みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ハリアーの続き

2007年08月21日 22時46分45秒 | 航空機(英・軍用機)
 すみません。こないだのハリアーの続きです。もうちょっと写真を撮っていたので、掲載させてください。その1で紹介した第899飛行隊のシーハリアー715号機を横から撮影しました。その時触れたように、サイドワインダーは二発用パイロンに改造しましたので、片翼二発ずつ、計四発搭載しています。それから、背面の赤い衝突防止灯はクリアーパーツのランナーを削りだして作り、クリアーレッドを塗ってあります(って、あんまり分からないか)。
 それから国籍マーク(ラウンデル)ですが、ハセガワのキットのデカールを丸く切断し、直径を小さくして使用しています。『航空ファン』の昔の号に乗った写真を見ると、このロービジ化されたシーハリアーの塗装では、国籍マークの内側の赤丸は直径が変わらず、外側のブルー直径が小さくなっているように見えたので、キットのデカールをカットすることにしたわけです。でも円形に切り出すのには苦労しました。円形カッターは直径が小さいので使えません。丸いテンプレートの適当な直径の丸を当てて、ペンで切断線を入れておき、それをハサミで切り出しました。あれこれ試しましたが結局ハサミで切るのが一番綺麗な円になります。
 さて、ハリアーやシーハリアーのプラモ、メーカーによって駐機姿勢の機首上げ角度が結構違うんですね。ハセガワは機首上げ角度が大きく、フジミはそれに比べれば水平に近い。エッシーはどうだったかな。たしかハセガワより低かった気がします。ただ実際作っていると、その過程で機首の角度は変わり得ることが分かります。
 ハリアーは左右主翼端に補助輪を持っています。キットのバーツのままだと、大抵は翼端補助輪がうまく接地せずヤジロベエのようにがたがたしてしまいます。だから胴体主脚と翼端補助輪の長さを調整して、水平に接地するようにしなければなりません。そうするとその主脚の長さにによって、ある程度機首上げの角度が変わってしまうんです。だからこの作例の機首角度は、必ずしもメーカーの意図した角度ではない点、ご注意下さい。