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住民の運動でペットボトル圧縮機を撤退

2009-08-08 23:54:51 | Weblog
産業廃棄物処理施設のこれ以上の進出に反対してきた地域住民と入谷町会は7月24日、入谷9丁目に進出を予定していた大谷清運KKと合意し、調印しましたがその内容を報告します。この間、町会と地域住民は施設の撤退を求めてきましたが、東京都が施設計画を許可した段階で新たな提案を行い、大谷清運KK側が、悪臭の原因であるペットボトルの圧縮機を撤去すること。産業廃棄物処理施設としてはRPF成型機を使い、固形燃料をつくることを主とすること。合意書に違反した場合には操業停止することなどを約束しました。







今回の合意は、現行の法体系では産業廃棄物の処理施設が許可基準に合致していれば、行政は許可せざるをえない段階では貴重な成果であると考えています。
 それは第1に悪臭の原因であるペットボトルの圧縮機を撤去させたこと。
 第2に産業廃棄物処理施設としてはRPF成型機を使い、固形燃料をつくるを主とし、事実上、悪臭を発生させないようにしたこと。
 第3に合意書に違反した場合には操業停止することなど住民の意向が合意されたことだと考えています。施設を撤退させることはできなかったものの、今後、町会環境部が悪臭を発生させているすべての廃棄物処理業者への指導を区に求めるとともに、すでに公害対策をとらせて悪臭を発生させていないなど成果をあげている業者も生まれており、今後、こうした対策を町会ぐるみで取り組んでいくことを確認しているなど悪臭をなくす運動と展望が開けてきました。