みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

マスターボックスのUS NAVY WAVES その1

2011年02月11日 22時59分55秒 | フィギュア(軍事)
 メインの模型製作の時間がなかなか無いときは、なぜ買ったのかも定かではないような過剰在庫を適当に凝らずに組んでみる、というのもよいもので。途中で挫折して塗装まで行き着かなくても、それはまたそれ。
 で、写真ですが、犬神家のシーンではございません。マスターボックスの「Women at War」の米海軍婦人部隊をちょっと組み立ててみました。このUS NAVY 「WAVES」というのは何の略だろうと調べてみたら、「Women Accepted for Volunteer Emergency Service」なんだそうです。甚だ訳しにくいのですが、志願の緊急軍務のために受け入れられた女性、ということだから、直訳すれば戦時婦人志願兵かな。「Emergency Service」だから、これは平時には通常行わない制度で、もちろん平時にも女性の軍人はいるわけですが、WAVESは戦時体制における女性志願兵、なのかな。もちろん検索すれば英語の説明は出て来ますが、ええい面倒だ。婦人部隊でよかろう。
 そもそも、先に制度とその名前があって、それを略称したらたまたま「ウェーブズ」になったと言うよりは、かっこいい略称にしたいというのが先にあって、「ウェーブズ」になるように名称を後からむりやり作った、という感じもしないでもありません。西洋人はこういう略称の語呂合わせが好きですからな。F-16などが搭載している夜間低高度赤外線航法および目標指示システム「LANTIRN」ってのがありますよね? これも元は(Low Altitude Navigation and Targeting Infrared for Night」なんだそうですが、略称が「ランタン」になるように無理して作った感じがしませんか? まあそういう言葉遊びはあってよいわけで。日本語だってそういう語呂合わせがあるおかげで、歴史年代や平方根が覚えやすくなったりしますし。
 さてこのキット、さすがはマスターボックス、というすばらしい彫刻です。スカートのパーツがちゃんと合わなかったらどうしようと思っていたのですが、そんな心配は無用でした。