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城山三郎ー官僚たちの夏

2009-08-05 23:49:45 | Weblog
城山三郎の小説は実にリアルに日本経済がどのような経過で発展してきたのか描いた傑作集が多いが、私はこの「官僚たちの夏」を20年前に読んで感銘したことを覚えている。それがTBSテレビでドラマ化され、毎週放映されている。
ちょっと紹介しよう。



敗戦後の昭和30年代の通産官僚と産業界の奮闘を描いた感動作。敗戦国の日本を、世界と肩を並べる豊かな国にしたいという使命感に燃える、熱き通産官僚たちの活躍を描いた物語。
“ミスター通産省”と呼ばれた男・風越信吾を中心とした、国内産業の保護を訴える“産業派”と、国際化を目指して自由貿易を理想とする“国際派”の攻防を軸に展開していきます。また、当時の社会風俗や街並みなど、舞台となる高度成長期当時の国内を、忠実に再現するビジュアルも見どころ。



“ミスター通産省”こと主人公・風越信吾役には佐藤浩市、風越を取り巻く通産官僚たちに堺雅人、高橋克実、“国際派”のライバルには高橋克典、船越英一郎をキャスティング。そして彼ら官僚の前に立ちはだかる通産大臣・池内信人役は北大路欣也が演じます。
豪華俳優陣が顔を揃えた、大人の男たちの熱き戦いは必見です。



第6話で国産のコンピューター計画をすすめる通産省にアメリカのコンピューター大企業が乗り込んでくる。直接交渉の場面。迫力ある対決だけれど、こうやつてアメリカの圧力に屈していくんだなあと思いました。
ドラマはちょうど半分らしいのですが、ぜひ、見て下さい。
毎週日曜日、午後9時からTBSです。