みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

Adalbertusのレジンフィギュア その3

2010年04月18日 19時00分25秒 | フィギュア(軍事)
 Adalbertusの「オルトナの戦い」ビネットに入っているもう一人、降伏する降下猟兵に銃を突きつける英連邦兵士です。兵士が身につけている装備品は標準的なもので、ヘルメットはちゃんと中身が凹んでいて、頭に被るようになっています。小銃はブリティッシュライフルのNo. 4 Mk.1(新しい方)です。ドラゴンのモンテカッシーノ英連邦歩兵セットは、No.1Mk.3(古い方)が入っていました。
 このフィギュアの特徴は、手が銃の方に一体でくっついていること。これだとしっかり自然に握っている感じになります。腕の方は袖口がやや彫り込まれていて、そこに手が入ります。
 注目すべきはやはりデカール。階級章や部隊章がたくさん。塗装では表現できず、しかも目立つところに使うものなので、効果ばっちりです。ただ、小さい割には印刷がまあまあ鮮明なので、適当に使うと詳しい人から考証のツッコミを入れられるかもしれません。部隊章(肩章)は英軍のものは少なく、ポーランド、ニュージーランド、カナダ、インドといった英連邦もしくは英軍に加わった国の部隊のものがたくさん入っています。もちろんオルトナやモンテカッシーノにはそうした部隊がかなりの数参戦していますから、このビネットで使うには問題ありませんけど。ただし、インド軍の部隊章をつけてしまうと、顔立ちが違う、しかもターバンを巻いていないぞ、と言われそうですね。あ、そうだ。このインド軍の部隊章は、ドラゴンのモンテカッシーノ英連邦歩兵セットをインド兵で仕上げるときに使うのがよさそうです。