
スマートフォンが何故日本ではあまり普及しないか、ということで思い出したが、この他にも何故か日本では普及しない物は多い。
後席エンターテイメント(リヤシートエンターテイメント:RSE)というジャンルの自動車用コンポーネントがある。後席乗員に対して映像を提供するシステムで、最も一般的なタイプは天井の中央付近にフリップダウン式の液晶画面を設置し、別体もしくは組み込みでDVDプレーヤーを持つタイプだ。
パイオニアの例
音声は通常FMで飛ばし、車両のスピーカーへFMで割り込むか、スタンドアロンでワイヤレスヘッドフォンを使う。
こうしたシステムは、アメリカではとても一般的で、欧州でも最近装着率が高くなっている。面白いのは中国やタイ、フィリピンなどで、海賊版のDVDやVCDが格安で手にはいるため需要が高く、SUV,ミニバンユーザーの装着率は非常に高い。
ところが、何故か日本ではブレイクしないのだ。
大概のSUV,ミニバンには工場装着のRSEがある。スバルがレガシー(フォレスター?)の特別仕様車ではこれを売り物に宣伝中である。しかし、他の国の状況とは全く異なるのだ。
例えば、アフターマーケットのフリップダウン式商品は海外サイトではインターネット通販で大量に発見出来る。しかも安い。ところが日本ではどこで売っているか探すのに苦労するような状況である。
これは何故なのだろう。一時期ほどのブームではないが、依然としてミニバンはファミリーユーザーの定番であり、渋滞の多い我が国では車内娯楽に対するニーズも高い筈だろう。
私が考えるに、ナビの早すぎた普及がその答えなのかもしれない。ナビにTV入力を設け、本来はいけないのだがそれを走行中も視聴可能にしているケースはとても多い。
当然、このモニターは後席からも見ることが出来るため、あえて更に後席モニターを設置するところまで行かないのではないか。
他の国でも、走行中にTVを映してはいけない。欧州では、ナビゲーションの導入期には地図の表示すら禁止し、矢印誘導だけにするべきだという議論もあった。北米では州によっては運転席から見えるモニターの設置自体が禁止である。
そして、日本と違うところは、こうした法規はきっちり取り締まる、ということである。
後席エンターテイメント(リヤシートエンターテイメント:RSE)というジャンルの自動車用コンポーネントがある。後席乗員に対して映像を提供するシステムで、最も一般的なタイプは天井の中央付近にフリップダウン式の液晶画面を設置し、別体もしくは組み込みでDVDプレーヤーを持つタイプだ。
パイオニアの例
音声は通常FMで飛ばし、車両のスピーカーへFMで割り込むか、スタンドアロンでワイヤレスヘッドフォンを使う。
こうしたシステムは、アメリカではとても一般的で、欧州でも最近装着率が高くなっている。面白いのは中国やタイ、フィリピンなどで、海賊版のDVDやVCDが格安で手にはいるため需要が高く、SUV,ミニバンユーザーの装着率は非常に高い。
ところが、何故か日本ではブレイクしないのだ。
大概のSUV,ミニバンには工場装着のRSEがある。スバルがレガシー(フォレスター?)の特別仕様車ではこれを売り物に宣伝中である。しかし、他の国の状況とは全く異なるのだ。
例えば、アフターマーケットのフリップダウン式商品は海外サイトではインターネット通販で大量に発見出来る。しかも安い。ところが日本ではどこで売っているか探すのに苦労するような状況である。
これは何故なのだろう。一時期ほどのブームではないが、依然としてミニバンはファミリーユーザーの定番であり、渋滞の多い我が国では車内娯楽に対するニーズも高い筈だろう。
私が考えるに、ナビの早すぎた普及がその答えなのかもしれない。ナビにTV入力を設け、本来はいけないのだがそれを走行中も視聴可能にしているケースはとても多い。
当然、このモニターは後席からも見ることが出来るため、あえて更に後席モニターを設置するところまで行かないのではないか。
他の国でも、走行中にTVを映してはいけない。欧州では、ナビゲーションの導入期には地図の表示すら禁止し、矢印誘導だけにするべきだという議論もあった。北米では州によっては運転席から見えるモニターの設置自体が禁止である。
そして、日本と違うところは、こうした法規はきっちり取り締まる、ということである。
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