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針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

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足立区在住の津軽三味線兄弟

2010-09-26 22:55:55 | 文化・芸術・映画
足立区の椿在住の津軽三味線「阿部兄弟」の演奏を見る機会に恵まれたのでご紹介します。
二人の経歴を紹介します。

◆ 阿部金三郎
1984年 東京都台東区に生まれる。
1995年  高橋流名取り「金三郎」となる。
1999年 津軽三味線全国大会少年の部で準優勝。
2002年 全国津軽三味線東京大会で準優勝。
    全国津軽三味線青森大会で準優勝。
    日本郷土民謡春期大会で7賞を受賞し優勝。
2003ー4年海外公演参加。大條賞受賞。
2005年 全国津軽三味線東京大会優勝。



◆ 阿部銀三郎
1987年 東京都荒川区に生まれる
2001年 津軽三味線を本格的に開始。
2002年 全国津軽三味線大会少年の部で優秀賞受賞。
2003年 津軽三味線全国大会大坂大会少年の部優勝。
    全国津軽三味線大会少年の部優勝。
    津軽三味線全国大会大坂大会一般の部優勝。
2005年 全国津軽三味線東京大会準優勝。
    金三郎・銀三郎兄弟で一位・二位をとる。
2010年 全国津軽三味線東京大会優勝。




事業仕分けで危機にある文化予算

2010-09-23 23:50:48 | 文化・芸術・映画
「超大国アメリカの文化力」という本がでています。音楽評論家の小村公次さんがこの本の書評をある雑誌に書いておられたので紹介します。

文化政策を考える
          
        小村 公次
    
 昨年の行政刷新会議による「事業仕分け」で、文化芸術分野における予算縮減や事業見直しが迫られたが、その論理はきわめて乱暴なものだった。「芸術活動は自己責任」とし、「しっかりしたマーケティングで興行可能」とか、「特に予算をかける事業ではない」といったように、長期的な芸術文化政策にもとづく議論というよりは、予算縮減のためのパフォーマンスに終始していた。



 今年もその第二ラウンドが行われようとしているが、ここでしっかりと考えてみたいのが、文化支援のあり方についてである。その点で興味深く読んだのが、フランスの作家でジャーナリストのフレデリック・マルテルが著した『超大国アメリカの文化力ー仏文化外交官による全米踏査レポート』(根本長兵衛・林はる芽監訳、岩波書店刊)である。

 著者は2001年から05年にフランス大使館文化外交官としてアメリカのボストンに滞在し、全米35州で700回に及ぶインタビューと調査を行い、ケネディからブッシュにいたるアメリカ政府の文化政策と、文化にかかわるさまざまな組織について詳細な分析を行っている。その内容はアメリカという国とその文化についての既成概念を覆すものだった。

 著者は公的分野と非営利分野における文化支援の実態を詳しくレポートしているが、なかでも連邦政府の役割を歴史的に分析した内容が興味深かった。それによると、1929年の大恐慌後、政府の強力な介入による芸術家支援事業や冷戦期の対ソ宣伝を経て、1965年に連邦政府の文化機関である全米芸術基金(NEA)が創設される。



 当初、芸術的卓越性を支持する集団と深く結びついていたNEAは、カーター政権の下では文化政策としてではなく都市政策の問題とされ、レーガン政権下では多文化共存主義を批判し、規制緩和による文化産業とメディアの集中をもたらした。さらにブッシュ(父)政権時代にNEAは部分的に解体され、2000年以降、公的な立場からの直接的な文化支援は目に見えないものになった。

 文化支援が「国の仕事」ではないとするアメリカ社会のなかで、著者はそれを担う独特のシステムを明らかにしていく。すなわち「何千という、独立独歩で個人性を保ちながら、圧いに結びついている活動家」が共同して運営にあたるという、前例のない文化的市民主義によるシステムが誕生したとする。
 

      
 そしてこのシステムは、免税措置や間接助成金、「別枠予算」、「用途指定の準備金」、市債権などの恩恵に浴しており、それは連邦政府や地方自治体による間接的な公的助成に相当する。そしてこのシステムが、市場に左右されずに効率的に巨額の資金を集めている実態を明らかにしている。 
             
 と同時に、アメリカの文化政策が、国内的には文化的多様性を重視するいっぽう、国外ではハリウッド映画のように画一性が顕著で、文化的多様性を弱体化するという側面を持っており、こうした文化の商業化が非営利の文化活動を脅かしている実態も鋭く指摘している。

著者は、本書を通して自国フランスの文化政策の矛盾と課題を明らかにしようとしている。こうした真摯なアプローチこそ、いま日本の文化政策に強く求められていることではないだろうか。

音楽評論家

2つの文化行事

2010-09-10 23:21:14 | 文化・芸術・映画

今日は北足立地域の3人の文化人が主催する行事のお知らせです。一つは音楽イベントです。
西伊興在住であだちのうたごえ運動のリーダーでもあり、音楽教師としても作曲家としても活躍している丸山征四郎さんと伊興在住でアマチュア民謡歌手として大活躍の山縣三郎さんの行事です。はじめのビデオは山縣三郎さんの庄内おばこです。


オペラ歌手のような丸山先生ーオーソレミヨを歌いましたが、3月のブログで紹介していますので、ビデオを見て下さい。

ゆかいな仲間たちのあったかコンサート

●10月10日(日)13開場、13時30分開会
●竹ノ塚地域学習センター4階ホール
●入場料(前売り券取り扱い中)
 一般1000円 高校生まで800円
●二胡奏者 金静嘉さんー崖の上のポニョ 三味線 富久美会さんー祗園小唄 他
 民謡 山県三郎さん:庄内おぼこ 他
 ソロと合唱 丸出征四郎&
     足立ピースフラワー合唱団
連絡先:山縣三郎さん 
    3897ー4187


早乙女勝元さんが詩集発刊

2010-08-06 21:41:52 | 文化・芸術・映画

今日はヒロシマに原爆が投下されて65年目の日です。東京民報8月8日付で地元、西伊興在住の作家、早乙女勝元さんがインタビュー記事で登場しています。



終戦の日である8月15日に出版される詩集「鎮魂詩404人集」(コールサック社)にも、推薦の言葉を寄せています。戦争で亡くなったものたちへの哀歌などを集めた同詩集の内容と、今後の活動について、早乙女さんに聞きました。

-どんな詩集か、ご紹介ください。
この詩集は21章に分かれ、戦争に関連するものだけではなく、近しい家族や友の死、自殺や過労死など
の死者を悼む詩が収録されています。テーマは「命の鎮魂詩」といえます。
第1章には、宮沢賢治や高村光太郎などよく知られている詩があります。
かねがね、空襲をテーマにした詩が少ないと残念に思っていたので、空襲詩を発掘し、新たな作品を加えた詩集の出版は大変嬉しい。分厚い本の全部を読むのは大変ですが、知られている詩から読み始め、心に残る詩を探してはいかがでしょうか。



--ほかにはどんな詩がありますか
 個人的なことですが、妻を2年前に突然亡くし、大島博光さんの「妻静江を送る」など2篇の悲しみには、胸を衝かれました。
 大島さんは「きみに死なれて/私の鏡は雨に曇った/そうして瑕にうたれてひび割れてしまった」と書いて、近しい人の死が、理解することができない、なにが起きたのか分からないほどの喪失感を残していくことが、詩の独特の表現で表されています。

~中略~ これ以上は東京民報のネタバレになってしまいますので、ぜひ、東京民報をご購読下さい。
東京民報社 港区芝1-4-9平和会館 03-3798-4030 1ヶ月400円(毎日曜日発行)

-これから、どんな活動をしようと思っていますか
 戦後65年が経過し、戦争体験の継承はいよいよ正念場を迎えています。あと5年もすれば、体験者から直接聞くことができなくなるので、映像や芸術作品など、あらゆる手段で残さなくてはなりません。
 そのために、2年後に「東京大空襲・戦災資料センタ」が開館10周年になるのを機に、その実績を踏まえて東京都に、助成を要請したいと思います。
 先の選挙を見ると、消費税増税でも、衆参の議員定数削減でも、改憲でも、2大政党に違いはありません。若い人に仕事がないような格差社会を解決しなければ、いよいよ閉塞状態になって自衛隊へでも…という危険を感じます。
 その一方、世界は20世紀に比べてやはり進歩しています。力づくの時代は終わり、道理と言葉による対話の時代になってきていることを感じます。
 一人ひとりがさしあたりできることをやり、それを積み重ねていくことが、着実に社会を変えていくことにつながるのではないでしょうか。

 


「葦立ち」27号を読む

2010-07-21 23:08:12 | 文化・芸術・映画
日本民主主義文学会足立支部の同人雑誌「葦立ち」を改めて読みました。今回は特集/門倉詇(さとし)さんを悼むものですが、詩人会議の重鎮として日本の民主的な運動の担い手として、足立区に関わってきた方でした。門倉詇さんは14中の校歌をつくったひとでもあります。
私も早乙女勝元さんの出版記念会のときだったと思いますがお会いしています。



今回は詩をいくつか紹介します。

「バラの列車」
列車よ 走れ 窓から窓 やねからやね
まっかな花でかざリ バラの列車を走らせよう
バラが平和の証なら この街から HIROSIMAへ
HIROSIMAから 世界へ
八月のバラの列車を走らせよう

列車よ 走れ 駅から駅 ホームからホーム
まっかな花でつつみ バラの列車を走らせよう
バラが愛の証なら この胸から NAGASAKIへ
NAGASAKIから 世界へ
八月のバラの列車を走らせよう



「ふりかえれば」
この街の風の中
いつもきみは まえを
むいて走りつづけてきた

ときには立ちどまってもいいんだよ
ふりかえってもいいんだよ
立ちどまれば
青い空が見える
ふりかえれば見守る人がいる

この街の空の下
いつも きみは 肩を
はってあるきつづけてきた
ときには力をぬいてもいいんだよ
じょうだんいってもいいんだよ
力をぬけば
小さい花が見える
ほほえめばやさしい人がいる



次号【2010年12月発行予定)の原稿を募集しています。
▼〆切 8月31日
▼送付先 〒121-0824 東京都足立区西伊興3-10-4 嶋 圭
電話(ファックス兼用) 03-3897-2565.メール kay@tzk‐web.com
▼短編・詩・エッセイ四百字詰原稿用紙二~三六枚。俳句・短歌・川柳は五~二五句首。ワープロ稿は一行20字(長文の物はなるべくeメールまたは「ワード」フロッピーの貼付でお送り下さい。連載の場合はご相談ください。原稿はお返ししていませんので、コピーをお送りください。
▼応募資格特にありません。
▼採用の場合。一冊贈呈。原稿料、発行費用の執筆者分担制度はありません。
▼文学作品を期待していますが、文学に無関係でもOK。音楽、映画等他分野は勿論旅日記、自分史の「コマ、近頃思うことなどどんなことでもどうぞ。あなたが一番書きたいと思っていることを、ぜひ。

葦立ち(足立民主主義文学会雑誌)

2010-06-26 22:18:25 | 文化・芸術・映画

西伊興在住の嶋圭さんが編集長をつとめる「葦立ち」が発刊されました。年2回の刊行は大変ですが今回は昨年、亡くなられた詩人の門倉詇(さとし)さんの追悼特集でした。



門倉詇さんは1934年8月4日、群馬県生れ、高崎高校・中央大学卒。葬儀は音楽葬で、春日部市内で行われました。喪主は妻悦子さん。詩集など多数。北原白秋賞、毎日童謡賞、子ども世界特別賞など多数授賞しています。

第14中学校など足立区内の校歌を作詞

足立区とのかかわりは第14中学校の校歌を作詞していますが、戦後民主主義の薫り高き詩で私は大変気に入っています。

さらに今回、西伊興在住の著名人、作家の早乙女勝元さん、作曲家の丸山征四郎さんらが弔辞やあいさつを「葦立ち」に寄稿していますのでぜひ、購入して下さい。



葦立ちの編集後記が面白かったので紹介します。
▼竹ノ塚駅で共産党のビラ配りをしていたSさんの話。珍しく連なってビラを貰いに来た中学生の一団に「何万人も集まった米軍基地反対集会の司会をしたのは高校生だよ、知ってる?」「えっ、ほんとすか」「すごっ」いま若者たちの意欲のなさが問題にになっているその根源を実践的に解明した現職校長先生の講演要旨、少し難しいかもしれませんが、ご一読あれ。
▼二十一世紀で日本が変わる次のステップは目前の参院選。炎暑と不条理に負けてはいられません!

「葦立ち」編集部 足立区西伊興3-10-4 嶋圭方 3897-2565
原稿も募集しています。頒価500円


区役所アトリウムの昼休みコンサート

2010-06-25 23:51:30 | 文化・芸術・映画
毎月2回、区役所では中央館アトリウムで昼休みコンサートを実施しています。今日は足立区民合唱団のミニコンサートを拝見しました。



・出演は足立区民合唱団  平成元年結成。毎年2回の定期演奏会を主催しているほか、練習は足立区役所 庁舎ホール(水曜日)とギャラクシティ(土曜日)の毎週2回です。
 平成22年8月22日(日)にギャラクシティ 西新井文化ホールで第37回定期演奏会を開催するそうです。
今日の演奏は次の曲目でした。
       1 川の流れのように
       2 見上げてごらん夜の星を
       3 崖の上のポニョ
       4 サライ  
最後の曲のサライはお客さんも含め参加者一同で大合唱しました。私も忙しい活動の最中でしたが腹から大きな声で歌えたのでとっても、気分がよくなりました。
はじめのビデオは崖の上のポニョでした。宮崎駿のアニメ映画でしたが、娘と映画は見に行きました。地球環境を考えさせられる映画でした。曲は久石穣さんです。      

ゲゲゲの女房

2010-06-05 22:28:08 | 文化・芸術・映画
水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」は私は漫画の中でも結構、気に入っていた作品なので、その作者夫婦がどんな生活をしてきたのか興味があり、毎回、観ています。



第49回~50回目は私が見る限り前盤のハイライトだと勝手に思い込んでいます。
NHKの解説はこうです。「昭和37年、布美枝(松下奈 緒)と茂(向井理)が結婚して一年がたった。深沢(村上弘明)からの仕事の依頼のおかげで、家計は少し楽になりかけていた。



茂は深沢の出版社で少女漫画家 を志す河合はるこ(南明奈)と出会う。はるこは父親から漫画を描くことを反対されていたが、何としてでも漫画家になろうとする意志をもっていた。



ビデオにありますが、ここでマンガを「低級で俗悪なものに大事な娘を引き込まないで下さい」と父親が深沢(村上弘明)に迫ります。すると深沢が反論します。
「私は漫画の出版を男子一生の仕事として誇りをもっている」旨の発言をし、水木しげるの「鬼太郎」
をほめます。



茂は新作 「河童の三平」にとりかかろうと意欲を高めていたが、深沢がとつぜん喀血(かっけつ)し、病に倒れる」となっています。実は倒れる直前に深沢が茂にむかってこういいます。「マンガには大きな可能性がある。二人で風を起こしましょう。マンガで世界をかえましょう。」と発言します。
これは手塚治虫の心境と酷似していると思いました。前半のみどころです。





前進座公演「切られお富」

2010-05-18 22:27:09 | 文化・芸術・映画
共産党後援会の「前進座」観劇会があり、俳優の嵐圭史さんが自ら、区議団の控え室を訪れて、観劇のお誘いがあったので、区議団の何人かで参加。私は家族で参加しました。



『切られお富-処女翫(むすめごのみ)浮名横櫛-』は悪婆物の典型に数えられていますが、そもそもは可憐純情な女性だったお富が、疵だらけになりながらも、夫をけしかけ、強請り(ゆすり)騙り(かたり)、果てはその夫を包丁で…。しかしながらその悪事は、とどのつまりは身を捨てて、愛する与三郎に尽すため……という一途な恋心が引き起こすドラマの数々。濡れ場、責め場、強請り場、立ちまわりーと見どころいっぱいです。



あらすじ
表向きは絹問屋、実は盗賊の観音久次こと赤間源左衛門(梅之助)。その手代の蝸蝸の安蔵(矢之輔)は、今日こそ、かねて横恋慕する赤間の妾、お富(國太郎)への思いを遂げようと、悪い仲間と示しあわせ、彼女を援って滑川の辻堂前で……。あわやというとき、かつて木更津の船中で見初め、契りを交わした浪人の井筒与三郎(広也改め七代目芳三郎)が来かかり、助けられる。と、激しい雷鳴。二人は辻堂へ
その密会を知った、源左衛門は、お富をなぶり切りにして、川に捨てる。-安蔵はこれを助け、薩埋峠に茶店を出して同棲する。たまたま通りかかった与三郎は、疵だらけのお富と再会。お富は、与三が自分の主筋の子息であると知り、さらに彼が仕える主家の宝、名刀北斗丸を探し求める浪々の身で、所在を尋ねあてはしたものの、買い戻す二百両に窮しているとわかると、その調達を引き受ける。安蔵とぐるになって、今は府中の弥勒町で女郎屋の主人におさまっている赤間の弱昧をっき、二百両を強請りとる。
-その帰りみち、二人は畜生塚で金を奪いあい、安蔵は傘をカセに、お富は出刃をかざして立ち廻り…。これ以上はネタバレになるのでぜひ、劇場へおいで下さい。

前進座公演は5月22日(土)まで国立劇場で行なわれています。
一等席9800円、二等席4000円、三等席2500円です。
前進座公演 0422-49-2811 http://www.zenshinza.com



国立劇場ははじめてでしたが、歌舞伎では口上と大向うが楽しみです。
口上は嵐広也改め七代目嵐芳三郎 襲名披露口上 ということで、与三郎役の七代目嵐芳三郎の襲名について、中村梅之助、藤川矢之輔、河原崎国太郎というテレビでもおなじみの俳優さんが口上を述べました。



歌舞伎では劇の雰囲気を盛り上げるために、大向うから声が掛かる。
不文律として以下に挙げられる決まりごとが言われることが多い。絶対的なものではないにせよ、これらも一種の観劇マナーと考えられる。

誰がやるか
決まりを守って声を掛けるならば、男性ならば誰がやってもよい。声を掛ける団体に所属する必要はない。
場所
劇場の後方に陣取る。「安いから」「天井に近く、声が天井に反射してとても通りやすいから」という理由である。反対に、桟敷席や1階席から声をかけるのはご法度とされる。他の見物の邪魔になるからである。前方の座席から声がかかると、後方の客はのけものになったような気になってしまう。
タイミング
狂言によってさまざまなポイントがあるが、「面張り(とくに揚幕)」「引っ込み」「見得(ツケが入る)」「幕切れの柝頭」にかけるのが一般的である。原則として舞台が無音のときに掛ける。
性別と声
男性が掛けるのが一般的である。女性が声を掛けてはいけない。
よく通る声やわかりやすい声がよい。掛け声だとはっきりわかる声で掛けなければならない。声の大きな独り言のようであってはならない。とされています。



役者への掛け声
役者に対して掛けるが、その掛けかたには以下の種類がある。
屋号、これが基本。そもそも歌舞伎役者は姓名ではなく屋号で呼びかけるのが礼儀(「市川さん」「團十郎さん」ではなく、「成田屋さん」と呼ぶ)。
前進座は「やまざき屋」の屋号の人が多いらしく、最後の場面で「やまざき屋」の傘が登場しました。
その他、役者の町名、異名、~代目などと声をかけることがあるそうです。今回は「七代目」という声がかかりました。
大向うはやってみたい気がしましたが、歌舞伎をたくさん見ていないとできませんね。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


のだめカンタービレ最終楽章

2010-05-05 23:18:02 | 文化・芸術・映画
クラッシック音楽をこれだけ庶民にわかりやすく、親しみ楽しくさせた映画はそうはないと思います。
昨日、川口アリオのムービックス川口で娘らと3人で「のだめカンタービレ最終楽章後編」を鑑賞して来ました。前編は先月末にテレビ放送したのでビデオに撮っておいて再度、鑑賞して行きました。



今回、後編を鑑賞するにあたって、4月末にテレビ放映された前編をみてから行きました。幸い今回の映画で演奏されるCDをのだめオーケストラが演奏し、CD4枚組みで販売するというのですが、家にあるCDをMP3プレイヤーに落として聞いています。



曲目はこんなところです。DISC1 千秋篇 (オーケストラ)
1.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92より 第1楽章
2.ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92より 第4楽章
3.デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
4. ラヴェル:「ボレロ」
5.J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052より 第1楽章
6.J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV1052より 第3楽章
7.チャイコフスキー:序曲「1812年」



DISC2 のだめ篇 (ピアノ)
1.モーツァルト:ピアノソナタ第11番イ長調K.331より 第3楽章「トルコ行進曲」
2.ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調作品58より 第1楽章
3.ドビュッシー:「映像」第1集より 「水に映る影」
4.ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調作品110より 第1楽章
5.ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調作品110より 第3楽章から
6.ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 より 第1楽章
7.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11 より 第1楽章
8.ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11 より 第3楽章から
9.ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」より 第2楽章 Adagio cantabile
10.モーツァルト: 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448/375a より 第1楽章
11.大島ミチル/松谷卓編:「もじゃもじゃ組曲」より第1曲「もじゃもじゃの森」から “のだめとヤドヴィ” ヴァージョン
12.フランス民謡:「アヴィニヨンの橋の上で」



DISC3 マルレオケと仲間たち篇 (室内楽、オーケストラ BGM楽曲)
1.モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調 K.314/285dより 第1楽章 ピアノ伴奏版
2.サラサーテ:「ツィゴイネルワイゼン」 ピアノ伴奏版
3.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104/B.191より 第1楽章から ピアノ伴奏版
4.ジョリヴェ:バソン協奏曲より 第1楽章 ピアノ伴奏版
5.ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77より 第3楽章
6.ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」より 第4楽章
7.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」より 第4楽章から
8.エルガー:「エニグマ」変奏曲より 第9変奏「ニムロッド」
9.マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 より 第4楽章(
10.チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」より 第4楽章から
11.ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルーより



このMP3を作成した後、全のだめファン待望の「のだめカンタービレ コンプリート ベスト 100」の発売が決まりました。
これなら営業妨害にならないでしょう。