みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンのチャーチル その6

2011年12月03日 00時00分22秒 | AFV(英・チャーチル)
 さて、いよいよ各車輪とスポンソン側面を接着します。駆動輪と誘導輪を取り付け、ムカデの足型転輪ユニットを挟んでスポンソン側面を接着します。誘導輪の車軸長は調整済み。でもやはり、スポンソン側面はまっすぐくっつかないし、転輪ユニットはまっすぐ立ってくれません。いったいどこがつっかえているんだ~?
 原因は、転輪ユニットが車体にはまる軸でした。穴に対して軸が太いため、それに被さるスポンソン側面が浮いてしまい、また転輪ユニットもまっすぐならないわけです。こんなもの一々すりあわせしていたら面倒でしかたがない。で、説明書どおり組み立てるのはやめにしました。あ、そりゃそうと、この組み立て説明書、いろいろ間違いがありますよ。駆動輪と誘導輪、転輪ユニット、パーツ番号間違ってます。まあドラゴンの常ですけどね。
 それでどうするかと言うと、ムカデの足型転輪ユニットが入る車体側の穴。これがそのままでは円形にならないので、丸ヤスリで削っておきます。それから、説明図ではこの穴に転輪ユニットをはめておくことになっていますが、トップ画像のようにこれを無視して、車体とスポンソン側面とを先に接着しておきます。車体をひっくり返すとこうなります。

そしてこの穴に下から転輪ユニットを差し込むわけです。
 もちろん本来は横方向から挟み込むようになっている転輪ユニットですから、各軸の頭の突起を切り飛ばしておかなければ下からは入りません。ところが、そうして下から差し込んでも、やはり転輪ユニットがぐらぐらします。どこが引っかかっているのかよく見ると、車体にはまる軸の基部に、型抜きの関係でハの字型のパーティングラインが飛び出しているんですね。これが邪魔をして、転輪ユニットがまっすぐならないんです。

このパーティングラインを削り、転輪がスポンソン下面に平らに当たるようにすれば、これでやっと転輪をまともに接着することができるわけです。ふう…、手間がかかることであるよ。それも、やってて全然楽しくない手間が…。