南斗屋のブログ

基本、月曜と木曜に更新します

弁護士会とは

2007年01月20日 | 未分類
 前回は、法テラスという国家予算で行われているところに電話をするとどの程度までの情報を得ることが出来るのかということについて話してきました(→こちら
 詳細は、前回までのブログをご覧いただくとして、結局、結論としては、法テラスでは弁護士を紹介してもらうことはできないということなんですね。

 そうなると、このブログ、どうやったら弁護士を紹介してもらうのかということをテーマにしていたんで、その点についてはまだ回答をだしていないことになってしまう。
 じゃ、どこが弁護士を紹介してくれるのだということがまだ疑問の方が多いんじゃないかと思いますので、一応の答えを出しておきますが、
 公的な機関としては弁護士を紹介してくれるのは、弁護士会であるということです。
 
 といっても、そもそも「弁護士会」なるものがいったい何なのかご存じでない方も多いと思います。

 お医者さんとの比較で説明してみます。
 「医師会」というのは、みなさんもお聞きになったことがあると思いますが、お医者さんの集まりです。
 ただ、全てのお医者さんが「医師会」に所属しているわけではありません。
 お医者さんは、「医師会」に入るかどうか、入会するかしないかは自由なんです。
 お医者さんが「医師会」に入らなくても、医師としては働ける、看板をかかげて治療をしていますから、来てくださいということは全く問題ないんです。
 こういう風に、その会に入るのか入らないのかは自由という場合、むつかしくいうと「任意加入団体」といったりします。
 
 これと反対なのが、「強制加入団体」です。
 これはその団体に入っていないと、その職業自体ができない、看板をかかげて仕事をしてはいけないんです。
 加入が強制されているという意味で、「強制加入団体」といいます。
 弁護士会は、この強制加入団体のひとつです。
 つまり、弁護士であったら、この弁護士会というのに入らないといけない、逆に言うと、弁護士会に入らないと弁護士という仕事はできない、そういう法律上の決まりになっております。




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