズの山の上は、舞台として風流の趣向をみせていた時代の形式を伝えています。真松も山籠もない古い形の山です。

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くじ改めの前を過ぎると、山はぐるりと回転してくれます。いろんな角度が見れて楽しいです。なお、胴懸は円山応挙下絵と伝わる葵祭の綴織です。

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②北観音山(きたかんのんやま)・・・くじ取らず・・・神話や史話をテーマにした山鉾の中で、仏教色の濃い楊柳観音を祀っています。 

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後ろには柳の大枝を差しています。巡行後には厄除けとして一般に授与されます。

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③八幡山(はちまんやま)・・・後祭巡行の「山一番」です。町行司が、くじが入った木箱のひもを扇子でほどいて奉行役にくじを見せる「くじ改め」がありました。独特の所作は各町内で少しづつちがいます。

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町内守護の八幡社を勧請する山で、鳥居には左甚五郎の作といわれる雄雌の鳩が飾ってあり、2012年に新調されたばかりです。授与品の鳩笛や鳩鈴は夜泣き封じとして信仰を集めています。

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④浄妙山(じょうみょうやま)・・・「山二番」です。くじ改めがありました。

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前懸は、長谷川等伯の長男である長谷川久蔵の桜図です。後懸は等伯の「楓図」です。もとになった障壁画は東山の智積院にあります。【前ぶろぐ

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山の飾りは、平家物語の宇治川の合戦の様子をあらわしています。僧兵の頭上を一来法師が左手飛び越えて先陣をとる場面です。この山も、前出の橋弁慶山と同じように山の上を舞台とみなしています。

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⑤鈴鹿山(すずかやま)・・・「山三番」です。くじ改めがありました。

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御神体は山鉾中で随一の美女像として名高い鈴鹿明神という女神です。(巡行中は神面をつけているため素顔は見えません)

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舁手の白麻の装束が他とは一風違います。らくだの前掛と見るとエキゾチック~。真松にはたくさんの絵馬が吊るされています。巡行後、町内に盗難除けのお守りとして授与されるそうです。

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とりあえず、5番目までです。巡行開始時は、前祭の注連縄切りのようなスタート時のイベントがあるのかな?と思いましたが、時間が来て淡々と巡行がはじまりました。なお、私は、御池通り、くじ改めのある場所の反対側の有料観覧席の後ろで見ることができました。

続きは次のぶろぐにて。

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昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行  2013花傘巡行


親子で行く後祭山鉾めぐり&後祭十ヶ町集印ご利益めぐりに参加しました!

2014年07月23日 | 京都の祭

今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭(さきまつり)と、24日の後祭(あとまつり)(+花傘巡行)に分けて行われます。先日行われた前祭の様子は前ぶろぐにて。前祭山鉾町散策  山鉾巡行

P1130524巡行が2回に分かれると、山鉾町での行事も2回に分かれます。後祭の宵山では歩行者天国も露店もなく人が少ないのでは?人が少ないと粽とかグッズの売り上げが心配、売り上げがないと山鉾の維持に不安・・・おそらく諸事情もあってか、今年は、いろんな催しが行われています。その中の一つ、町会所をめぐってご朱印(スタンプ)を集めて記念品がもらえる山鉾めぐりも行われていました。

「親子で行く 後祭山鉾めぐり」は小学生が対象のイベントです。一般向けには「後祭十ヶ町集印ご利益めぐり」が行われていました。どちらもスタンプの設置場所は同じですが、記念品が違います。(参加無料、小学生向はクリアファイル2枚:先着順、一般向けは手拭い:限定3500枚)

スタンプは、以前から設置されていたご朱印と同じものもあれば、多少ちがうものもありました。参加無料ですが、スタンプ捺印時に志納します。順番は自由です。私たちは、南観音山から集めました。

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↓北観音山です。遠くから見る姿は、やはり南観音山とよく似ています。

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北観音山の近くに↓休み山鉾の布袋山があります。休み山鉾とは、かつて巡行に参加し、大火や兵乱なので中断して現在まで復興されていない山鉾の事です。町内には消失を免れた御神体人形や懸装品などが保管され会所飾りで披露されています。今年復活した大船鉾も、以前は会所飾りが行われていました。【前ぶろぐ

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ご朱印は、手書きで丁寧に書いてくれました。私がもっている祇園祭手帳には、布袋山の記述はあるもののご朱印スペースがないので、表紙裏に書いていただきました。復活の願いを込めて、気持ち多めに志納しました。(^^;)v

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↓八幡山です。

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このあたりは、屏風祭も行われています。商家などが、表の格子を外して秘蔵している屏風や美術品、調度品などを飾り、通りから鑑賞してもらえるようにしています。(見学無料・有料もあり)

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↓役行者山です。こちらは、会所奥でご朱印をいただく形なので、列を作ってご朱印を頂きます。その間、懸装品の見学ができます。

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役行者が腰を下ろしたといわれている石もあります。

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↓黒主山です。こちらのグッズは黒くてかっこいいものが多いです。小さな売り子さんの声に誘われて、黒おたべ(600円)買ってきました。黒ゴマの生八つ橋です。

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↓鯉山、橋弁慶山・・・

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↓浄妙山、鈴鹿山・・・。鈴鹿山から大船鉾までは、少し距離があるので市バス(100円循環バス)に乗りました。(^m^)今の季節エコサマーで子供は無料です。

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↓大船鉾はすごい人でした。ご朱印もらうのにも30分程待ちました。

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全部のご朱印を集めて、ようやく記念品をゲットしました。朱印めぐりは人気で、この日(21日)は、夕方には台紙がなくなったようです。 小学生対象の山鉾めぐりは、学校の配布物でも案内されていましたが、参加している親子は低学年が多かった感じです。私は、嫌がる小6のまじくんに、頼み込んで参加しました。(^^;)

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移動距離はそれほどでもないですが、場所によっては待ち時間が長く、せっかくの会所飾りも並ぶだけで精いっぱいでした。疲れた・・・。すべて回るのに、3時間弱かかりました。来年は台紙を有料にして、記念品を確約していただけるとのんびり回れるかも?

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祇園祭:前祭「山鉾巡行」2014行ってきました&町家ラウンジ「新町1888」祇園祭弁当

2014年07月20日 | 京都の祭

先日、祇園祭の前祭(さきまつり)、山鉾巡行を御池通りで見てきました。先に、巡行の1~12番13~23番の様子をご報告しました。

最後の船鉾が烏丸通りを超えると、交通規制が解除され、あっという間に人や車が通り始めます。さっきまでにぎわっていた有料席にも誰もいません。寂し~。

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新町通りを下がって町会所へ帰る山鉾の辻回しを見る人もいますが、通り抜けることができませんので、その手前で南下する人もたくさんいます。

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よく見ると、先ほど最後尾だった船鉾が放下鉾を追い越して先に帰っていきます。

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細い通りギリギリに山鉾が帰っていきます。時間は13:30を過ぎていますが、鉾の周りはたくさんの人です。

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さすがにお腹が空いてきたので、何か食べようと探してたら、新町通りにオープンしたばかりの町家ラウンジ「ホテルオークラ新町1888を見つけました。ランチはお茶漬けのセット(1,000円)です。残念ながら満席。(><。)しばらく待ちましたが、空きそうもないので、祇園祭弁当を買って帰りました。(ご報告は最後に)

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帰り道には解体中の山鉾があります。カマキリののってない蟷螂山もありました。やはり、カマキリをいちばん最初に休ませるのですね~。(^m^)右下写真:月鉾

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郭巨山です。釘を使わず組み立てているため、解体すると意外とコンパクトです。長年の工夫ですね~。また来年、楽しみにしています!

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【おまけ】自宅に持ち帰った新町1888の祇園祭弁当(2,100円)です。長刀鉾の形かな?下の段には、鱧寿司、粽寿司、生姜ご飯、鮎の塩焼き・・・、上の段には、だし巻き卵、とうもろこし豆腐、うなぎ、刻み葉唐辛子佃煮、冬瓜スープ煮など物などが入っていました。思ったより量も多かったです。少しでいいから甘味が入っていると、なおよかったです。 

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あちこち通行止めで帰宅に時間がかかり、食べたのは3時過ぎ・・・。ほとんど、下校したばかりの、まじくんに食べられてしまいましたが、おいしかったです。(^^)形も楽しい~。

京都ホテルオークラ http://okura.kyotohotel.co.jp/ 新町1888

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祇園祭:前祭「山鉾巡行」見てきました。(13~23番目)2014

2014年07月19日 | 京都の祭

先日、祇園祭の前祭(さきまつり)、山鉾巡行を見てきました。先に1番目から12番目の山鉾の巡行をご報告しました。続いて、13番目からです。

⑬鶏鉾(にわとりほこ)・・・堯(中国神話に出てくる名君)が治めた時代には平和が続き、訴訟に用いる太鼓はこけむし鶏が巣をつくるほどだったという故事にちなんでいます。稚児人形は幕末ごろの作で、名前はついていません。大人びた面長顔です。

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トロイの王子ヘクトールと妻子との別れの場面を描いた、ベルギー製の見送が見事です。重要文化財指定に指定されています。後祭に巡行する鯉山の前掛とセットだったといわれています。左下写真:たくさんの曳き手がいますが鉾の下にも人が入っています。

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⑭木賊山(とくさやま)・・・世阿弥作の謡曲「木賊」を題材にした山です。等身大の老翁像は、我が子と生き別れた悲しみのうちに木賊を刈ります。木賊は造花ですが、翁が左手にもつ木賊は本物だそうです。

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今年の巡行は、前と後に分かれ、山鉾が減ったにもかかわらず、のんびりです。途中、なかなか山鉾が来ず・・・。日の照る場所に長時間立っているのはしんどいので、時折日陰に入って腰を下ろし、見知らぬ人とお話したり、水分補給したりとのんびりしていました。(場所を離れても大丈夫なくらいの人出でした)

日陰で休んでいると、賑やかなお囃子が聞こえてきました。祇園囃子との重なりを防ぐため、前後には音のない山が巡行する工夫をしています。⑮四条傘鉾(しじょうかさほこ)です。先に巡行した綾傘鉾と同じく鉾の古い形態です。傘そのものが御神体です。地域の小学生たちが踊り方として参加しています。

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お囃子の動画を撮ってきました。


⑯蟷螂山(とうろうやま)・・・かまきりやまとも呼ばれます。旗には「かまきりやま」のルビがあります。大きな敵に鎌を振り下ろして戦う勇気いっぱいの蟷螂です。今年は羽根を新調したそうです。拍手をたくさんすると愛嬌よく動いてくれます。ちょうど、このあたりでお昼頃になったため、有料を立つ人や帰る人が多かったです。

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⑰月鉾(つきほこ)・・・鉾頭に三日月をつけています。「動く美術館」の異名をもつ絢爛豪華な鉾です。明治までは生稚児が乗っていた記録がありますが、明治45年から稚児人形「於菟麿(おとまろ)」が乗っています。

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⑱白楽天山(はくらくてんやま)・・・他の山に比べ大きな真松を立てています。御神体の白楽天と道林禅師が問答する姿です。青い衣が道林禅師で常に松の大枝に座っていたそうです。

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前懸、胴懸は、ベルギー製毛綴、フランス製のコブラン織、中国の風景・・・エキゾチックな雰囲気の装飾です。

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⑲保昌山(ほうしょうやま)・・・平井保昌が、後に妻となる和泉式部のために、紫宸殿に忍び込んで、紅梅を手折ってくる姿を現しています。手折ったぐらいの量じゃ、ありませんねぇ(^m^)

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⑳郭巨山(かっきょやま)・・・昨年は2年続けて1番くじを引いたラッキーな山でしたが、今年は後ろの方です。屋根がある事、欄縁下の「乳(ち)かくし」という板絵に前懸・胴懸を吊るしているのが特徴です。

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後漢時代の説話で、郭巨が家が貧しく親に孝行すると子供が養えない、子供は再び得る事ができるが親は再び得る事ができないと、子を捨てる決意をして山中に入ったところ黄金を得たという話がもとになっています。(なんか、すごい話だ・・・)見送りは平成6年に新調された万葉美人図です。鮮やかな赤が目をひきます。

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21.放火鉾(ほうかほこ)・・・昭和4年まで生稚児がのっていましたが、今は三光丸という稚児人形がのっています。関節が動く人形で、鉾上で稚児舞を演じます

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見送は、昭和58年に寄贈された皆川泰蔵作のろうけつ染めの「バクダッド」。2羽のフクロウが印象的です。

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22、岩戸山(いわとやま)・・・天岩戸を題材にした曳山です。曳き手にはたくさんの外国人の方も参加されてるそうです。形は鉾のようですが、金属製の鉾ではなく、真松を立てるため山と呼びます。

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鉾と同じく祇園囃子を奉じています。以前は真松の前に立っていたイザナギノミコト像は、現在は大屋根の上にのっています。

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23、船鉾(ふねほこ)・・・前祭の最後を行く鉾です。やっと来ました。(^^;)日本書紀の神功皇后の新羅出船を題材にした鉾です。前の岩戸山と同じく、金属製の鉾は立っていませんが、鉾に属します。

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風に強く鵜に似ているという鷁(げき)という瑞鳥が船首に安置されています。両翼長2.7mの大きな鳥です。

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以上、23基の山鉾です。船鉾が烏丸御池を過ぎたのは13:00を回っていました。

この後は、解体の様子とランチをご報告します。次のぶろぐにて。

祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp/

昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行  2013花傘巡行



祇園祭:前祭「山鉾巡行」見てきました。(1~12番目)2014

2014年07月18日 | 京都の祭

今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭と、24日の後祭(+花傘巡行)に分けて行われます。先日行われた前祭の山鉾巡行を見てきました。巡行のスタートは9:00・・・スタート時に現地へ行きたいと思いつつも、数年前に、長刀鉾の生稚児さんの注連縄切りの瞬間を見に行った【前ぶろぐ】のですが、人出が多くその場所にたどり着けなかったため、諦めております。(^^;)

今年も、テレビでその瞬間を見た後、9:30頃に家を出て現地へ向かいました。地下鉄の京都市役所前駅で降りて、どこで見ようかな~、ちょうど先頭がついた頃かな~と案内地図を見ていたら、駅員さんが「ここは激戦地ですよ」と・・・。まぁ、確かに河原町四条で一度目の辻回し(方向転換)をして、続いて河原町御池(京都市役所前)で二度目の辻回しをしますので、みんな集まってますよねぇ・・・。思った通り、地下鉄駅から地上へあがると、先頭の長刀鉾が辻回しを行ってる所でした。良い場所で見学したいときは、かなり早い時間に出かけないとダメです。

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さて、今年はどこで写真を撮ろうかとキョロキョロ・・・。巡行が2回に分かれて有料席の売行きが不安との記事も出ていましたが、有料席もほぼ埋まっています。沿道の人は、平日開催ということもあるからか、思ったほどの人ではなかったです。

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先ほど、テレビでみた長刀鉾の生稚児さんも、元気にがんばっていました。今年は漬物屋の西利の社長の御長男です。注連縄切りも一発で鮮やかでした。毎年、ついつい母の気持ちで見てしまい、ウルウルする場面です。(TmT)右下写真:プラチナ箔で今年新調された鉾頭がキラリと光っていました。

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②占出山(うらでやま)・・・20年ぶりの山一番(1番くじ)です。御神体人形の神功皇后は、懐妊中に新羅出兵し勝利したとの伝説より、着付けの際に御神体に腹帯を締めるそうです。(非公開)この山は、安産のお守りで知られ、巡行の順が早い年ほど安産だといわれています。今年は、超安産!ですね。

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③芦刈山(あしかりやま)・・・御神体の小袖は、全山鉾中で最古の人形衣装です。これとは別に、織田信長の小袖を拝領したというものもあるそうです。前懸は「凝視」という題のライオンが描かれていて目をひきます。カキツバタの胴懸等も、町会所でじっくり楽しむ事ができます。【前ぶろぐ

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④孟宗山(もうそうやま)・・・病気の母の好物であるタケノコを雪の中掘り当てたという逸話に基づいています。真松や御神体には雪にみたてた綿が飾られています。

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胴懸のラクダの図は平山郁夫氏の原画、見送は竹内栖鳳筆の「孟宗竹林図」で、今年新調されました。当初のものは戦時中に制作されたため墨絵をモチーフに使ったのでは?と言われています。新調されたものは白黒とはいえ120種類の糸が使われているそうです。

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⑤函谷鉾(かんこほこ)・・・前懸は旧約聖書の一場面「イサクに水を供するリベカ」を題材にした16世紀の毛綴(けつづれ)で、重要文化財に指定されています。天保10年にもともと稚児として乗る予定だった左大臣の令息(のちの明治天皇后の兄)が、健康上の理由でとりやめとなったため、その令息をモデルとした等身大の人形を用いたそうです。これが最初の人形稚児の始まりです。名前は「嘉多丸(かたまる)」です。

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⑥山伏山(やまぶしやま)・・・通常の4隅の房に加えたくさんの房がついているのが特徴です。御神体は、昔、八坂の塔が傾いた時、法力によってなおしたという浄蔵貴所(じょうぞうきしょ:平安時代の僧)の大峰入り(山修行)の姿です。傾きをなおした=復興という事で、昨年より震災支援に尽力しています。町会所では茅の輪くぐりも行われています。【前ぶろぐ

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⑦綾傘鉾(あやかさほこ)・・・山鉾の古い形態を表す2つの大きな傘の形をした風流傘が特徴です。6人の稚児、棒振り囃子が賑やかに先導します。室町時代中期からの古いもので、踊りながら太鼓を打ち鳴らし、棒を振り回します。衣装は魔除けの鱗模様です。

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⑧伯牙山(はくがやま)・・・明治3年までは琴割り山と呼ばれていました。友人で琴聴きの名人の死を悲しみ、弦を絶って二度と琴を弾かなかった伯牙の話に基づいています。明時代の著名な慶寿裂(けいじゅぎれ)の軸装が前掛で、全体的に中国風の飾りつけです。御神体の伯牙像は2メートル近くあり迫力があります。

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⑨菊水鉾(きくすいほこ)・・・町内にあった菊水井戸にちなんで名づけられています。唐破風造りの大屋根が他にはない特徴です。

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稚児人形は、菊の露を飲んで700年(300年?)生き続けた少年をあらわし、右手に柄杓、左手に盃を持っています。ちょっと、前髪長いですね~(^m^)

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音頭取りや茶道具を運ぶ人の帽子が他とはちょっと違います。

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⑩太子山(たいしやま)・・・聖徳太子が霊験によって得た杉を用いて六角堂を建立した史話にもとづき、この山のみ松でなく杉を真木として立てています。御神体は16歳の白束帯姿の聖徳太子像です。

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前掛は秦の始皇帝が造営した阿房宮(あぼうきゅう)を描いています。かつて参加者をお茶でもてなすための茶道具を担いで運んだ「荷(にない)茶屋」・・・今は、担ぎ手の水分補給の大事な道具です。平成の世ではアクエリアスが人気。(^m^)

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⑪霰天神山(あられてんじんやま)・・・その昔、京都が大火に遭った際に、急に霰が降り鎮火。その時に霰と共に降ってきた小さな天神像が降りてきて祀ったのが山の起こりです。近年新調された前懸「出陣するヘクトールと妻子の別れ」の毛綴が目をひきます。

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廻廊には、天神さんのシンボルである牛や梅の透かし彫りが施されています。牛の姿はすべて形態がちがいます。立ってたり、座っていたり・・・。

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右上写真:⑫油天神山(あぶらてんじんやま)・・・古くから町内にあった天神さんを勧請してつくられた山で、油小路にあるところから油天神山とよばれます。こちらの天神さんは、牛が見当たりませんでした。じっくり見たらあるのかな?見送は富士山!梅原龍三郎原画の「朝陽図」です。

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とりあえず、①~⑫までです。続きは次のぶろぐにて。

祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp/

昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行  2013花傘巡行


祇園祭「町会所」「ご朱印」めぐり行ってきました。(2014.7.15)

2014年07月16日 | 京都の祭

昨日、外出ついでに、山鉾町をぶらぶらしてきました。町会所では粽や手ぬぐい、グッズが売られ、懸装品などが展示されています。時間帯によりますが、車輛通行止めされています。

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↓室町通にある「山伏山」です。2階には御神体がお祀りされています。御神体は、昔、八坂の塔が傾いた時、法力によってなおしたという浄蔵貴所(じょうぞうきしょ:平安時代の僧)の大峰入り(山修行)の姿です。

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新旧の懸想品がたくさん展示され、刺繍や絨毯を間近で見ることができます。巡行の際は、危ないので近づけないので、この機会に、じっくり見るのがお勧めです。山伏山名物の「茅の輪」は、今年は宮城県岩沼市の駒田神社の御神田の稲わらを使っています。震災後初めて刈り取った稲わらだそうです。

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山伏山は、昨年より震災支援を行っていて、今年も宮城の物産販売等も行われています。昨年はてるてる坊主のお守りを購入させていただきました。今年は、ご朱印(志納)を押して、茅の輪せんべい(350円)を買ってきました。

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続いて、室町通を上がって(北へ)「鯉山」の町会所を覗いてきました。鯉山は後祭(24日)の巡行ですが、7月14日~16日(13:00~21:00)の期間中「鯉山美術工芸品展示」が行われています。

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中国の故事「竜門を登る鯉」の雄姿を現し、出世のお守りなどが人気です。ご朱印も3つありました。(志納)

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町会所めぐりの他にも、楽しみがあります。このあたりは、織物の問屋さんなどが多く、期間中庫出しセールが行われています。格安の仕上り浴衣や小物もありますが、反物や帯などの良品でお買い得商品もたくさんあります。祇園祭の期間しか一般売りしないお店もあるので、そこが狙い目です。(^^)

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宵山(夜の歩行者天国)は人がものすごく多く歩くことも大変なので、小さな家族連れ、年配の方、ゆっくり楽しみたい方は、日中の見学がおすすめです。山鉾への搭乗もあまり待たずにできます。(1,000円~2,000円)

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ぶらぶら散策していると、無料配布のうちわをたくさんもらいます。もらうときは、地図入りが便利です。(^^)差し出されるものを、素直にもらっていたら10本ぐらいはすぐたまります。断る勇気が大切。ゴミになるし・・・(^^;)

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今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭と、24日の後祭(+花傘巡行)に分けて行われます。山鉾巡行前の宵山期間は、従来通り各町で懸装品の展示や厄よけちまきの販売、祇園囃子の披露などがあります。宵山は、前祭に巡行する山鉾23基の町内で14日~16日に行われます。後祭の宵山は21日~23日、10町で行われます。前後同時に山鉾が建つことはないそうです。

露店と歩行者天国(四条通、烏丸通)は、前祭の15日、16日の2日間(前年より1日減)です。後祭の宵山は、昔のような静かに風情を味わってもらいたいとの事で、露店や歩行者天国の設定はないそうです。

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昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行  2013花傘巡行

 

 

 


祇園祭「長刀鉾」祇園囃子を聞いてきました♪

2014年07月05日 | 京都の祭

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今日は、午後から京都の中心街へ出かけました。帰り道・・・四条高倉の大丸百貨店の並びにある「長刀鉾」の町会所から囃子方が祇園囃子を稽古する「二階囃子」が聞こえてきました。祇園祭の期間中は、商店街のあちこちで「コンコンチキチ~♪コンチキチ~♪」と祇園囃子がBGMとして流されていますが・・・本物の祇園囃子はやはり格別、全然違いますね~。(^^)街を歩く人も足を止めて聞き入っていました。

P1020817今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭と、24日の後祭(+花傘巡行)に分けて行われます。山鉾巡行前の宵山期間は、従来通り各町で懸装品の展示や厄よけちまきの販売、祇園囃子の披露などがあります。宵山は、前祭に巡行する山鉾23基の町内で14日~16日に行われます。後祭の宵山は21日~23日、10町で行われます。前後同時に山鉾が建つことはないそうです。

露店と歩行者天国(四条通、烏丸通)は、前祭の15日、16日の2日間(前年より1日減)です。後祭の宵山は、昔のような静かに風情を味わってもらいたいとの事で、露店や歩行者天国の設定はないそうです。なんだか、さみしいと思う方も多いかもしれないですが、個人的には、夜でもゆっくり町会所めぐりやご朱印集めができるのでは?と、ちょっと期待しています。ご朱印、数年前からボチボチ集めていますが、今年は全部そろうかも!

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京都:葵祭「上賀茂神社」有料席で見てきました。2014

2014年05月16日 | 京都の祭

昨日、上賀茂神社の観覧席で、路頭の儀を見てきました。前日から雨が・・・順延かな?と思いましたが、朝6時に開催決定となりました。葵祭は毎年5月15日開催、下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭に数えられています。ちなみに五山送り火を加えて、京都四大行事とされています。

今まで、京都御所、下鴨神社で路頭の儀(行列)を見た事はありますが、上賀茂で見た事がないので、今年は上賀茂神社で見ることにしました。有料席は一の鳥居(左下写真)と二ノ鳥居の間の芝生広場で、12時から販売予定です。(1,000円、パンフレット付・自由席・椅子席と立見、予約不可、当日販売)・・・しかし、説明書きを見ると「降雨等により葵祭り行列が途中解散の場合でも払い戻しは御座いません。お供え料としてお納め頂き・・・」って、書いてあります。お供えとしてはともかく、途中解散があるんだって愕然(@Д@;)え?

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葵祭の行列が無事に御所を出発して下鴨神社に順調に到着と、情報が入ってはいたものの、時折雨がポツポツ。「どうか、途中解散しませんように・・・」と、まさに天に祈る気持ちでした。(^人^;)行列が上賀茂神社へ到着するのは15:30、まだまだずいぶん時間があります。その間、あちこちをウロウロ。芝生には、露店数軒と郵便局の記念切手ブース、上賀茂神社のお守り等の授与所が出ています。

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二の鳥居の先の境内には、路頭の儀(行列)の後に行われる「社頭の儀」の準備が進められていました。ここには、関係者や上賀茂神社崇敬会(個人会員:年間5,000円~)の方々のお席があります。一般は2時には立ち入り禁止区域となります。

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賀茂祭(葵祭)の起源は、今から約1400年前の欽明天皇の時代(567)です。風雨が激しく五穀が実らず、原因は占いにより「賀茂の神々の祟り」と出ました。そこで、4月の吉日に祭礼を行い、馬に鈴をかけ、人は猪頭(ししがしら)をかぶって駆競をしたところ、風雨はおさまり五穀が豊かに実り安泰になったのが始まりです。社殿のあちこちには、葵の葉と桂の枝葉を絡ませた「葵桂」が飾られていました。

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桂の葉と葵の葉は形がよく似ています。桂の木は天に向ってそびえ、葵は地表近くに生えています。このことから桂を「陽・天・男」の、葵を「陰・地・女」の象徴としたもののようです。

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「渉渓園」では、お茶席が設けられていました。お菓子は門前名物のやきもちでした。(一席500円)渉渓園は、昭和35年に浩宮様(皇太子)のご誕生の奉祝行事として、復活させた「賀茂曲水宴」のために作庭された庭園です。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

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行列到着まで、まだまだ時間あるなぁ・・・って思っていたら、なにやら賑やかなお囃子が聞こえてきました。上賀茂神社の摂社の「太田神社のお神輿」と「上賀茂やすらい祭」の行列でした。鞍馬の火祭、太秦の牛祭とともに京都の三大奇祭の一つに数えられています。平安時代の後期、疫病や災害を鎮める御霊会がはじまりで、花傘を先頭に太鼓や鉦をならし踊りながら氏子区域を回ります。

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上賀茂のやすらいは、以前、今宮神社のやすらい祭りと同じ4月に行われていたようですが、上賀茂のみ葵祭と同じ日に開催となったそうです。「やすらい祭が雨ならその年の祭事は全部雨、晴れたら全部晴れ・・・」という言い伝えがあるそうですけど、ほんとかな?ちなみに4月のやすらい祭は曇でした。

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やすらいを見た後・・・あちこち見て回りました。その様子は次のぶろぐで報告するとして、続いてようやく到着した葵祭の行列をご紹介します。

行列到着は15:30・・・時折、想像してたのよりキツイ雨・・・椅子に座って傘をさすものの、隣の人の傘の雨だれが直撃。まぁ、お互い様だし、ひたすら我慢。(TmT)周辺が、シーンと静かになって、本殿側(二ノ鳥居)から「勅使」が静々のお越しになり、一の鳥居のそばに着席されました。勅使は行列中最高位で、天皇陛下のお使いです。この方は宮内庁の方で、キリッとした素敵なお姿でした。(^m^)(実際に御所からの行列に参加されている方は代理の方です)

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そして、静かに行列がやってきます。(御所や下鴨の有料席のような詳しいアナウンスはありません)最初は先導役の「乗尻」です。5月5日の賀茂競馬の騎手です。先日賀茂競馬足汰式の様子をお伝えしています。【前ぶろぐ*御所、下鴨神社から上賀茂神社入口までは馬に乗っていますが、一の鳥居の前で下乗されます。同じく牛車なども、一の鳥居の手前で列を外れ、この場所は通りません。

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沢山の方に守られて御祭神に供える「御幣物唐櫃(ごへいもつからびつ)」が通ります。御所から下鴨神社では肩に担いでいますが、ここでは提げています。続いて、ここを通る唯一の馬・・・神馬かな?

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行列に華を添える「風流傘(ふりゅうがさ)」も通ります。大臣クラスの方?は、威厳を示す下襲の「裾(きょ)」を、ひいて歩いています。裾の長さは、身分が高い方が長いようです。ひいて歩くのは上賀茂の参道のみですが、生地が傷まないのか心配(^^;)

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風流傘は、二の鳥居の手前の風流桜の前に一斉に立並べられます。

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華やかな女人列もやってきました。かわいい「童女」、続いて祭のヒロイン、第59代斎王代です。斎王とは、天皇の即位後、天照大神の御杖代として伊勢神宮や賀茂社に奉仕する未婚の内親王や女王の事で、斎王代というのはその代りって事です。現在は在京の未婚女性から選ばれています。今年は老舗和菓子店「老松」さんの娘さんです。老松さんの本店は北野天満宮の門前にあり、天神市の時によく訪ねています。【前ぶろぐ】*斎王代もこの場は、輿を担ぐ形ではなく提げて入場です。

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行列は、御所から下鴨、上賀茂まで約8キロあります。下鴨で昼食・休憩をされますが、この装束、当時の履物、さらにこの雨ですから、さぞかし大変だったことでしょう。お疲れ様でした。

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女人列も、裾をひいて歩く姿があります。先日の上賀茂神社の特別拝観で「平安装束の着付け披露」で見せていただいたものです。【前ぶろぐ

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すべての行列が一の鳥居の中へ入ると、しばらくして「社頭の儀」がはじまります。まず一の鳥居より「勅使舞人陪従(ちょくし・まいびと・べいじゅう)の列」が参進されます。先導の上賀茂神社の神職、勅使、社頭の儀で東游(あずまあそび)を奉じる舞人(橙色の装束)、雅楽を奉じる陪従(紫色の装束)等で構成されます。この頃には、雨も上がり青空も見えはじめました。なにか神秘的な感じ・・・。全員起立でお迎えします。

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雅楽の動画を撮ってきました。最後に雅な音色を聴くことができてよかったです。

勅使、舞人、陪従も裾をひいておられます。男性の後姿がこれほど美しいと思ったのは初めてです。この姿が見れるなら、上賀茂神社での見物もいいなって思いました。(^^)この後、一の鳥居の先で、御祭文(天皇陛下が賀茂の神にお祈りされるもの)や、御幣物等を奉じる儀式、東游(あずまあそび:舞と歌)が行われます。そして、最後に参道を一の鳥居から二ノ鳥居に向かって馬が走る「走馬の儀」が行われ午後6時過ぎにすべてが終了します。

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なお、有料席は右上写真の左側、自由に見れる席(左側)とはかなり間↑があります。*写真クリックで拡大。昨日は雨という事もあり、有料席はガラガラでした。早めに有料席を購入すれば、椅子席を確保できますが、写真を撮りたい方は、有料席で立見がお勧めです。(1,000円、パンフレット付・自由席・椅子席と立見、予約不可、当日販売)

葵祭(京都市観光協会) http://www.kyokanko.or.jp/3dai/aoi.html

葵祭の過去の様子は 【2013】【2012下鴨】【2011御所】【2008御所】

上賀茂神社(賀茂別雷神社) http://www.kamigamojinja.jp/

参拝自由 駐車場有(この日は1日500円*時期によって違います) *交通規制がありますので出入りの時間にご注意ください。

この後は、待ち時間にウロウロ・・・門前の名物と大田神社の杜若をご紹介します。次のぶろぐにて。大田神社の以前の様子は【前ぶろぐ】にて。

 


上賀茂神社「賀茂競馬足汰式」見てきました。2014

2014年05月01日 | 京都の祭

今日は午後から「上賀茂神社」へ出かけました。今日から5月・・・上賀茂神社では祭事がいっぱい。15日には例祭の「賀茂祭(葵祭)」が行われます。

また、5月5日には「競馬会神事(くらべうまえしんじ)」が行われます。平安時代、堀河天皇の時代(1093)に、五穀豊穣祈願のため宮中で行われていた競馬が、奉納された事にはじまる行事です。境内の馬場(右下写真)で、乗尻(のりじり:騎手の事)が左右に分かれ番(つがい:2頭)で勝敗を決します。古くは徒然草にも記され、俳句では「賀茂の競馬」は初夏の季語となっています。

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今日は、それに先立って、競馬に出場する馬足の優劣を定め番(つがい)を決める「賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)」が行われました。

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出場する馬が、御所舎の前で、いろいろ審査を受けます。乗尻は、浄衣、浅葱袴で騎乗します。あれ?出てくる馬が暴れ気味でなんか嫌がってる・・・と、思ったら理由がありました。それは・・・

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口をガバーッと開けて↓歯を見て馬の年齢を確認するそうです。馬は5歳をすぎると、永久歯となり犬歯がでてくるみたい・・・。その他、前歯のすり減り方でも大体の年齢がわかるらしく、馬の売買の際は歯を調べるそうです。φ(..)メモメモメモ 人間でも、歯を調べると健康状態、生活環境がわかりますもんね~。嫌がって、なかなか口開けない馬も。(^m^)

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この馬は↓とってもいい子でした。なだめて、カパツ!っと、一瞬で終了。

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その後、実際に馬が疾走する様子を見ます。左下写真の大きな木は「見返りの桐」とよばれる桐の木で、馬上での姿をととのえるポイントです。その他に、馬出しの桜、むちうちの桜、勝負のもみじとポイントごとに木があります。

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馬の実力がわかったら、競馬で走るペア、左方右方を決めます。現在は、出場する馬は人をのせて走るのに慣れていますが、昔は野生の馬を連れてきたり、大名が自慢の馬を出場させたりしたそうです。信長、秀吉、家康も参加したとか・・・。

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決定後、ペアの2頭が馬場に出て、お客さんの雰囲気や馬場の様子に慣れさせてから、2頭並んで走ります。今日は時折雨がパラパラ・・・傘をさしてみてると馬が突進してくる可能性があるので、なるべく傘を閉じてくださいとの事でした。(@Д@;)

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本番程の緊張感はないからか?無事ゴールで、にこやかなお顔。(^^;)

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そして、最後に本殿の方へお参りします。乗尻(騎手)を務めるのに年齢制限はないそうですが、今年は、初々しい中学生の乗尻さんも・・・。

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無事に「足汰式」が終了し、いよいよ5日は「賀茂競馬会」です。なお、乗尻さんは、15日の賀茂祭(葵祭)でも行列の最初の方に出場します。以前の様子は【前ぶろぐ】にて。葵を挿した冠の姿が凛々しいです。

上賀茂神社(賀茂別雷神社) http://www.kamigamojinja.jp/

参拝自由 駐車場有(30分100円*時期によって違います) 競馬会足汰式は13:00~15:00頃まででした。有料席あり(西側・テント有:1,000円・東側:500円)

第4日曜日には上賀茂手づくり市が開催されます。【前ぶろぐ

この後は「平成26年度春季非公開文化財特別公開」の様子をご報告します。次のぶろぐにて。


京都「時代祭」2013 神宮道有料席で見てきました。(2)

2013年10月24日 | 京都の祭

一昨日、京都の時代祭が行われました。トミーズツアーのお客様をご案内して、平安神宮前の有料席で観覧してきました。時代祭は、安神宮の創建を奉祝して始められたお祭りで、平安遷都の日、10月22日に行われます。

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行列の先頭が神宮道にさしかかる頃、地域婦人会による踊りの奉納がはじまります。(結構長いです。20分以上・・・)そして、パトカー、騎馬隊が先導して、行列がはじまります。京都の誕生を祝う祭りという事もあり、列には京都府知事、京都市長などが「名誉奉行」として列の最初に参加されます。

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行列は全長2キロ、京都御所を出発して平安神宮まで、4.5キロの道のりを歩きます。明治維新時代から延暦時代へと過去をさかのぼる順序で行進されます。勇ましく、さっそうと笛と太鼓をならしながら維新勤王隊列の「山国隊」が進みます。動画を撮ってきました。

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あとは、気になる行列を撮影してきました。江戸時代の徳川城使上洛列です。にぎやかな駕籠屋もやってきます。

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江戸時代、京都で話題になり活躍した女性たちです。「皇女和宮」「吉野太夫」

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左下写真「出雲阿国」・・・出雲大社の巫女だった事から、昨年までは巫女の衣装でしたが、今年、華やかな衣装に新調されました。(先頭の女性)右下写真:安土桃山時代の牛車です。牛童がかわいいです。

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左下写真:雰囲気は家康さんですが「織田信長」です。右下写真:水牛の形の兜「滝川一益」です。信長に仕えた人です。

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左下写真:瓦の形の兜は「柴田勝家」です。右下写真:室町時代になると、武士は兜ではなく烏帽子をかぶっています。

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京の町衆によって盛んに行われた「風流踊り」もあります。この踊りが全国に伝わりさまざまな芸能を生み出したといわれています。動画を撮ってきました。なお、時代祭がはじまった明治時代には、足利尊氏を天皇に背いた逆賊とみなす風潮が強く、室町時代の行列が加わったのは2007年からだそうです。

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 同じような理由からか?平清盛、源頼朝なども行列参加していません。義経の愛妾「静御前」(左下写真)はいるのに・・・。右下写真「小野小町」です。平安時代初期の人物なので、十二単ではなく唐風の衣装です。なんか、百人一首のイメージとちがいますね。

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左下写真:平安時代初期の女官、桓武天皇に仕えた女性「百済王明信」です。右下写真:平安遷都直後に活躍した征夷大将軍「坂上田村麻呂」です。平安京の最初の頃は、まだまだ唐風なのですね。

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行列の後方は、孝明天皇、桓武天皇のご神霊をのせた御鳳輦です。市内を巡幸し、市民の安らかな様子を親しくご覧になるとの事です。

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そして、最後は列奉行、神前に供える花を載せた白川女献花列と、御鳳輦の警護の弓箭組列です。

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時代祭 http://www.kyokanko.or.jp/3dai/jidai.html

平安神宮 http://www.heianjingu.or.jp/ 昨年の時代祭は【前ぶろぐ】にて。

 


京都「時代祭」2013 神宮道有料席で見てきました。(1)

2013年10月23日 | 京都の祭

昨日、京都の時代祭が行われました。トミーズツアーのお客様をご案内して、平安神宮前の有料席で観覧してきました。詳細は明日アップしますが、とりあえず、動画を・・・。

明治維新時代の「山国隊」です。明治維新後、東北地方の幕府方諸藩の抵抗を鎮めるため丹波の国、山国村(現在の京北町)から官軍に参加した隊です。錦の御旗をたなびかせ軽快なリズムの笛・太鼓と共に行進します。


この山国隊は以前は、先日ご紹介した城南宮の城南神幸祭【前ぶろぐ】にも参加していたことがあるそうです。(まじくんの祖父が若いころ)城南宮は鳥羽伏見の戦いの舞台ですから、その縁でしょうか。

続いて、室町時代後半に、経済力を蓄積した京の町衆によって盛んに催された「風流踊り」を再現した列です。童の踊りがとってもかわいいです。(^^)



今年の時代祭は、気候にも恵まれ、観覧しやすかったです。詳細は次のぶろぐにて。

昨年の時代祭は【前ぶろぐ】にて。


京都「五山送り火」を見ました。

2013年08月16日 | 京都の祭

今日は、京都の「五山送り火」です。大文字焼、送り火など・・・いろんな呼び名がありますが、ニュースでは「大文字五山送り火」って、言ってました。うちの近所では「送り火」かな~?家から歩いてすぐ、西高瀬川に架かる橋から送り火を見ました。鳥羽の藤の近くです。

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小さいけれど・・・今日は、大文字、舟形、左大文字が見えました。昔はもっと見えたらしいけど、建物が邪魔して・・・。

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↑一番最初に点火される大文字は方角の影響でゆがんで見えますが、左大文字はくっきり見えました。(^^)

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「送り火見えへんでも、ここへ来ると、普段会えへんお人に会えるさかい、毎年、楽しみに来るんよ~」・・・橋の上で年配の方が話しておられました。お盆で帰省した人との久しぶりに会ったり、日中は暑くて家に籠っている人と会ったり・・・、見る側からすると、わずか30分ほどの行事ですが大切なのですね~。ちなみに、この橋は、ご先祖様の霊を迎えに行く場所でもあります。いろんな人に会える場所です。(^^)

五山送り火 http://www.kyokanko.or.jp/okuribi/index.html