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ヘイトスピーチは許されないと区長が答弁

2015-03-13 23:00:45 | Weblog

2月20日、私は今期最後の代表質問に立ちました。

◎質問ー私は日本共産党足立区議団を代表して質問します。まず、二人の日本人が、過激武装組織「IS」によって殺害されたことに対し、日本共産党は無法なテロ行為を、怒りを込めて糾弾するとともに、ご家族・関係者のみなさんに心からのお見舞いを申し上げます。同時にテロ集団による蛮行を政治利用して、「海外で戦争する国」づくりを推進するという動きは、断じて認められないことを表明して具体的な質問に入ります。

はじめに安倍首相は、8月に「戦後70年談話」を発表するとして、「村山談話の核心的部分」「植民地支配と侵略」への「痛切な反省と心からのお詫び」を否定する動きを強めています。日本がアジア諸国との「和解と友好」に向けて重要なことは第一に「村山談話」「河野談話」の核心的内容を継承し、談話の精神にふさわしい行動をとる。第二に日本軍「慰安婦」問題について、被害者への謝罪と賠償など、人間としての尊厳が回復される解決に踏み出す。

 第三に欧米を含む国際社会では、日本の政治家が靖国神社参拝することは、侵略戦争肯定の意思表示を意味するものであり、少なくとも首相や閣僚の参拝はおこなわないことを日本政治のルールとして確立することなど、政治が断固たる立場にたつことです。

「区長は「平和と安全の都市宣言」を行い「平和首長会議」に加盟している自治体の長として、アジア諸国との「和解と友好」にむけて、日本がとるべき基本姿勢について聞く。足立区内でも数回にわたって引き起こされてきた「ヘイトスピーチ」(民族差別扇動行為)を許さないという立場を、区として確立すべきと思うがどうか。答弁を求めます。

ヘイトスピーチは決して許されるものではない

近藤区長ー私は国や民族間の争いのない平和で安全な国際社会の維持に貢献するため、世界中の多くの自治体とともに平和市長会議に加盟いたしました。
アジア諸国との関係において日本がとるべき基本姿勢も私が加盟した理由と同じであるべきだと考えております。
また、足立区平和と安全の都市宣言でいう人間の安全保障の理念からすれば、特定の民族や国籍等の人々を排斥するヘイトスピーチは決して許されるものではありません。
 ヘイトスピーチについては昨年8月、国連から政府に対して法規制を求める勧告が出されており、この動きを注視しつつ、関係機関と協力しつつ人権教育・啓発を一層推進てまいります。と答弁しました。