みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

Adalbertusのレジンフィギュア その2

2010年04月13日 22時38分05秒 | フィギュア(軍事)
 Adalbertusのフィギュアセット「オルトナの戦い」に入っているドイツ降下猟兵です。このセットの特徴は、ご覧のとおりデカールが入っていることです。国防軍の徽章類は既にタミヤからデカールが出ていますが、降下猟兵のものとなるとそう多くはないと思います。胸のワシの紋章、それに袖と襟の階級章などなど、降下猟兵で特に目立つものですから、大変ありがたい。
 すべて数に余裕がありますから、他のフィギュアにも使えますね。赤十字のマークが入っていますが、これは同社の他のセットの衛生兵にも使うようになっているからです。大きな赤十字は衛生兵の持っている旗に使います。

 さて、肝心のフィギュアですが、出来はご覧の通り。見慣れたニムロッドやアルパインやウルトラキャストなどに比べて、やや硬い感じがしますが、でもすばらしい。英兵も同様ですが、弾薬入れは胴体と一体成形になっています。FG42自動小銃もパーツ化されていますが、これはビネットで降伏している猟兵の足下に置くようになっています。
 よく見ると腕のパーツが三本ありますが、これはこの衛生兵に使う左腕が余分で一緒に入っているからです。このオルトナの猟兵は、特にコンバーチブルになっているわけではありませんが、頭部の付いているランナーは衛生兵と共通らしいのです。で、頭部は使うけど、腕は一本余るんですね。衛生兵の方は、両手を挙げている姿勢と、赤十字旗と担架を持っている姿勢とが選べるようになっています。両足の間に見える板状のものは、単なるバリです。足との接触部分は薄いので、簡単に除去できると思います。