名護城址公園に桜の花を見に行った時、展望台の上から眼下に広がる亜熱帯の林の中でポツンポツンと咲いているイジュの花を見つけました。
3階の展望所から階段を下りている途中に見つけ、2階のデッキから身を乗り出してデジカメをズームして撮った写真です。
私達にとってはようやく巡り会えた花です。
と言うのは、昔イジュの花から採れた蜂蜜を求めて道に迷いながら、やんばるの密林オーシッタイのお店を訪ねたことがあります。
その時は前年にイジュの花が少なかったとかで蜂蜜を手に入れる事は出来ませんでした。
それ以来イジュの花を見たいと言う思いは強く、古我知焼の窯元にもイジュの木があると聞いていましたが私達の滞在する季節とは違い初夏に咲くので花とは出会わせずにいました。
そんな、私達にとっては幻の花。イジュ。
名護城址での偶然の出会いでしたが、これも女房が「あれ、イジュじゃない?」と見つけました。
周りはヘゴの木が生い茂り、本土とはちょっと違う景観です。
今年は昨秋の台風と暖冬の影響でサクラもイジュも火焔木も個体差はあるようですが開花時期が狂っているとの現地の人のお話しでした。
それにしてもイジュの花が見られて良かった。
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