「びっくりぽんや」は朝のNHK連続ドラマ「あさが来た」のヒロイン、あさの口ぐせです。そのあさが生まれ育った京都で「びっくりぽん」の事態が起きています。
「なんでどす!」京都市内の小・中学校68校が22年間で17校に統廃合され、51校の学校跡地が生まれたのです。甲子園球場の3倍近い広さ。児童数が減少したためだけではありません。
統廃合を一気に加速させたのは小中一貫校政策です。人口3万9千人の東山区では10小学校、3中学校が消え、小中一貫校2校だけになりました。「いかに財政効果が大きいか」と誇るのは門川大作市長です。
学校運営費、施設の改築経費、教職員の人件費が削減でき、統合すれば校長先生も1人ですむ。明治時代に町組ごとに財力を出しあい設置した番組小学校の歴史も役割もおかまいなし。
門川市政は学校跡地など市の資産を「経営資源」として民間への貸与、売却に熱心です。このほか、京都駅周辺の再開発・高さ規制緩和、世界遺産の下鴨神社境内にマンション計画、世界遺産の二条城の北西部に市営観光バス駐車場建設計画…。
「このままでは京都が京都でなくなる」と京都市長選(2月7日投票)に立つ「憲法市政みらいネット」の本田久美子さん。小学校教員34年。「教え子を再び戦場に送らない」と戦争法廃止へ命がけの思いを語り、学校跡地など市民の貴重な財産を大手資本のもうけに差し出す市政に怒ります。「『オール京都』の力をあわせて京都のまちと景観を守り抜きます」。