みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ハセガワのクルセーダーMk.3

2008年02月19日 18時37分51秒 | AFV(英)
 この奇っ怪なるもの、一体何かと言うと、ハセガワの1/72クルセーダーMk.3の砲塔なんですね。ご存じクルセーダーの砲塔はカネゴン(古い!)の頭みたいな傾斜装甲で構成されています。ハセガワの砲塔はこれが上下分割になっていて、これはその下半分のパーツです。上下ひっくり返してあります。
 今なぜクルセーダーを作り始めたのかと言うと、先日大日本絵画の世界の戦車イラストレイテッド『M3リー&グラント中戦車』を読んだ話はしましたが、その関連で以前買っていた『クルセーダー巡航戦車』をもう一回読み直していまして、ついでに思いついて在庫のキットを引っ張り出してきた、というわけです。
 この『クルセイダー巡航戦車』という本、最初に読んだときは開発の経緯のあたりでちょっと分かりにくい場所があって読み飛ばしていました。どうもそれは、ナフィールドが設計開発したのがA13巡航戦車で、その後で開発されたカヴェナンターがA13で、別物なのに同じ番号が与えられており、後のページでそれをごっちゃにして読んでいたからだったんですね。今度は丁寧に読んでみてちゃんと分かりました。しかしクルセーダー、実車は問題山積みだったようですね。カヴェナンターはもっとひどい。
 さて、ハセガワのクルセイダーの砲塔ですが、ご覧の通り、軸を延長してあります。矢印の位置から先は、径のほぼ等しいランナーを利用して継ぎ足してあるわけです。わざわざこんなことをした理由は? 次回に続きます。


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