みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ミニボックスEシリーズあれこれ その9

2008年09月13日 17時48分22秒 | キット評
 ハセガワEシリーズ歩兵セットの裏側箱絵です。左から「イギリス第8軍」「アメリカ海兵隊」「ソビエト親衛隊」。このうように、下に車輌と組み合わせた完成品写真が載っていたんですよね。もう子供の頃はこういうのが大好きで。猛烈に購買意欲を煽られました。
 タミヤの1/35MMシリーズにしても、最初は車輌に関する知識はないわけで、お小遣いでどれを買うかは車輌のかっこよさプラス、おまけの人形がついているかどうかで選んでましたよね。もちろん戦車兵だけではなく、その横を歩兵が随伴しているともうお目々キラキラで。車輌や戦史に関する知識なんて、買った後の組み立て説明書(当時は設計図と言ってました)を読んで分かったわけで、あれは当時の男子生徒の共通読み物でした。で、やはり、車輌と人形の組み合わせというのは魅力がある。
 今改めてハセガワEシリーズの箱裏を見ると、イギリス第8軍はクルセーダーに随伴。これは妥当なところでしょう。他にアフリカ戦線だとグラントかな。アメリカ海兵隊はジープセットと組み合わせ。ジープには37ミリ対戦車砲がおまけで入っていましたので、これもいっしょに登場。ソビエト親衛隊は、撃破されたパンターGの横を、パンターとは逆の向きに進んでいます。ちゃんと舞台設定があるんですね。
 このパンターは、擱座車輌を表現するために履帯を外し、主砲も下に下げてあります。ただ主砲に関しては、実際に作ったことのある人はご存じでしょうが、ガクンと下を向きやすいんですよね。接着しない限り、主砲を上に向けて止めるのが難しいんです、このキット。
 この完成写真はみんな、Eシリーズの歩兵+ハセガワミニボックスシリーズの車輌、という組み合わせになっています。要するにミニボックスの宣伝なんですね。考えてみれば、EシリーズにはT-34やKV-1などのロシア車輌がありますので、ロシア兵はそれと組み合わせることが可能なのですが、ミニボックスシリーズにはロシア車輌が無い。で、ここは敢えてミニボックスのパンターを使って擱座したシーンにしたのではないでしょうか。
 そうするともう一つのEシリーズ歩兵セット「ドイツアフリカ軍団」は、どのような写真になっていたのでしょうか。私は見たことないので気になります。ミニボックスの車輌との組み合わせだとすると、ティーガーI、キューベルワーゲン&サイドカー、それとも88ミリ砲でしょうか?


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