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貧困ビジネス進出をゆるさないー「やすらぎの里舎人」

2013-03-14 23:58:35 | 貧困と社会

貧困ビジネスと批判されている「特定非営利活動法人(NPO)やすらぎの里」(本部・東京都中野区)が今度は、足立区舎人5丁目の見沼代親水公園駅前に「やすらぎの里 舎人寮」の施設をつくろうとしています。
 3月11日、舎人氷川神社社務所にて「説明会」なるものが開かれ約50人が参加しました。

 建築予定施設は地上10階、83室のいわゆる「無料低額宿泊所」です。
 家を失った人に路上で「生活保護がとれるから」と誘いをかけ、施設に住まわせる。部屋は2畳程度、食事はレトルト食品やカップめん。保護費から多額の家賃、食費がピンハネされ、通帳まで管理されて、出て行く自由もない―悪質な「無料低額宿泊所」として指摘されている「特定非営利活動法人(NPO)です。

3畳以下の居室5万円家賃、食費もピンハネ

 説明会では入居者の家賃、食費、管理費などはじめは「資料がない」などとしていました。しかし、「今ある施設ではいくらなのか」と詰め寄られ「北区の東十条寮、さいたま市北区吉野寮では家賃4万5千~5万円、食費は一日1500円月4万5千円」と答えました。
 配布された資料の図面では一室8・49㎡(2・57畳)であることもわかりました。

 同法人は2008年度決算で、施設入所者の生活保護費を元手に、年間6218万円の利益(税引き前当期純利益)をあげていることがしんぶん「赤旗」の取材でわかりました。このことを指摘されても否定できず、弱い者からお金をとる「貧困ビジネス」の実態が明らかになりました。

 会場からは「足立区として来年度小台に生活保護寮を区が建設する。」「弱い者いじめの施設はいらない」との発言もあり、参加者一致で反対の声を上げました。
 同施設を建てるには東京都の許可が必要で、地域住民の「同意」「協定書」が必要ですが、地域住民が同意しなければ許可されません。

 北足立地域の住民運動でこうした「貧困ビジネス」の進出は許さない意思を示しましょう。
 地元のみなさんと阻止するまで頑張ります。みなさんのご意見・ご要望をお寄せ下さい。