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保育園に入れないー足立区でも第1次不承諾1507名

2013-03-02 22:47:08 | 教育・子ども

連日のように保育問題が報道されています。
 杉並区では認可保育所の入園希望者のうち3分の2の約千八百人が入園できず、若いママたちが小雪混じる区役所前の路上でマイクを握り、苦しさを訴えました。


 東京新聞によると「杉並区では行政不服審査法に基づく異議申し立てを60人の母親らが行いました。この事態を受けて杉並区では、認可保育所の定員を増やし4月までに百人分の定員を増やす緊急対策を発表しました。」と報じました。

足立区でも異議申し立て22名

 足立区でも平成25年度4月入園の募集があり、三七一〇名の申し込みがありましたが、約4割にあたる一五〇七名が第一次不承諾となりました。
 西新井・綾瀬地域にある保育園の入園仮承諾(保育園に入れた方)の最低指数は0歳から3歳までで50以上というのが多く、西新井・綾瀬地域では両親がフルタイムの共働きでも認可保育所に入れないという実態も数多くあります。

 保育の指数は、保育の必要度を数値化したもので、数値の高い人ほど入園順位が高くなります。たとえば両親が月20日以上、1日8時間以上就労している場合は実施指数は46となります。今回、指数46でも不承認になった人もいました。
 24日には足立区でも集会が開かれて「集団異議申し立て」を行い区議会にも要請を行いました。
その後、わが党区議団にも表敬訪問にあらわれ、要望書を受け取りました。

葛飾区とは大違い

お隣の葛飾区では、計画的に増設し5年間で、11園を新設、7園を増築し、576人の定員を増やしてきました。
 足立では自民党議員の「認可保育園はいらない。家庭や保育ママで」などの主張により、認可保育園建設を怠ってきました。
 先々号でお知らせしたようにパパママさんの運動や共産党の主張が実り、やっと昨年度、増設に踏み切りましたが、需要に追い付かずこんな事態になりました。
 お金はあります。待機児対策のための基金もあります。
 安心して子育てのできる足立区へがんばります。