針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

集まり処「はんの木」にてスマホ・パソコン教室3時間千円貸出中コカリナ教室など📱070-5458-6220へ

学校だよりーこどもをやる気にさせるには

2013-11-16 23:45:15 | 教育・子ども

先日、区内のある学校の「学校だより」を読みました。校長先生のことばでした。少し紹介します。

子どもをやる気にさせるには‥


 「子どもをやる気にさせるには、どうすればよいのだろうか?」このことについては、教師のみならず保護者の皆様も日々悩んでいるのではないでしょうか。子どもが意欲的に学習をしたり、家の手伝いをしたりする姿は、ある意味で大人が子どもに対して抱く理想的な姿です。

 しかし、ここに至るための大人の子どもへのアプローチの仕方は、その考え方によってずいぶん異なります。「子どもは経験が不足しているので、大人がリードしていかなけれ
ば意欲をもてない」と考える大人は、子どもに指示や課題としてノルマを課す方法をとる場合が多いようです。一方、「子どもは本来意欲をもっているので、子どもの自由にさせ
るのがよい」と考える大人は、子どもの主体性を重んじ、あまり口出しせずに、子どもが意欲をもつまで待つ場合が多いようです。

どちらの立場に立てば、より子どもの意欲の喚起につながるのでしょうか。

一つのヒントとして「ホーソンエ場の実験」という、近代経営管理論に大きな影響を与えた実験があります。1924年にエルトン・メイヨーという人間関係学派の学者が、労働環境と作業効率というテーマで行った実験です。この実験では、この工場の作業所の照明を漸次落としていきました。労働環境を劣化させたのです。ところが予想に反し、作業効率はいっこうに落ちませんでした。むしろ向上しました。

その理由を追求してわかったことは、工員たちが「自分たちは選ばれた人間なので、頑張らなければ・・・。」という意識を強くもっていたということです。これが、「人は本来意欲的で創造的な存在である」という人間的側面の重要性に注目する契機となり、今日まで受け継がれています。

この考え方を子どもに当てはめたらどうでしょうか。子どもが明確なめあてや目的をもったり、大きな目標に向かう方向性を見いだしたりするための環境を整えていくことが大切です。「立場が人を変える」という言葉もあります。子どもにやる気をもたせるためには、百の叱咤激励より一つの環境を用意してあげることが有効なのかもしれません。


がん検診を無料にもどし受診率アップで区民の命を守るべき

2013-11-14 23:55:11 | 健康・衛生

区議会決算特別委員会で「がん検診」の有料化問題をとりあげました。一問一答形式で報告します。

◎質問―がん検診は決算書によると胃がんのピロリ検診が1419人、大腸がん2万499人、肺がん168人、乳がん1万723人、子宮頸がん18347人、前立腺がん160人となっているが、受診率はそれぞれ何パーセントか。
●答弁ー肺がん0・1%、大腸がん7・1%、前立腺がん0・6%、乳がん15・4%子宮頸がん20・0%です。

◎質問―国もがん対策に力をいれ、検診率の目標を大腸がん、乳がん、子宮ガン、肺がんとも50%としているが足立区での受診率はかなり低い。23区の中で子宮頸がんが12位、乳がん17位、大腸がん19位、肺がん21位といずれも平均以下で大腸がんや肺がんは最下位に属する。がん検診について25年度、新しい取り組みを行ったと思うがどのようなことか。
●答弁―特定健診対象者15万人に、がん検診申し込み書とはがきを同封した。今年度から始まった胃がんハイリスク検診40歳、50歳の方に個別勧奨を行っている。胃がんハイリスク検診を5つの保健センターから区内約200の医療機関に委託した。

◎質問―大変積極的な取り組みで、区民も検診が受けやすい。このがん検診のご案内ははがきもついていて、年齢ごとに受けられる種類の検診に丸をつけて返送すれば申し込みしたことになり具体的な個別勧奨となっている。
 かなり検診率が上がっていると思ったが、25年度第1四半期の実績では大腸がんは2%増えただけ、肺がんは62%の増だが人数では21人増えただけ。子宮頸がんと乳がんは減っている。胃がん検診はハイリスク検診にかわり約200か所に検診所も増やし347人増えたが600人くらいの受診にとどまっている。この結果を区はどう見ているか。
●答弁―今年度から3割の自己負担をいただいているがその割には受診率が向上している。ガン検診の必 要性が浸透 してきていると思う。

抜本的な受診向上対策いまこそ

◎質問―増えている部分もあるがやはり低いままだ。がんは日本人の死亡原因の第一位で2人に一人がかかる可能性があるといわれているが、早期に発見すれば治る可能性が高まり、検診はますます重要になっている。豊島区では5年間で8%検診率をアップさせて注目されている。やはり個別勧奨をはじめ積極的な取り組みを行っているが、自己負担はどうなっているか。
●答弁―豊島区では自己負担なしで実施している。

◎質問―23区では24年度まで足立区をふくめ15区が自己負担なしのがん検診を実施していたが、足立区は今年度から経費の3割の自己負担を求めるということで有料化と負担増が強行された。
 これが足かせとなって、本来ならぐんと伸びる検診受診率が伸びず、低いままになっている言わざるを得ない。
●答弁―東京都全体でもガン検診の受診率は4・2%。平成24年度に国が出したがん基本対策の中で28年度までには50%(一部のがんについては40%)としているので当区としてもがん検診の受診率向上に努めていきたい。

◎質問―がん検診事業は、個別勧奨をはじめ年齢別の一覧表の作成やわかりやすいPRなどの取り組みを強めながら、有料化された受診料は無料にもどして、抜本的な受診率の向上を図るべきと思うがどうか。
●答弁―乳がん、子宮頸ガン受診者数を除き増加している状況で、推移を見ながらいままで以上に受診率向上をすすめていきたい。


消費税増税引き上げによる都営交通運賃の値上げ

2013-11-13 23:55:31 | 交通網・都市整備

12月都議会に条例提案をねらう猪瀬知事

東京都交通局は消費税率の引き上げ(4%→8%)を踏まえ、都営バス、都電を来年4月1日から、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーを6月1日からそれぞれ、消費税の増税分以内としながらも、平均10円の値上げ条例案を12月都議会に提出すると発表。


 それによると都バスは200円から210円、都電は160円から170円に、都営地下鉄線は距離計算により、10円~20円、日暮里・舎人ライナーは一律10円の値上げになります。
 針谷みきお事務所では都議会に対して、値上げをしないよう陳情書を提出することにしました。署名は11月末まで実施します。

日暮里舎人ライナーからみる舎人公園

右が大島よしえ都議作成ポスター、左が針谷みきお作成「ブラック企業対策ポスター

 


学校統廃合シンポジウムDVD

2013-11-10 21:50:37 | 教育・子ども

一昨日、行われた「江北・鹿浜地域の学校統廃合を考えるシンポジウム」には約150名の参加者と4名のパネリストから、新しい観点から学校統廃合を考える問題提起がされ、活発な議論となりました。そのビデオをユーチューブにアップしました。

元小学校校長と千五小学校の裁判を提訴した代表の意見

はじめは元小学校校長と千五小学校の裁判を提訴した代表の意見です。ビデオは画像の再生ボタンもしくは下記のアドレスをクリックして下さい。

http://youtu.be/41QlVBEBiKQ

 ビデオは5つに分割されていますので、ユーチューブサイトからご覧ください。


舎人小学校創立120周年記念式典

2013-11-09 23:55:57 | 教育・子ども

舎人小学校創立120周年記念式典が開催されました。私は去年から区議会の文教委員会副委員長をしています。今回は地元の議員として招待を受けたので、参加しました。

通常、学校の周年行事の記念式典は区長や議長などのあいさつなどで終わってしまうのが、多いのですが今回の舎人小学校創立120周年記念式典は子どもたちの出番が2つもあり、式典の1時間30分とたっぷり時間をかけたいい式典でした。この写真は式典の中で5~6年生全員で語り合いが行われました。

これは金管バンド(4年生~6年生)の演奏がありました。今のこどもたちは音楽に親しむ機会が多いせいか上手でした。

舎人小学校前で記念撮影しました。


江北・鹿浜地域の学校統廃合を考えるシンポジウム

2013-11-08 23:55:23 | 教育・子ども

足立区の江北・鹿浜地域の学校統廃合を考えるシンポジウムが本日開催され約150名が参加しました。

はじめに江北4丁目の野中智恵子さんと元江北中学校教諭の児玉洋介さんの司会で開会されました。

それぞれパネラーが紹介されました。はじめに元東島根小学校長の高橋昭一先生が子どもの発達にとって、小規模校や少人数学級の役割は大きく、選択の自由化をいうなら、小規模校の選択権は補償すべきであり、小規模校だから統廃合するというのは無理があると区の姿勢を批判しました。

次に千五小学校を守る会代表である中臺(なかだい)晃さんは区の説明責任と区民の声を聴く耳をもたない区教委と区長を相手取って裁判を起こしていることを紹介し、最後まであきらめないでたたかうことが表明されました。

次に文京区で学校統廃合計画を撤回させた文京区教職員組合委員長の泉宜宏さんが報告しました。

最後にさとう純子区議会議員が区の計画の問題点と地域住民説明会を実施しようとしない足立区の態度は異常であると指摘しました。

次回、詳しいビデオを紹介します。

 


秘密保護法の危険な狙いー自由法曹団

2013-11-07 23:55:30 | Weblog

自由法曹団が秘密保護法の危険な本質を多くの方に知ってもらおうとパンフレットを発行しました。秘密保護法案の本質と問題点
ふたたび登場した「秘密法制」=秘密保護法案は、
① 政府機関の一存で軍事や外交にかかわる情報を特定秘密に指定し、
② 特定秘密の保有・取扱いや提供を厳しく制約して国会や裁判所からも秘匿し、
③ 特定秘密の漏えいや「管理を害する方法での取得」等を重罪に処する
という構造を持っている。

詳しい内容は以下のアドレスをクリックしてお読み下さい。

http://www.jlaf.jp/html/menu2/2013/20131105112108_5.pdf