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国民救援会足立支部の総会

2012-10-18 23:16:32 | Weblog

国民救援会足立支部の総会が開かれましたので参加しました。今回は冤罪であつた布川事件の被告で再審で無罪となった桜井昌司(さくらい・しょうじ)さんが参加して、事件の概要と冤罪事件が起きるわが国の警察、司法制度などについての講演がありました。

実は布川事件を題材にしたドキュメンタリー映画「ショウジとタカオ」がロングセラーになっています。

布川事件の詳細は以下のアドレスよりご覧ください。http://www.fureai.or.jp/~takuo/fukawajiken/

映画の感想がホームページにあったので紹介します。

正直に言えば、今まで桜井さんと杉山さんをお見かけしても、こちらから声をかけることができなかった。映画を観たら、これからはどこで会っても笑顔で「こんにちは」と声をかけられる。いやそうせずにはおれないだろうと思った。そんな映画なのだ。

周防正行
(映画監督)

「 ショージとタカオ」の2人が暗中模索の人生なら、この映画を制作した井手さんもまた、同じ地平を歩き続けている暗中模索の人生であって、その「孤独」の深遠に向き合い続けながら、きっと絞り出すような思いで完成させたこの映画は、だからこそ、観る人の胸を深く打つ。

横山隆晴
(フジテレビ編成制作局ゼネラルプロデューサー)

明るいショージさんが夜中に窓を開けて飛び降りようとした話を泣きながら奥様がしているシーンを観て、つくづく人は一人では生きられないと感じました。冤罪は怖いです。それを認めないのは一体何のためなのか? 人の命よりも重たいものが他にあるのか? と憤りを覚えます。私もくじけずに頑張ろうと思いました。

渡辺えり
(女優・劇作家)

布川事件が起きた日のアリバイを聞いた裁判官はショージに「こんな大事な日のことを覚えていないのか!」と声を荒らげたという。無実の人にとって、なんでこの日が「大事な日」なんだ。……そんなショージとタカオの人生の大事な日々を奪ったのは誰なんだ!社会に出てからの大事な日々を、なお奪い去ったのはどいつだ!

大谷昭宏
(ジャーナリスト)

2人がなにくそで生きた14 年分の汗の臭いがようしゃなく伝わってくる。ちょっとおかしい。笑ってしまう。でもこの人たちは無実の罪で29 年も刑務所にいたのだ。その事実となにげない日常風景との想像を絶する落差に狼狽しながら見終わって、私は新月の蟹のように身が詰まった。

池田香代子
(作家・エッセイスト・翻訳家)