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1週間DE資本論

2010-09-30 23:31:53 | 政策・提案
神奈川大学の的場昭弘教授が解説する「資本論」を1週間で放映する番組を見ました。
「蟹工船」と並びマルクスの「資本論」が静かなブームになっているそうです。この歴史的名著を一般向けに解説した的場昭弘神奈川大学教授の著書がヒットし7万冊がうれたそうです。
今回、NHK教育番組で「1週間DE資本論」という番組を今週、4日間放映しました。

  

「マルクスは生きている」不破哲三さんの著書をブログで何回かお知らせしましたが、NHKがついにやってくれたという感じです。
今回、この番組を見て、的場昭弘教授のインタビュー記事があったので、紹介します。なんと「財界さっぽろ」です。

 ――――「マルクスはもう古い」と思っている人も多いようですが、いまマルクスの考え方を学ぶことにどんな意味があるのですか。

 的場 資本主義社会のもつ「資本の論理」で進んできた発想を変えることができる。そういう意味で、19世紀に生きたマルクスの考え方を、21世紀の現代社会においてもう一度学ぶことは重要だと思います。


マルクスが「資本論」を書いた大英博物館の図書室

 マルクス経済学というのは、ごく簡単にいうと「資本は他人の労働を奪うことで利潤を生む。他人の労働力の一部を所有するしか豊かになる方法はない」というのが基本的な部分です。例えば、労働者が8時間働いたうちの4時間分は賃金にし、残り4時間分の利潤を資本家がピンハネする。当然、資本家がもうけるためには賃金を安くした方がいいわけです。 労働者は労働組合をつくってこれに対抗する。ところが、この20年間、労働組合や抵抗運動の衰退が、リストラや派遣切りなどに代表される労働力の使い捨てという悲惨な結果をつくってしまった。
的場教授のインタビューはまだ続きますが、ネタばれになるのでぜひ、NHKの「1週間DE資本論」の「再放送」をご覧下さい。

NHK「1週間DE資本論」の再放送予定
第1回目 10月4日(月)午前5時35分~午前6時  「資本の誕生」ゲスト 森永卓郎
第2回目     5日(火)   同上            「労働力という商品」 湯浅誠
第3回目     6日(水)   同上            「恐慌のメカニズム」 浜 矩子
第4回目     7日(木)   同上            「歴史から未来を読み解く」 田中直毅
※朝早いのでビデオに撮ってみるといいと思います。

実は私もマルクスについてホームページに書いていますので、下のアドレスを訪問してみて下さい。
少しは参考になると思います。

http://www.d4.dion.ne.jp/~m-hari/london5.htm

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