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白鴎歴史散歩の会ー吉原とその周辺

2012-10-20 23:22:44 | 歴史散歩

私が加入している白鷗歴史散歩の会の例会があり、時間がとれたので参加しました。今回は吉原とその周辺です。今回もガイドは元白鷗高校校長先生の萱原昌二さんです。

まずは、萱原先生がつくってくれたパンフレットの冒頭のあいさつを紹介します。

吉原とその周辺 

吉原大門の入り口にある「見返り柳」の記念碑ー

江戸時代、江戸では「男一度は伊勢と吉原」といわれ、男にとってはお伊勢参りと吉原は一度は通過しなければならない体験であったようだ。新吉原と呼ばれた遊廓は、江戸時代の文学や歌舞伎、浮世絵にも取り上げられ、「通」と「粋」、「洒落」の言葉に代表される江戸文化の基盤をなすものであった。

元吉原と新吉原

江戸の町は、徳川家康の入府以来50年以上も大規模な建築工事が行われており、女性は男性の半数以下しかいなかったこともあって、市中の各所に遊女屋がつくられた。 1612(慶長17)年、各所の遊女屋が小田原北条家・浪人庄司甚左衛門を代表者として遊廓の開設を申し出て、1618(元和4)年葭茅の繋る湿地二町四方(中央区日本橋人形町付近)を埋め立てて葺屋町とし、営業を開始した。当初は葭原(よしはら)と言っていたが、その後に吉原と改称した。

 吉原に通う客については、当初は昼見世ばかりで、暮六つ(日没)までに登楼しなければならなかったので、昼間でも自由な時間のもてる大名や旗本などの武士を客として繁盛していた。その結果、時間的な余裕のない庶民を相手とする売春宿が再び増え始めた。特に吉原の強敵となったのが風呂屋の湯女(湯女風呂)であった。

そこで吉原では、湯女風呂の営業の禁止と夜間営業の許可を町奉行に求めていた1656(明暦2)年、逆に町奉行から、江戸の発展によって吉原が江戸の中心に近くなり、風紀上思わしくないので、浅草日本堤の浅草千束村への移転を命じられた。翌年の明暦の大火で吉原の遊廓が全焼したことから、移転の費用は町奉行が負担、江戸市中の湯女風呂の営業禁止、昼夜の営業の許可などを条件にこの浅草田圃に移転することとなった。

鷲神社ー大本は花畑の大鷲神社
 吉原弁才天の西側に鷲神社がある。この神社は「おとりさま」として知られ、11月の茜の日は開運・商売繁盛などを祈願する江戸っ子好みの縁起のよい市として、現在に引き継がれている。酉の日には縁起物の熊手を売る店が境内にひしめき、商売繁盛を祈願して、たくさんの参拝者が押しかけている。売られている熊手や「やつがしら」は、もともと農業神であることを示している。

酉の市は浅草鷲神社が有名であるが、本来は足立区花畑町にある大鷲神社で始まったものである。奥州合戦で苦戦中の源義家(1039~1106)を援けるためにやってきた弟の義光が、綾瀬川で戦勝を祈願した時に、一羽の大きな鷲が飛んできて、義光を守るように空を舞ったという。戦いは義光の勝利に終り、村人たちはその鷲を鷲明神として祀ったのがこの神社のはじまりである。

樋ロー葉記念館・旧居跡
 かつての新吉原遊廓の西の脇、旧竜泉寺町に樋口一葉が荒物・駄菓子を売る小店を間いた旧居があった。
それは間ロ二間(約4メートル)、奥行き六間(約12メートル)の小さな借家で、わずか10か月で廃業せざるをえなかった。歩道の道路側に「一葉旧居跡の碑」がある。
 

 

 


防災会議を傍聴

2012-10-19 23:56:47 | 防災、安全

10月17日、足立区の防災会議を傍聴しました。今回は来年度の足立区防災計画の見直しの素案の提案と説明が主題でした。

地域防災計画とは、災害対策基本法の規定に基づき、足立区防災会議が策定する区の地域における災害対策に関する、総合的かつ基本的な計画です。この計画は、減災の視点で区と防災関係機関、そして区民、事業者等の役割を明らかにし、区民の生命、身体及び財産を災害から守ることを目的としています。

今回は区議会議員は防災会議の委員となっていないため、傍聴を申し込みましたが、傍聴席が満杯になり、椅子をたしてやっと全員傍聴できました。

素案については19日に開かれた災害オウム調査特別委員会で概要が説明されましたが、区民からのパブリックコメントもなく、区の案について、一般区民が参加するチャンスがないため、公募委員や議会代表を防災会議のメンバーに加えるよう求めましたが、区として検討すると答えました。


国民救援会足立支部の総会

2012-10-18 23:16:32 | Weblog

国民救援会足立支部の総会が開かれましたので参加しました。今回は冤罪であつた布川事件の被告で再審で無罪となった桜井昌司(さくらい・しょうじ)さんが参加して、事件の概要と冤罪事件が起きるわが国の警察、司法制度などについての講演がありました。

実は布川事件を題材にしたドキュメンタリー映画「ショウジとタカオ」がロングセラーになっています。

布川事件の詳細は以下のアドレスよりご覧ください。http://www.fureai.or.jp/~takuo/fukawajiken/

映画の感想がホームページにあったので紹介します。

正直に言えば、今まで桜井さんと杉山さんをお見かけしても、こちらから声をかけることができなかった。映画を観たら、これからはどこで会っても笑顔で「こんにちは」と声をかけられる。いやそうせずにはおれないだろうと思った。そんな映画なのだ。

周防正行
(映画監督)

「 ショージとタカオ」の2人が暗中模索の人生なら、この映画を制作した井手さんもまた、同じ地平を歩き続けている暗中模索の人生であって、その「孤独」の深遠に向き合い続けながら、きっと絞り出すような思いで完成させたこの映画は、だからこそ、観る人の胸を深く打つ。

横山隆晴
(フジテレビ編成制作局ゼネラルプロデューサー)

明るいショージさんが夜中に窓を開けて飛び降りようとした話を泣きながら奥様がしているシーンを観て、つくづく人は一人では生きられないと感じました。冤罪は怖いです。それを認めないのは一体何のためなのか? 人の命よりも重たいものが他にあるのか? と憤りを覚えます。私もくじけずに頑張ろうと思いました。

渡辺えり
(女優・劇作家)

布川事件が起きた日のアリバイを聞いた裁判官はショージに「こんな大事な日のことを覚えていないのか!」と声を荒らげたという。無実の人にとって、なんでこの日が「大事な日」なんだ。……そんなショージとタカオの人生の大事な日々を奪ったのは誰なんだ!社会に出てからの大事な日々を、なお奪い去ったのはどいつだ!

大谷昭宏
(ジャーナリスト)

2人がなにくそで生きた14 年分の汗の臭いがようしゃなく伝わってくる。ちょっとおかしい。笑ってしまう。でもこの人たちは無実の罪で29 年も刑務所にいたのだ。その事実となにげない日常風景との想像を絶する落差に狼狽しながら見終わって、私は新月の蟹のように身が詰まった。

池田香代子
(作家・エッセイスト・翻訳家)

文教委員会の審議が全国紙で紹介

2012-10-17 23:54:48 | 教育・子ども

昨日の足立区議会文教委員会がしんぶん「赤旗」の首都圏版に大きく紹介され、私が質問した要旨を紹介してくれました。

記事を紹介します。16日、足立区議会文教委員会が開かれ、千寿第五小学校を五反野小学校と統廃合する条例案に、自民、公明、民主党が賛成しました。日本共産党は反対しました。24日の本会議で採決されます。

 区は2009年、小学校12校と中学校8校を廃校にする方針を決定。千寿第五小学校については、建物の老朽化や人口減などを統廃合の理由にあげています。しかし、同校の校舎と体育館は08年に耐震改修をしたばかりでした。児童数も学級数も増えています。

 採決に先立ち、日本共産党の針谷みきお区議は、地元3町会長の嘆願書や約1万2000人を超える区民の署名が出され、前日には統廃合計画の無効確認の裁判も起こされたことを指摘。「無理が通れば道理が引っ込むような区の強引なやり方は非常に問題がある。条例を可決すべきでない」と訴えました。

傍聴した「千寿第五小学校を守る会」の中台三恵さんは、「千寿第五小学校はとても雰囲気のいい学校です。区は勝手に統廃合を宣告しました。区民の話を聞いてほしい」と話しました。

針谷区議は「統廃合計画を凍結した区もあります。25年間に33校を対象にした足立区の統廃合計画を撤回させるために、引き続きがんばりたい」と語りました。

住民ら無効求め東京地裁に訴訟

東京都足立区の区立千寿第五小学校の統廃合計画の無効確認と損害賠償を求める訴訟を、同校の保護者や地域住民ら25人が15日、区と区教育委員会を相手に、東京地方裁判所に起こしました。
 訴状によると、区などは、区立学校設置条例の改定について議会の承認を得ないまま、統廃合計画の一部であるプール解体工事やプレハブ校舎建設工事を進めており、この工事は、地方自治法などの法律に違反していると指摘しています。
 校舎建設工事が完了するまでの2年8ヵ月間、児童約750人は、校庭の面積が、文科省の定める小学校設置基準の最低面積の約6分の1であるなど劣悪な環境で教育をうけることになり、防災の観点からも「昨年の大震災以来の安全性重視の傾向に逆行する計画」だと批判しています。


足立の花火大会ビデオ

2012-10-15 22:36:09 | 観光・旅行

2012年 足立の花火大会も無事終わりました。昨年同様10月開催でしたが、北風が吹き、千住側は花火の残骸が少々、落ちてきたり、煙に包まれましたが、大勢の区民に喜ばれました。

昨年の威風堂々の音楽とフィナーレ(一部)をユーチューブでご覧下さい。

 

下のアドレスをクリックして下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=op0dKSgO7D4&feature=related


映画「人生ここにあり」の上映会

2012-10-14 23:42:53 | 障害者施策

竹ノ塚地域学習センターでワーカーズコープなど精神障がい者グループの方たちが「人生ここにあり」上映実行委員会をつくって開催されました。前売り券を購入して参加しました。

あらすじー1983年、活気あふれるミラノ。労働組合員のネッロは、正義感が強く、労働の近代化や市場に対して情熱を傾ける熱血男だか、型破りな活動をしたために、ある日、所属していた組合から移動を命じられてしまう。そうして行き着いた先は、なんと精神病院のから出された元患者たちの協同組合だった?!そこにいたのは、病院から出て自由な社会生活を送るどころか、毎日を無気力にただ過ごしている元患者たち。

ここでも持ち前の熱血ぶりを発揮せずにはいられないネッロは、施しではなく、自分で仕事をしてお金を稼ぐことを彼らに持ちかける。早速みんなを集めて会議を開くも、個性豊かなメンバーたちは、バラバラで全くまとまらない。

 それでもなんとが「床はり」の仕事をすることになり、ネッロは彼らと共に、この無謀ともいえる試みに挑戦する。しかし、精神障害者ということで自分の家の床をさわらせようとする人間など誰もいないうえ、数少ない練習を兼ねた現場でも組合員たちか次々に失敗をする始末。

そんなある日、仕事現場でアクシデントが起こり、みんなの人生が180度、展開するようなチャンスが訪れる。統合失調症という今や100人に一人が発症するといわれている現代病、世界中で統合失調症とたたかっている方は多い。大いに元気をもらった映画でした。


河本準一「フランスなら模範市民」仏フィガロ紙記者

2012-10-13 23:50:20 | 貧困と社会

ことし7月、日本に住むフランス人記者、レジス・アルノーさんの記事に注目しました▼「人気お笑い芸人の河本準一は生まれる国を間違えたのだろうか」。河本さんが、“高収入を得ながら母親が生活保護を受けていた”と、自民党議員に攻撃された事件によせて書いています▼「フランスの基準からすれば、河本親子は当然のことをした。母親は失業して国に助けを求めた。息子は一生懸命働いて高い所得税を払っているのだから、政府の歳入の足しにさえなっている」(『ニューズウィーク日本版』7月18日号)▼お国柄の違いと退けられません。日本でも、1950年にできた今の生活保護法は、金持ちの息子がいても仕送りがなければ保護を受けられる建前です。46年の旧法では、仕送りがなくても仕送りできそうな息子がいれば受けられなかったのですが▼今も“自分たちの負担で”と、「自己責任」を振り回す人たち。政府は、生活保護をもっと“狭き門”にする考えです。が、もともと、震災や原発事故、会社の都合の失業で収入を失うのは、自己責任といえません。私たちは、放っておけば失業や貧困のはびこる社会が土台の国に住みます▼マルクスが説きました。「資本」は貧しい人を助ける費用を「自分の肩」から労働者や庶民の負担になすりつけるすべを知っている。その「資本」の無責任とたたかい、社会は進歩してきました。ちなみにアルノーさんによれば、フランスの親子の絆は「とても強い」そうです。       しんぶん「赤旗」潮流より


あすは足立の花火大会

2012-10-12 23:58:46 | 区政情報

明日は秋に開催されるようになって2年目です。昨年は7時20分には花火が終了したため、千住の町が大変潤ったということで、今年も10月開催するということになったようです。

これには賛否両論あって、花火は夏の風物詩だという意見もあり、戻そうという方向も示されていますが、大方、23区の花火大会が夏に催されている中で、足立区の特徴を出すという点では秋の開催をもう少し続けてみてはどうかという意見もあるようです。

明日は招待者とともに参加します。


戦争は、人間の腐敗の果実―今日の「潮流」

2012-10-11 23:30:24 | 日本共産党・後援会

本日のしんぶん「赤旗」の今日の「潮流」は素晴らしく含蓄のあるものだったので紹介することにしました。

「戦争は、人間の腐敗の果実であり、政治体のけいれん性の重病である」。およそ250年前の文章です▼書き手は、フランスのダミラヴィルという人らしい。「一言でいえば、平和は、すべての社会の目的である幸福を人民に得させる」。逆に戦争が国家にとっていかに有害か、さまざまな理由をあげて説きます

▼「…いかなる国家であろうと、もっとも目ざましい勝利でも、戦争の犠牲となった多くの成員の損失の埋め合わせをつけることは決してできない」。わが日本国憲法9条にいたる、人類の平和思想の脈々とした流れの一こまです

▼筆者は、戦争をあおる者への警戒も忘れません。「戦争の党派は、混乱を煽動(せんどう)し」、「彼らはいう。『…国民は、平和のうちにあっては柔弱となり堕落する。…平和の党は弱者の党にすぎない』と」。いまも、思い当たるふしが多い

▼紹介した文章は、ちょうど240年前の1772年にひとまず完結した、フランスの『百科全書』の一項目「平和」です(岩波文庫『百科全書』から)。26年の歳月を費やし、180人を超える人が書いた『百科全書』。編集にあたった思想家ディドロは、こう予言しました。「この書物はやがて人々の心にまちがいなく革命をひきおこすでしょう」

▼現実にフランス大革命を準備したとされる『百科全書』は、進歩派の書き手の「共同戦線」でした。仲間同士の論争や別れもありましたが、いまの激動の世界でも、現代版の知の共同が求められているのかもしれません。

※フランスのルイ15世の公妾であった『ポンパドゥール夫人肖像画』に描かれた夫人の左手の先にある大判の書物は百科全書の1巻であるといわれています。マルクスが資本主義社会を批判するときよく使われる言葉「わが亡きあとに洪水は来たれ」を発したのはこのポンパドゥール夫人であることは、よく知られていることです。


ニコニコ動画一気に見せます共産党

2012-10-10 15:25:33 | 日本共産党・後援会

まるごと紹介 一気にみせます共産党 ニコニコ動画が評判です。

 

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ニコニコ生放送 まるごと紹介! 一気に見せます共産党!
・「しんぶん赤旗」紹介 編集部内の風景から、編集局長の話、若手記者が語る取材の現場

http://youtu.be/g3I89zjrUlg

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 共産党東京都議団訪問 「意外と身近、若い世代と地方議会での活動」を紹介しています。

http://youtu.be/6_TKUM2FL14

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